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沼田のおぎょん 0054 精神分析 

2010.03.10 15:00

沼田のおぎょんと言われる沼田祇園祭の、天狗神輿です。

女性だけで担ぎます。

蚕(かいこ)すんだら沼田のまつり、連れて行くから辛抱おしよ、

と歌われたそうですが、

どこで、どういうふうに歌われたのか、知りません。

 

フロイトは、肛門期っていう発達段階を設けました。

前期は、8ヶ月~1才半ぐらいまでで、トイレトレーニングの前の、オムツの時代です。

後期は1才半~4才ぐらいで、トイレトレーニング(排便排尿の躾)の最中。

わたしは、満1才ちょうどに、オムツを使わなくなったそうです。

 

肛門期の前後に、離乳までの口唇期と、排便の躾が終わった後の男根期があります。

肛門性格ってあるのよ。

倹約、頑固、几帳面。

うんちはお金みたいなもんかしら。

 

わたしは、精神分析をしません。

日常生活をよく観察して、御本人や御家族とよく話すこと。

このほうが、お注射を打って、リラックスさせて、連想してもらって、

文学的に精神分析するよりも、うんと確かなことがわかります。

 

患者さんを、たくさん見ます。

1万人以上。

できるだけ子供の頃から、長期間ずっと観察します、家族ぐるみで。

老人になるまで、何十年って、お付き合いします、お友達のようにね。

 

患者さんの生活の場で、お付き合いができるようになれば、理想です。

離島や、過疎の村みたいに。

精神分析とは、ぜんぜん違うでしょう?

 

少しずつ、理想的になってきたかしら。

わたしが年を取ったせいですが。

産まれた時から知っている子の精神障害って、

精神分析と全然違うって、はっきりわかります。

 

     それでも、やっぱり、精神障害になる人には、

     乳幼児の頃から、その徴候が現れています。

     性同一性障害や拒食症などでは、

     排便排尿の躾に手こずった子が少なくありません。

     統合失調症では、哺乳や離乳の時に、

     すでにトラブルの生じていた子が多いみたい。

 

     御家族に精神障害者の多いことも、精神障害になる人の特徴です。

     同じ診断名ではありません。

     統合失調症の親御さんの子が、

     どれぐらいの割合で統合失調症になるかというだけでなく、

     すべての精神障害や、身体の病気や先天的な障害について、調べます。

 

     精神障害では、ごく一部の人だけが、強制的な治療を受けます。

     大部分の人は、任意の診療です。

     ほとんどの精神障害は、御本人の病識が乏しく、

     自分が、精神の病気に罹っていると思っていませんので、受診しません。

 

     病識というのは、病気の知識でなく、

     自分の、何が病気なのかを知っていて、それを治したいと思う気持ちのことです。

     精神障害では、自分の心は病気でないと確信していて、

     ちっとも治したいと思っていないのが普通です。

 

     統合失調症と、さまざまな診断名の精神障害との関係って、

     病院を受診した人の資料を見ていたのでは、わかりません。

     日常生活や家庭の様子を、親しく観察して、はじめてわかります。

 

性同一性障害って、診察室で聞き取って得られた病気の資料と、

実際の生活を観察して得られる資料とが、まったく異なります。

患者さんは、ミュンヒハウゼン症候群のように、

診察室で、本当のことを言っていません。

 

性同一性障害では、ステレオタイプの建前ばかりを、並べています。

御家族が来院する前に、家族で口裏を合わせています。

ヒステリーと言われる病気は、統合失調症も含めて、こんなものです。

統合失調症でも、患者さんが御家族に、

こう言えとか、言って欲しくないなどと、要求します。

御家族は、患者さんの症状が悪化しないように、

言うがままになることもあります。

 

ヒステリーの類の病気では、

まるで犯人と、銃を突きつけられた被害者との関係のように、

患者さんの要求する通りに、御家族が医師に、

家庭での症状を説明することが、ままあります。

 

医師の言うことを聞き入れるべきか、

患者さんの言うことを聞き入れるべきかは、

御家族が判断します。

医師の言う通りにして、治るようですと、医師の言うことを聞き入れます。

治らないようですと、患者さんの言うことを聞き入れたほうが、

家庭生活が円満に行くかも知れません。

 

ヒステリーの類の病気では、

患者さんは意図的に症状を出しながら、

意図的に出したという記憶が残りません。

統合失調症でも性同一性障害でも、

精神障害の症状は、ほとんどが自作自演ですが、

患者さんに、そんな記憶はまったく残りません。

 

自分の有利になるように、症状を出しますが、

どのように症状を出せば、有利になるのかの判断に、認知障害があります。

記憶に残らないという記憶障害も、認知障害の一種と言えます。

自分の都合の良いように、気持ちや行動を操作したつもりが、

意図に反して、都合の悪い結果になってしまい、精神障害と言われます。

 

意図的に気持ちや行動を操作したはずなのに、

思い通りの結果にならなかったことから、

自分の意志でないと否定して、

わざとしたという記憶が残りません。

自分以外の何かのせいで、こうなったと、御本人は確信します。

 

だから、精神障害と言われてしまいます。

統合失調症も性同一性障害も、まったく同じ仕組みです。

 

ヒステリーの類の病気では、御本人の思いも寄らない能力の不足があり、

将来を見積もる相場感覚を、大きく狂わせます。

性同一性障害でも、簡単に言いますと、

御本人が完パスなどと自惚れている時は、

ほとんど、身体的にも心理的にも、望みの性別社会にパスしていません。

御本人は、それに気づいていません。

 

こういうのを、認知の歪みと言います。

人格障害やヒステリーの原因になり、記憶障害や認知障害を招きます。

 

     一昨日の宮ヶ瀬ダムの、洪水吐きから、水の迸る様子を見て、

     わたしは、雄滝雌滝の不思議を思いました。

     洪水吐きって、洪水の時だけでなく、

     ダムから水を放流する施設を、洪水吐きと言います。

 

     宮ヶ瀬ダムの写真では、ダムの堤体に穴が開いていて、

     勢いよく、水が流れ出ています。

     わたしは、雌滝(めだき)でしょうねって、思いました。

     女性のおしっこのようなものですから。

 

     すると雄滝(おだき)って、どんなものかしら。

     ちんちんのある滝って、想像できます?

     そこで、写真検索に及びましたが、

     ちんちんの付いてる滝なんて、あるわけが、ありません。

     どうして雄滝なの?

 

     滝は、みんな雌滝と思います。

     ダムだって、そうです。

     宮ヶ瀬ダムの放流も、すごく女性的です。

     男のものに、虹の懸かるほどの美しさが、あるのでしょうか。

 

     肛門期のあとは、男根期(4~6才)と言い、

     おちんちんのあるなしと、父親や母親との関係とが、重なります。

     男根期は、エディプス期とも言い、

     エディプスコンプレクスと言うのを、聞いたことがあると思います。

 

     古代ギリシャの悲劇詩人ソフォクレスの、

     『オイディプス王』という戯曲は、

     王が、知らず知らずのうちに、

     過去に父を殺し、母と姦淫していた事実を知る物語です。

     女の子では、エレクトラコンプレクスというのが起こると言います。