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大阪天満宮 0010

2010.01.24 15:00

お仕事で大阪に行ったついでに、お初天神にお詣りしたつもりです。

初天神梅花祭のイベントが行なわれていました。

このあと、吉本の芸人さんが登場するプログラムでしたが、

境内を散策して、10分たっても、舞台(拝殿)に現れなかったので、帰りました。

 

お初天神は、大阪の曾根崎という所の、露天神社(つゆのてんじんしゃ)のことで、

菅原道真公をお祀りしていますので、天神さんには違いありませんが、

天満という所の、大阪天満宮とは、別の神社だそうです。

わたしが行ったのは、大阪天満宮のほうでした。

 

     露天神社は、近松門左衛門の『曽根崎心中』のヒロインがお初さんだったので、

     お初天神と呼ばれています。

     お初さんは元禄13年(1703年)に、露天神社の境内で心中して亡くなりました。

     実話を描いた歌舞伎や人形浄瑠璃の脚本が、『曽根崎心中』です。

 

     ところが、お初天神とは別の、

     初天神という言葉も、全国の天神社で通用しています。

     菅原道真公の命日が25日ですので、毎月25日が天満宮の縁日ですが、

     1年の初めの、1月25日の縁日のことを、全国的に初天神と言います。

     お初さんが、天満屋というお店の遊女でしたので、一層ややこしくなります。

 

わたしは適度にバカでしたが、お仕事をさぼって大満足でした。

こんど大阪に行った時には、ぜひ曾根崎の露天神社を訪ねて、

お仕事の息抜きをしたいと思っています。

お初さんには申しわけありませんが。