運動を始める時に最も注意したい事
久喜で筋肉をつけて体を引き締めるパーソナルトレーニングジム
皆様こんにちは、フィットネストレーナー長江潤一郎です。
【怪我しない運動の始め方】
今日は運動の始め方について書きます。
運動を始めるにあたって最も注意したいのが怪我です。
長年運動をしていない人は特に怪我をしやすいです。
理由1
運動をしない体は筋力が次第に落ちていきます。筋力の低下は年齢に比例して落ちていきますが、運動をしていない人は顕著に落ちていきます。座る時間が長い人はさらに落ちます。
理由2
柔軟性も運動不足や年齢に比例して低下していきます。筋肉が伸び縮みしにくくなり、体が辛くなります。
理由3
関節の弱化。トレーナーをやっていての感覚なので証明された事実ではないのですが、筋トレを始めて最初は重い負荷を持つと関節が痛いな〜と思っていた場所も、筋トレをしていると重い負荷を扱っていける関節になっていきます。これは理由1・2で述べた筋力や柔軟性が関節の保護に大きく影響しているからだと考えています。
以上の理由から、長年運動していなくて筋肉が減って体が硬くなって座りっぱなしの生活をしている人は運動を始める時に注意が必要です。
筋トレを始める前の怪我予防
では、運動を始める時にどうすれば怪我の予防ができるか。
先ずはストレッチから
ストレッチから運動を始めるのがお勧めです。準備運動で行う短いストレッチのことではなく、10分〜20分のストレッチを定期的に行うストレッチのことです。
ダイエットしたい!だから運動したい!というのは分かるのですが、体が硬くなっている人は柔軟性を高める事から始めるのが最も安全です。
直ぐにダイエットの結果につながらないけれど、怪我をしてしまうと運動自体ができなくなってしまいます。ですので遠回りに感じるかもしれませんが先ずは体を柔らかくしてあげて下さい。その方が運動していて関節の痛みなく運動ができたりします。
次に日常生活から
日常生活の延長から運動量を増やして筋力や体力を高めることも安全な運動の始め方にお勧めです。例えば、エスカーレーターよりも階段を使う。車よりも自転車を使う。草むしりや洗車をする。体力を使う掃除をする、などなど。
ここからでも体力をつけていく事ができますし、日常生活の延長なので生活に取り入れやすい工夫かなと思います。
最後に軽い運動から取り組む
おすすめはラジオ体操です。
全身をくまなく使うラジオ体操は柔軟性の向上や筋力アップにピッタリです。
多くの人が学校でやった事があるので始めやすいというのもあります。
手軽そうなラジオ体操でも、テレビのお兄さんお姉さんのようにしっかりとラジオ体操をするとかなり疲れますので、体力の向上も期待できます。
筋トレを始めるタイミング
ここまでを一定期間やってから筋トレを始める事ができればある程度の怪我をしにくい状態で本格的な運動を始める事ができると思います。
体もやわらなくなり、筋力や体力も向上して、運動にも少し慣れている方が不安なく筋トレを始める事ができるかもしれません。
ただ、プロのアスリートでも、運動やスポーツで怪我をします。いくら体を鍛えていても、経験抱負でも怪我をするのですから、一般の人は特に怪我に注意して運動を始めていきましょう。