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焼き鳥 195 痴呆

2010.08.11 15:00

立ち食いの、焼き鳥屋さん。

 

 

発達障害って、知能の低い人や、動作の協調しない人なら、

わりと、客観的な検査に、現れますので、

健常な人には、検査をしなくても、わかると思います。

 

知能も動作も、正常なのに、発達障害って子の中に、いちばん多いのは、

集団行動ができずに、道徳規範を守れなかったり、

他人との日常会話が、ぎこちなく、どもりそうで、どもらず、

チックはあるけれど、トゥーレットと言うほどでもなく、

みんなの真似ができずに、なぜ、できないかを説明もできずに、

孤立して、自閉して、引きこもりやすく、

社会の端っこのほうに、吹き溜まって行く子たちです。

 

知能も学力も、正常ですので、頭が良ければ、

一人で引きこもって、お勉強して、お医者さんになる子や、

大学院まで行ったのに、就職できない子や、

お勉強が、嫌いでしたら、落ちこぼれて、中途退学して、

定職もなく、歓楽街の片隅の、場末の酒場にたむろして、

社会の底辺で生きる子などが、少なくありません。

 

ノーベル賞の江崎玲於奈って人は、

どもりのようで、どもりでないような話し方で、

GIDに、よくある感じです。

また、トゥーレットと言うほどでないだけでなく、

大人になって、かえって、チックの目立つ人も、

GIDに少なくありません。

ベタ足とかもね。

 

お医者さんも、歓楽街も、刑務所も、社会の端っこですけれど、

性転換が流行して、精神科の病棟という端っこが、

もう一つ加わっただけです。

ノーベル賞が、異端かは、知りません。

 

思春期以後、だいたい、変人の、人格障害みたいになりますけれど、

嫌々ながら、かたぎの社会に、適応しようとすると、

鬱病や統合失調症などの、いわゆる精神病になるかも知れません。

 

最近は、いいお薬が出ていますので、

統合失調症も鬱病も癲癇も、その他の精神疾患も、

根本的に違う病気のように、区別する必要はないと思います。

お薬の分類で言うなら、

抗精神病薬も、抗鬱剤も、抗癲癇薬も、抗不安剤も、

みんな、一緒くたに使っている人が、結構います。

多剤併用では、十種類ぐらいになったりね。

 

患者さんが、診察室で訴える症状と、

日常生活の観察から、わかる症状とは、全然違います。

入院中と、退院後でも、全然違います。

診察室で、患者さんの訴える症状と、入院病棟で、観察した症状だけで、

お薬を組み合わせるのは、当てずっぽうに近いのですけれど、

若いお医者さんは、お薬の組み合わせに、自信があるみたい。

架空の症状に、お薬を出すようなものなのに。

 

患者さんの言う通りを、信じていると、

GIDっていう診断名や、性転換っていう治療法も、あり得るかもね。

患者さんが得をする場合も、損をする場合もありますので、

一概に、善悪は論じられません。

 

精神科の患者さんって、調子がいいって、お医者さんに言うときは、

調子が悪いかも。

お医者さんに、いろいろ詳しく、症状を訴える時は、調子がいいみたい。

言葉よりも、表情や服装や動作のほうが、あてになるぐらいですけれど、

異常ないって、御本人が言えば、

こちらから質問して、受け答えが円滑かを、瀬踏みします。

症状が悪くなると、紋切り型の問答無用になって、

雑談や冗談に、応じられなくなります。

昨日の晩ご飯も、今日の朝ご飯も、言えなくて、

食べてないのか、覚えてないのか、自分でわからなかったり。

 

精神の病気の患者さんって、表情や動作が、ぎこちなくなります。

GIDの患者さんも、その一種で、

演技して、わざとらしかったり、能面のようだったり。

FtMには、素人芝居みたいな人が多く、MtFは、お人形さんね。

解離性同一性障害の子なんか、演技ばっかりですけれど、

御本人は、嘘偽りのない正直な自分と、思っています。

 

患者さんと、宿泊施設なんかに、半年間ぐらい、

一緒に住み込んで、日常生活を共にすると、よくわかります。

御家族との連絡を、絶やさないように、

受診日に、連絡用の書面を、持参してもらうと、

家庭での様子が、簡単にわかりますけれど、

告げ口をされるみたいで、患者さんが嫌います。

 

精神科の患者さんって、変化にすごく弱い人が、少なくありません。

受診しない人でも、

乳幼児期に発達障害の認められた人は、その傾向があります。

女性では、健常な性周期の、性ホルモン量の変化や、

更年期に耐えられなかったり、

男性では、射精するときの、ジェットコースターのような、

気持ちの変化に、耐えられなかったり、

オナニーをすると、ニキビが出て、露出症になったり。

 

