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虎の門 203 江戸城と沢登り

2010.08.19 15:00

江戸城の、虎の門です。

外堀に、面していました。

現在の、外堀通りね。

虎は、寅の方角だから、お城の南門ってことかしら。

それとも、虎口(こぐち)の、虎?

 

平凡社の「鹿鳴館秘蔵写真帖」の、明治時代の写真を、

ウィキペディアが引用して、わたしが無断転載しました。

 

江戸城の外堀って、神田川のうちの、

JR中央線が並行して走っている所も、そうですけれど、

中央線の飯田橋から、南西のほうへ、

牛込、市ヶ谷って所に、外堀が残っています。

市ヶ谷見附(いちがやみつけ)の、北西側が、防衛省です。

三島由紀夫って人が、総監室のバルコニーから、演説して、

自分のお腹を、刀で刺して、首を切り取ってもらった所。

 

見附って、江戸城の外郭の、櫓(やぐら)と門のある所です。

近世のお城って、日本の何処でも、似たような構造ですから、

櫓や門や、櫓門(やぐらもん)などが、かならずあるはずです。

お城の門や堀を、見張るための、

望楼(ぼうろう)みたいな建物が、櫓です。

 

たいてい、お堀の橋を渡ると、門がありますけれど、

門が二重になっています。

敵が、門を破って、城内に入っても、小さな広場があるだけで、

石垣に囲まれた広場の向こうに、もう一つ、門があります。

その門を破ろうとして、広場に溜まっていると、

石垣の上から、鉄砲で撃ち殺される仕組みになっています。

 

枡形(ますがた)と言い、見附の櫓や門は、その部分品です。

大砲のない時代は、近世のお城って、籠城するためのものでしたから、

敵は、何カ月も、お城を取り囲みます。

お城の中には、食料も井戸もありますから、1年ぐらいは、大丈夫。

井戸水を涸らすために、穴を掘ったり、

堀の水を抜いて、攻めたりしましたけれど、そんなことでは、なかなか。

 

攻めるほうも、食料が足りなくなりますし、

農作業の季節になると、帰らなければなりません。

そのうちに、和議になりました。

 

大砲ができると、一発ですけれど、

昔の大砲って、鉄の塊りを、飛ばしただけですから、

あんまり、恐くありません。

火のついた矢を飛ばすのが、一番、安上がりと思いますけれど、

お城って、漆喰(しっくい)で塗り固めていますから、

なかなか燃えません。

 

お堀は、土を掘って、積み上げて、堤にしますけれど、

堤には、桜並木が、全国共通かしら。

市ヶ谷から、四ッ谷にかけての、

番町(ばんちょう)あたりに、よく残っています。

わたしは、若い頃に、五番町って所に、住んでいました。

叔母さんがいたので、居候していましたけれど、

江戸時代に皿屋敷があったので、

お菊さんっていう幽霊が出て、クーラーが要りませんでした。

 

四ッ谷のあたりは、今は外濠公園になっていますけれど、

名前からして、お堀の跡って、誰でもわかります。

上智大学の真田堀グランドも、江戸時代の真田さんが、

土を掘って、お堀と土手を、作りました。

西国大名は、石垣と櫓を受け持ち、

東国大名は、堀と堤を普請したそうです。

 

東京都から、上智大学が、土地を借りていますけれど、

法外に、お安い使用料でしたら、わたしも、学校法人を作りたい。

親戚の人を、先生に雇って、

お勉強の嫌いな子を、ハーバード大学みたいに、入学させるの。

儲かったら、親戚の人に、高いお給料を出してあげます。

 

赤坂見附あたりにも、外堀が残っていますけれど、

赤坂の溜池山王も、

溜め池を、江戸城の外堀に使った名残(なごり)です。

虎ノ門も、外堀の内側の、門の一つですけれど、

御成門(おなりもん)ってのは、

芝増上寺の御成門に、由来していますので、

江戸城の門とは、違うみたい。

 

江戸城の外堀に添って、道路の名前として、外堀通りが残っています。

新橋から、東北のほうに、数寄屋橋、鍛冶橋と、昔の門のあった所で、

呉服橋で日本橋川と合流して、江戸城を、ぐるっと取り囲みます。

日本橋川って、JR水道橋駅の西側で、神田川から分岐して、

隅田川に合流して、東京湾に出る川です。

 

日本橋川も、江戸城の外堀と言うか、中堀と言うか、

そんな感じでしたので、

日本橋川の橋を渡れば、江戸城に通じる門がありました。

一橋門とか、神田橋門とか、常盤橋門とかね。

江戸城の外堀って、神田川を外堀とせずに、日本橋川を外堀とすると、

千代田区の、日本橋川より南西部の外郭が、そのまま外堀の位置です。

 

