梅の収穫と梅しごと
6月に入ってから梅の収穫と発送で忙しくしています。
今の時期は田植え前で育苗や田んぼの準備や、梅やじゃがいもの収穫と販売(販売は終了しました。発送はしばらくお待ちください。)に加えて、庭でできる桑の実の収穫とジャム作りなど(これもまた書きます!)、色んなことが集中していて大忙し。
なんで全部この時期なの⁈って思ってしまうけど、それだけ豊かな季節なんですよね。
秋の豊かさと違って、この時期は色んなものが成長したり始まったり、生き生きした緑のような勢いがある気がします。
本当は、こうしてブログを書く余裕もないのですが、最近、ブログの梅しごと記事が読んで下さってる方が多いようなので、前の梅しごとをざっと見てみると、この通り作ってくれる人がいるなら申し訳ないなとなんだか思ってしまって。
みなさん、いろんな梅しごとのレシピを検索してる中のひとつだと思いますが、私も本やネットで見て、毎年ちょっと違うやり方で梅しごとをしたりしています。
今年は自分ち用のを作る余裕がなくて、ご注文下さってる方の青梅を収穫して、その時、はじかれたものを家で使う予定で置いてあります。
写真は収穫前のまだちょっと青すぎる時に撮ったものです。
今年は黒い斑点があるものが多いです。
無農薬の梅を作ってる梅農家の人に聞くと、無農薬では斑点は普通のことだと言われました。
うちも農薬だけではなく、肥料も除草剤も使わずに育てているので斑点が出てしまいます。
斑点があっても問題なく梅しごとに使えますが、あまりにも斑点が多かったり、そこから腐るような傷があるものなどは、出荷せず、自宅用にしています。
それが、たくさん出てきたので早く使わないとと思って、昨日、一部だけシロップに漬けました。
去年の記事では梅を凍らせてから漬けたと思いますが、今回は、傷があるものや熟してるものを漬けたので、凍らせずに漬けました。
梅酒や梅シロップは、冷凍してから漬ける方法や、梅に竹串でついて傷をつけて漬ける方法と、そのまま漬ける方法とあります。
漬け方と砂糖を氷砂糖にするのかきび砂糖や甜菜糖にするのかで、漬かるスピードと味が違うと思うのでお好みで試してください。
梅酒の場合はお酒の種類も色々ありますよね。
梅をご購入下さった方から、今年は日本酒とブランデーで漬けますとか、ホワイトラムで漬けますとか、メッセージいただいて、美味しそうだなぁと飲んでみたくなりました。
(気持ち悪くなるのでアルコール飲んでないけど、梅酒は好きなんです。)
昨日漬けたと梅シロップの話に戻って。
写真向かって右が熟していて、尚且つ傷みがあったもの。(この写真は一晩たって今朝の写真です。)
少し前にYouTubeで小田原で古くから続いている梅農家さんの梅しごとの動画を見たのですが、傷んでるところはカットして漬ければいいと言ってたので、やってみました。
写真左は青梅だけど、斑点が多かったり傷があるものです。
梅酒や梅シロップ、梅ジャムもそうですが、青くても黄色くても熟していても作れます。
青いほどすっきりした梅らしいものができると思います。
熟しているものの方が香りが豊かで甘さも出るようなのですが、桃に近い感じになるそうです。
今回ほど熟した梅で梅シロップを作ったことがないので、結果はまたブログに書きたいと思います。
今回の梅シロップは、青梅も熟し梅も、それぞれ500グラムで作りました。
作り方はどちらも同じで
梅500グラム
砂糖500グラム (今回は奄美大島のきび砂糖)
2リットル瓶
梅をよく洗い、なり口を竹串で取って水に1時間くらいつけてあくぬき。
傷んでるところをカットしてひとつひとつ水気をよく拭く。
瓶は煮沸消毒して水気を拭いて準備。
瓶に砂糖→梅を交互に入れる。
以上。
簡単ですよね。
でも、たくさんになると、それがなかなかできなくて。
500グラムで梅シロップって少ないですが、あとは梅を凍らせて、時期をずらしてシロップを作ります。
そうすると、長い期間、梅ジュースが飲めるので。
あとはジャムを作りますが、今、作る余裕がないので、今年は冷凍したのでジャムを作ってみようと思います。
それもまた書こうと思います。
青梅は、ご注文頂いてる方へ、2回に分けて収穫、発送しました。
梅の成長に合わせて順番にお送りしています。
既にご注文くださってる方へ、あともう一回収穫して発送する予定です。
それで青梅は終了となると思います。
次は熟した梅を収穫して梅干しにします。