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お雛様 0030 認知症状の進行

2010.02.12 15:00

立派なお雛様は、よその家に、たくさんあるので、

うちでは、段々になった派手なのを、床の間に、ひっそりと飾っています。

お庭から見えるんですよ。

 

お内裏様だけの、簡素な二人雛を、玄関に置いています。

わたしがお婆さまにもらったもので、

毎年立春になると、あの世からお出ましです。

 

2月10日のブライス人形と、どっちが素敵かしら。

 

性同一性障害と、統合失調症とは、たいへんよく似ていますが、

違うところも、たくさんあり、

脳や身体の器質に、原因となる病変が発見されないのに、

慢性的に常時、複合的な精神症状をきたして、

結果として、脳の器質が萎縮する精神障害って、

みんな、この二つの診断名に、挟まっちゃっています。

 

性同一性障害か統合失調症か、紛らわしい人ばかりなんです、精神障害って。

この二つの診断名の症状は、正反対であると言ってもいいんですよ。

 

両価性って、統合失調症の特徴の一つですが、

性同一性障害の症状は、両価性そのものです。

同じようであり、しかも正反対のようでもあるの。

男と女。

 

     自己同一性に障害のある人は、自分という同じ意識を維持できません。

     同じ一本の時間の上に、意識の内容を並べることが、できなくなります。

     客観的事実という概念を形成できなくなると、こうなります。

     幼児が客観的事実を知るようになるのと、

     自己同一性を形成するようになるのとは、ほぼ同じ時期です。

 

     経験的に知られる時間の前後の順番は、変更できませんが、

     嘘や間違いのように、経験していない空想では、

     自由に時間の順番を創作できるかのように、錯覚します。

 

     実際には、一本の時間の上に並べられた出来事の順番は、

     この世界の客観的事実が、そこに居合わせた多くの人の意識に、

     共通の情報をもたらす普遍性に由来しています。

 

     世界の出来事の普遍性を、人間の意識の側で捏造できないように、

     一本の時間の上に並べられた客観的事実の順番は、

     意識の中の事にように見えても、人間には勝手に変更できません。

 

     人間は、将来の事についてのみ、計画的に意志して行動することによって、

     世界の出来事の普遍性を獲得して、

     心の中の一本の時間の上の、客観的事実の順番を作り出すことができます。

 

     世界の客観的事実の普遍性や、

     一本の時間の上に並べられた客観的事実の順番などを、

     捏造したり変造したりするのは、嘘や間違いです。

     客観的事実に嘘や間違いがあれば、

     自己同一性にも嘘や間違いのあることが、少なくありません。

 

     統合失調症や性同一性障害などでは、客観的事実と自己同一性に、

     同じような嘘や間違いが起こります。

     精神の病気では、物語を創作するような仮定の条件が脱落して、

     空想的な創作が、嘘や間違いになります。

 

     統合失調症では、論理的な条件節を維持できなくなることが多く、

     認知障害と言われます。

 

     拒食症や性同一性障害や解離性同一性障害などでは、

     仮定の条件の記憶を意図的に封印しながら、

     意図的に封印したという記憶を封印します。

 

     最初に封印した記憶のシステムと、

     後で封印した記憶のシステムとは、別のシステムです。

     記憶には、幾つかの異なるシステムがあり、

     システムの違いを利用した一種の詐欺と言えます。

 

     統合失調症も、拒食症も性同一性障害も解離性同一性障害も、

     長期間患っていると、両方の症状を兼ね備えるようになり、

     同じ病気の、異なる変形であることがわかります。

 

統合失調症と性同一性障害には、中間のような症状があるだけでなく、

統合失調症や性同一性障害特有の症状を、一時的に我慢して、

一時的に健常を維持できる人が、たくさんいます。

アル中の人が、一時的ならお酒を飲まなくても、やって行けるようなもので、

その時には、一時的に健常な精神を発揮しています。

 

統合失調症や性同一性障害などでは、しばしば症状が進行しますので、

発病初期の症状と、数十年を経た後の症状とが、別人のように見えることが、ままあります。

 

糖尿病でも、合併症を含めて症状が進行しますので、

20才代に、自覚がないにもかかわらず、

検査によって糖尿病が発見された頃の、元気一杯の症状と、

合併症が進み、数十年後に目が見えなくなり、

歩けなくなり、血管がぼろぼろになった頃の、命の危険に曝された症状とは、

まるで別人のようです。

 

性同一性障害でも、数十年を経て、

統合失調症の同年齢の人と、同じような症状になる人や、

途中まで進行したにもかかわらず、途中で止まってしまった人や、

進行が遅く、さほど問題にならない人や、

進行せずに、反対に治癒してしまう人などがいて、

人それぞれに、千差万別の症状が現れます。

 

ホルモン療法を始めてから、10年ぐらいの間に、将来の進行を予想できれば、

性転換でなく、真当な治療法によって、良い結果を得られるかも知れません。

性同一性障害は、発症から10年を経過すると、

人それぞれの症状の違いに耐えられず、仲間内社会から離れて行く傾向があります。

 

10年間ぐらいは、特殊なオカルト風の医師や弁護士や学者や、

煽り立て専門のマスコミなどの宣伝した偽りの症状によって、

患者さんの訴える症状や、自覚する症状が、ステレオタイプに統一されていますので、

オウムのような仲間社会に、段々のお雛さまのようにたむろしているだけで、

比較的大人しいと言えます

その間は、あまり悪いことをしません。