     JR中央線の、飯田橋駅の南西に、牛込橋ってありますけれど、

     外堀に懸かる橋で、

     ここにも、牛込見附っていう櫓と門がありました。

     牛込橋って、中央線と外堀の上を、渡りますけれど、

     外堀の外側を、神楽坂と言って、

     お堀ばたに、東京理科大学があります。

 

     ここの、ワンダーフォーゲル部の、学生さんが、3人、

     北海道の、日高山脈の川で、亡くなりました。

     沢登りをしていて、雨に流されたの。

     リーダーの1人だけ、真っ暗闇の岩にしがみついて、

     助かりました。

 

     その人の言うには、平坦な場所がなかったので、

     河原に、テントを張りました。

     寝ている間に、増水するかも知れないので、

     靴を履いたまま、寝たそうです。

     テントの外の、川の流れる音が、激しくなって来たと、

     思った途端に、流されたそうです。

 

     だれが、河原にテントを張ろうと、言い出したのか、

     知りませんけれど、

     助かったリーダーは、検証するまで、何とも言えないと、

     マスコミに対して、黙秘しました。

     最終的には、リーダーの責任ですから、

     23才の年齢からして、

     もしかしたら、遺族から、損害賠償を請求されます。

 

     河原にテントを張るって、無茶ですよ。

     平坦地がなかったから、仕方なく河原に張ったと言うのが、

     矛盾していません?

 

     河岸段丘なら、よく河原にキャンプ場がありますけれど、

     河原と言っても、段丘になっていましたら、大丈夫かも。

     沢登りをする源流域の河原に、テントを張るって、

     なんとなく、損害賠償で、揉めそうな…

 

     現場の写真を見ると、両側の斜面が、樹林ですので、

     たとえ急斜面でも、わたしなら、木にロープを張って、

     ハンモックにして、雨具を被って寝ます。

     一番いいのは、30分や1時間ぐらい、戻って、

     高巻きして、テントの張れる場所を探します。

 

     沢登りは、河原を歩きますけれど、

     水量や滝に、行く手を遮られて、どうしても、進めない時は、

     岸辺の樹林に上がって、薮(やぶ)を漕ぎます。

     巻くって言うの。

     上のほうまで、斜面を高く登って、迂回するときは、

     高巻きって言います。

     

     道のない樹林を、掻き分けて行くのを、

     薮漕ぎって言いますけれど、

     薮を漕ぐのは、しんどいので、

     巻き道のある所まで、1時間や2時間は、

     しょっちゅう、後戻りした経験があります。

     

     登山のガイドブックに載っているような、

     有名な沢登りのコースでしたら、

     難所には、たいてい、巻き道ができています。

     難所にさしかかる30分ぐらい前から、

     河原を離れて、巻き道に入ったりします。

     

     雨上がりの激流なんか、通過できませんので、

     巻き道のある所まで、戻ります。

     

沢登りだけでなく、登山って、わたしの感覚では、

頂上に登るよりも、あたりの景色や、お花や、雲や鳥や、昆虫や、

岩や地質や、お魚を見ながら、

みんなで、ぺちゃくちゃ、お話をして、テントを張って、

歌いながら御飯を炊いて、笑いながら食べるのが、楽しみですから、

なんで、暇のある大学生が、河原にテントを張って、雨に流されるのか、

考え込んでしまいます。

 

性転換も、そうなんですよ。

頂上を目指して、何をするのかしら。

人生って、頂上をきわめたら、それで、お終いなの?

お話しながら、歩いて、楽しんで、生活するのが、人生でしょう?

子供を育て、どんぐりを拾って、灰汁抜きして、

食べて、歌って、暮らします。

あー、働くの、忘れた。

 

新興宗教では、階級があるんです。

オウムも、そうでしたけれど、あとは言いませんね。

出家している人には、大手の宗教でも、階級がありますけれど、

新興宗教では、在家の信者さんにも、宗派によって、階級があります。

序列があるから、みんな一生懸命、上になろうと、競争します。

これが、新興宗派の興隆する理由だって、

宗教学者の人が言っていました。

 

人生って、頂上に登るのでないと、思うけれど、

GIDの人には、今まで、何をやっても、うまく行かなかったのに、

異性装をすると、みんなに、よく似合うと褒められた、と言う人が、

少なくありません。

異性装のオナニー感覚で、うっとりして、

褒められて、また、うっとりして。

褒めてもらわなければ、生きて行けない人には、最適の人生かも。

頂上に登って、遭難するの。

 