お薬にも耐えられなくて、副作用が出やすく、

お酒が入ると、すぐに記憶が変になります。

性ホルモン剤の副作用も、覿面に精神に出ます。

 

こんなの、ずーっと観察していると、

他人の目には、変化に適応できずに、

制御が不能になるって、わかりますけれど、

御本人は、自覚していませんから、精神科を受診しません。

悪いことをすれば、許してもらえずに、刑務所に行くのは、

精神科を受診しても、同じですけれど。

薬漬けも、性転換の自傷も、避けるのがいいみたい。

素敵な人に出会えれば、治るのに、

GIDの人は、異性を信じずに、自分で演じます。

 

GIDの患者さんには、ホルモン療法やSRS(性転換手術)などを、

病気の治療でなく、美容医療のように、

生き方や趣味などを、補助するものと、主張する人もいます。

美容外科の先生の中には、精神外科を自認する人もいるように、

健常なのに、美容手術を受ける人って、

他人の目から見れば、精神障害って、わかるみたい。

 

美容手術を繰り返す人は、ここだけの話ですけれど、

かなりはっきりと、精神障害と言えます。

芸能人にも、なんとか園子っていう人や、

なんとかジャクソンっていう歌手がいましたけれど、

GID(性同一性障害)と、どんぐりの背比べでした。

 

美容手術が趣味って人、多いと思います。

将来、御両親や兄弟姉妹を失い、

近親の身寄りが、いなくなることも、ありそうでしたら、

肌身離さずに持っているお守りなんかに、

病歴を書いた紙片を、入れて置いたほうがいいかも。

 

     GIDは、65才時点で、すでに5%ぐらいが、痴呆です。

     一般の人は、1%ぐらい。

     65才以上の全員では、GIDは、25%ぐらいが痴呆。

     一般の人は、8%ぐらいです。

     GIDの痴呆の特徴は、

     脳血管障害や、アルツハイマーなどによるもののほかに、

     統合失調症の認知障害と、よく似たタイプの痴呆が、

     多いことです。

 

     統合失調症による認知障害や、発達障害の知的障害などは、

     一般に、認知症に含まれません。

     ここでは、統合失調症やGIDなどの、

     原因となる器質的な病変のない認知障害と、

     脳血管障害やアルツハイマーなどの、

     器質的な病変によって起こる認知障害との、

     両方を合わせて、GIDの痴呆としています。

     発達障害の知的障害によるものは、GIDにないはずです。

 

     分類って厄介で、発達障害にしても、先天的なものを言い、

     生後の成育環境によるものは、発達障害でないと、

     定義する人もいます。

     器質的な原因が、はっきりしていれば、

     そっちのほうの、診断名がつきますので、

     だいたいは、原因となる器質的病変の、不明なことが多く、

     脳の機能の障害として、

     主に乳幼児期の、能力の発達の、不足を言います。

     必ずしも、先天的とは、限りません。

 

     発達障害は、生物学的要因によるとして、

     躾や家庭環境によるものなどを、除外する人もいますけれど、

     胎児期の母胎環境を、生物学的要因として、

     生後の家庭環境を、生物学的要因でないとする理由は、

     曖昧です。

 

     乳幼児期の家庭環境や、躾などは、

     胎児期の成育環境と同じぐらいに、

     精神や脳の発達に、不可逆的に影響することが、

     少なくありません。

     脳は3才頃まで、神経細胞が増殖して、

     器質を形成しますので、

     その頃の、家庭環境や躾などは、

     生まれる前の、子宮内の成育環境と、

     よく似た意味を持ちます。

 

     御家族の精神的負担を軽くするために、

     医師は、発達障害を、躾や家庭環境によらずに、

     生物学的要因によると、言ったりしますが、

     統合失調症の、患者さんのお母さんに、

     統合失調症は、躾によるものでないと、言ってあげるのと、

     似たような人情です。

     変更不能なら、今さら、お母さんや御本人を責めても、

     治療の妨げになるだけです。

 

     実際は、発達障害でも、

     躾や、家庭環境が、発症に大きく影響します。

     変化に適応する能力が低く、ストレスに弱い脳の機能と、

     実生活の、ストレスの存在が、原因になります。

     脳の、不可逆的な機能の形成も、

     ストレスの多い家庭環境によるかも知れません。

 

     乳幼児期に、体の病気があれば、病気の治療もあります。

     体の病気と、病気の治療の、両方に適応するように、

     脳が発達します。

     健康な状態にも、治療のない状態にも、

     どちらにも、適応できなくなるかも、知れません。

 

