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東京寫眞帖

多摩川大橋と矢口の渡商店街

2018.01.07 14:20

新年の歩き初めはどこにしようか考えていて、ふいに多摩川を見たくなった。

自転車ではじめて多摩川大橋まで行って、緩く湾曲する多摩川を眼前にしたときの感動は忘れられない。

急にその気になったのはいいけれど、自転車で行くにはまだまだ寒く、交通量の多い第二京浜を走るのも怖かった。

ということで、電車で最寄りの矢口渡駅へ。


矢口渡駅。


矢口の渡商店街。

お囃子の音に引かれて近づいてみると、これからイベントがあるらしく、人が集まっている。自分もちょっと足を止める。

なにが始まるのかな… と思っていたら。


獅子舞!


こんな近くで見たのは初めてかも。

小さい子がお獅子を怖がって大泣きしているのも、ありがちな光景だけどほほえましい。

せっかくなので自分もお獅子に頭を噛んでもらって厄ばらい。


獅子舞のすぐ隣では餅つきも。

いいタイミングだったなあ… 

顔がついほころんでしまう。


振る舞われた甘酒をいただきながら商店街を歩く。

空を横切る飛行機雲。


商店街を抜けると、多摩川大橋まではすぐだった。

冬枯れの土手。

けれど川は相変わらず、吸い込まれそうなほどの青さ。しばらく橋のたもとにたたずんで、多摩川の流れを堪能する。


振り返ると、丹沢のむこう、薄水色の空にうっすらと、でもはっきりと富士山が見えた。

帰りはどこを歩こうか考えていなかったけれど、これで決まり。

左前方に見える富士山につられるようにして、多摩川沿いのサイクリングロードを延々と丸子橋まで歩いた。



青く澄んだ空と、流れゆく川と、遠い山並みと。

自分にはこのうえない新年のごちそうだった。