ヒステリーの人って、顔や体の形を、褒めてもらうのが、好きです。

努力しなくても、自然の産物ですから、

これで褒められれば、楽チンです。

男の子でしたら、思春期に顔が変わるので、思春期以後かしら。

女の子は、ほとんど変わりませんから、

子供の頃に、もう美女は美女になっています。

 

カール・ルイスって、ノーベル賞だったか、オリンピックだったか、

100mを走る人がいましたけれど、

2週間にいっぺんぐらいしか、練習しませんでした。

真面目に走ると、疲れるから、

普段は、サッカーをしたり、縄跳びをしたりして、遊んでいるんだって。

100mも、遊びの一種と思いますけれど。

 

千代の富士っていうお相撲さんは、入門した時から、

何もしないのに、ものすごい力持ちでした。

筋肉って、100mやお相撲みたいな、瞬発力なんか、

ほとんど生まれつきの素質かしら。

 

持久力用の筋細胞と、瞬発力用の筋細胞とは、種類が違い、

比率も、生まれつきに、決まっているそうです。

瞬発力を発揮する筋肉が、生まれつきに多い人は、

子供の頃から、日常生活が、

跳び上がったり、蹴ったり殴ったり、重いものを持ち上げたりしないと、

怠くて仕方ないって感じなの。

普段の生活が、知らず知らずのうちに、トレーニングになっています。

 

体のどこに、脂肪が付くかって、生まれつきに、男と女で決まっていて、

女がテストステロンを使っても、

やっぱり、ぽちゃっとした子供っぽい顔に、変わりがないように、

持久筋と瞬発筋の比率も、生まれつきに決まっているみたいなの。

 

昔の足踏みミシンを、ボート部の男子学生に、漕いでもらうと、

20人ぐらい全員が、1時間以内に、

ふくらはぎが痙攣して、吊り上がりました。

一人残らずね。

スポーツをしていない普通の女子学生に、同じテストをしても、

だれ一人として、痙攣しませんでした。

平然としているの。

 

大きい負荷での、瞬発力に向いている筋肉と、

小さい負荷での、持久力に向いている筋肉とでは、全然違うでしょう?

人間の体の中で、一番大きな力の出る筋肉って、子宮の筋肉だそうです。

今から、55年ぐらい前の、ライフっていうアメリカの雑誌に、

載っていましたけれど、

子宮の力って、どういうふうにして、測ったのかしら。

 

顔かたちが、自慢の子って、

何もしなくても、褒められて、育っていますから、

嫌な事を辛抱できずに、ものの役に立ちません。

芸能人でもなければ、大人になって、顔かたちを褒められるのは、

馬鹿にされているようなものだって、そのうちに気づきます。

わたしも、早くから気づきました。

すみません。

顔かたちは、褒められるけれど、大切な情報は入って来ない。

あれは、別って感じで、

集団の意志を決める場では、のけ者にされて、飾り者の人生。

そういう人が、GIDになるのかしら。

 

違います。

わたしは、ならなかったもの。

そうでない人が、顔かたちに、誑(たぶら)かされて、

GIDになるみたいなの。

今までは、

いくら頑張っても、顔かたちを褒めてもらえる人生と、無縁だった人が、

男と女を入れ替えると、

突然、黙っているだけで、顔かたちを、褒めてもらえて、

とても楽チンで、あほな人生になります。

これが、救いようもなく、病みつきになるみたい。

 

顔かたちで、沢登りが、できますか。

そんなの、褒めてもらっても、鉄砲水に流されれば、

元の木阿弥になると、思いますけれど。

顔かたちで、頂上を目指して、何をするの?

人生って、そんなのでないと、思うけれど。

 

河床にテントを張るなんて、経験が足りません。

顔が良くても、悪くても、今も昔も、流されてしまうのに、

それでも、人の言うことを、聞き入れません。

ましてや、GIDなんか…

何十年も前に、わかり切っていることなのに、

なんで今さら、性転換を復活したのかしら。

 

学者さんが実験して、研究して、計測して、論文を書かんでも、

B29が飛んできて、いっぱい爆弾を落として、

町が焼けて、人が死んで、原爆が落ちて、日本は負けたのに。

昔から、オカマもいたし、性転換もあったし、

子供のころから、GIDなんか、嫌と言うほど見てきたのに。

川床に、テントを張っては、いけません。

戦争をしろなんて、言ってはいけません。

欧米の真似をしなくても、いいの。

日本だけ、特別でよろしい。