     毎日、走り続けていると、走ることに、適応しますが、

     じっとしていることに、適応できなくなります。

     毎日、じっとしていると、

     じっとしていることには、適応しますが、

     走ることには、適応できなくなります。

     似たようなことが、

     脳の器質の、形成される乳幼児期に起こると、

     脳の機能が、変更不能になることもあります。

 

     様々な状況に対応して、できるだけ幅広い許容範囲と、

     自在に融通を利かせる適応力を、獲得するには、

     人生に予想される様々な生活条件のうちの、

     真ん中ぐらいの、最も多用する生活環境の中で、

     乳幼児の脳の、器質や機能を形成するのが、最も合理的です。

     それぞれの能力には、学習に最適の、年齢がありますので、

     器質が形成された後の、経験によって得られる能力を、

     3才未満に訓練しても、徒労に終わるかも知れません。

 

     GIDや鬱病や解離性障害なども、

     躾が原因でないと、言えませんけれど、

     今となっては、変更不能なら、

     今さら、御両親や御本人を責めるのは、酷です。

     遠回りでも、適応できる方法を、考えなければならず、

     変更不能な能力の不足を、特定しなければなりません。

     多くは、性別のことでありません。

 

     脳血管障害や、アルツハイマーなどによる認知症は、

     脳の、器質的な原因によりますが、

     器質的な原因のない統合失調症にも、

     さほど変わらない精神症状が、現れます。

 

     統合失調症やGIDなどでは、

     いったん、健常と言えるほどの能力まで、

     発達していたにも関わらず、

     おもに思春期以後に、能力が低下して、

     さまざまな精神症状をきたします。

     発達障害では、低い能力しか、発達していません。

 

     脳血管障害やアルツハイマーなどの、認知症では、

     器質的な病変と、知能の低下と、

     統合失調症にそっくりの、さまざまな精神症状が現れます。

 

     統合失調症では、脳の、使用されない領域の、

     廃用性の萎縮が、認められます。

     ほとんどは、御本人が使用を拒否した機能に応じた萎縮です。

 

     発達障害でも、最初から、知能などの能力不足や、

     さまざまな精神症状が、認められるだけでなく、

     脳の、廃用性の萎縮も、認められます。

 

     GIDに多い幼児期や学童期の、

     人との会話の、ぎこちない応答や、

     集団行動の困難や、自閉傾向や、

     チックや、どもりや、べた足や、

     思春期以後の、人格障害様やヒステリー様の精神障害なども、

     脳の機能の、軽い発達不足や、

     発達後の、能力の低下などの現れです。

     進行性の低下が、ひどくなれば、

     知能検査によって測定可能な、知能の低下になります。

 

     基本的には、脳血管障害やアルツハイマーによる痴呆と、

     同じ精神症状をきたしますが、少々の廃用性の萎縮を除いて、

     脳の器質の破壊を、招くことはありません。

 

     GIDに痴呆が多いのは、ただの人格障害でなく、

     性的快感にしがみついて、

     色ボケを手放そうとしないからと、思いますけれど…

     ヒステリーってことですけれど、

     知能や動作が正常なのに、軽い発達障害があって、

     みんなと同じことのできない子は、

     恥も外聞もなく、性欲をむさぼり易い気がします。

 

     わたしが、20年ほど前に手掛けた12才頃の、思春期の、

     軽症の発達障害の子の、ほとんどに、

     性欲を自制する能力が、著しく低い特徴がありましたので、

     異性装を覚えれば、

     手術をしていないのに、男の子が女風呂に入ったり、

     女の子が、乳房を自傷するぐらいに、

     自分のことを、異性と思い込むことが、

     充分に、ありそうでした。

 

     みんなの真似ができずに、自閉して、

     オナニーを経由する道筋でなくても、

     みんなの真似ができないことが、

     性欲を自制する社会性の未発達と、類似の意味ですので、

     異性に対する性欲から、直接に、

     自分は異性であると、全身で表現して、

     GIDになる可能性があります。

     

     隠れてオナニーをするようには、

     恥や外聞を、気にしないかも知れません。

     性器だけをいじくって、気持ちよくなるようには、

     要点だけを、狡賢く習得しないかも知れません。

     自分は異性であると、いきなりGIDを実行するのが、

     オナニーの、正直な理解の仕方です。

     広範性発達障害のように、生殖や社会性の意味を、

     理解できない自我障害の特徴が現れると、

     まともに、GIDになります。

 

     GIDの半数は、治癒しますので、

     治癒した人は、GIDとせずに、

     痴呆になる人の比率を、割り出します。

     長谷川式の簡易検査を、口頭で使用します。