Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

帯坂 211 性的快感

2010.08.27 15:00

帯坂って、東京都千代田区九段南と、五番町の、境界の道ですけれど、

青山播磨守主膳って人の、お屋敷があったと、言われています。

江戸時代の、「番町皿屋敷」っていう講談の、お話です。

 

お菊さんが、お皿を割ってしまったので、主膳さんに叱られて、

中指を、切り落とされました。

縄でぐるぐる巻きにされて、監禁されていましたけれど、

お部屋を抜け出して、お屋敷の井戸に、身投げしました。

 

夜になると、井戸の中から、一枚、二枚って、

お皿を数えるお菊さんの、声が聞こえてきます。

 

お屋敷の前の帯坂を、髪を振り乱したお菊さんが、

帯を引きずって、走るそうです。

市ヶ谷見附から、外濠の内側に入った所の、

切り通しの坂道で、貧乏な旗本の屋敷が、たくさんありました。

 

JR中央線市ヶ谷の駅前の、日本棋院のある道が帯坂で、

わたしは、中華学校に近いほうでしたけれど、

青春時代に、五番町の叔母さんの家で、暮らしていました。

 

お菊さんの幽霊の出そうな感じって、懐かしくて、涙がこぼれます。

市ヶ谷の自衛隊で、三島さんが切腹をして、首を切りましたけれど、

昔は、五番町にも、住宅がたくさんありました。

帯坂は、市ヶ谷の駅前ですので、

 

情けないことですけれど、

GID(性同一性障害)の人の、目を盗んで書いているような感じなの。

発達障害や、統合失調症やうつ病などの人と、同じ配慮が必要です。

赤ちゃんが眠っているうちに、そーっと、買物に出て、

思春期の子供に、見つからないように、

秘め事を楽しむ感じで、このブログを書いています。

 

GIDって、性転換で括って、ひとつの診断名にしているだけでから、

どのような心の事情から、性転換を思い詰めたかは、人それぞれです。

体の事情も、見ての通り、人によって大きく違います。

 

心が異性という思い込みも、一部のGIDにしか、当て填りません。

大部分のGIDは、異性として暮らした経験がなく、

異性の体に、ちっとも似ていないのに、GIDを発症します。

生殖拒否を、正当化したいだけです。

 

異性に対する性欲を、異性装や同性愛に転嫁していますが、

もともと、人間の性的快感は、オナニーの気持ち良さを、

知的に、異性愛や、同性愛や、異性装などに、転換したものです。

知的にと言うのを、いやらしくエッチな気持ちで、と言っても、

意味は同じです。

 

性的快感は、擦れば気持ち良くなる仕組みを、利用して、

オナニーのように、手で擦るだけでなく、

他人の肉体や、物体や、液体の流れなどを使って、擦っても、

同じと知ります。

 

擦るときに、何かを想像すれば、

実際に擦らなくても、

想像しただけで、気持ち良くなる条件反射ができます。

何を想像しようが、心の中は自由です。

 

実際に擦りながら、心に何かを想像して、条件反射を呼び出せば、

より強い快感を、獲得できます。

多くの人は、実際に他人の体を使って、擦りながら、

心に、何かを想像することによって、

事実と、心とを、一致させます。

 

一致と言うのは、変な言い方ですが、

脳味噌の中の、机のイメージと、

脳味噌の外側の、実際の机という物体は、同じはずがありません。

それでも、わたしたちは、イメージと物体とを、同じと定義します。

一致させる、あるいは、協調させると言っても、構いません。

 

実際に、同性の他人の体を使って擦りながら、

たとえば、心に、青空を思い浮かべることによって、

同性の体と、青空のイメージとを、一致させて、強力に快適になります。

同性と青空のイメージを協調させて、気持ち良くなるとも言えます。

 

発達障害では、知的障害や、集団行動のできない自閉傾向などのほかに、

体の各部分の動作と、知的機能と、他人とのコミュニケーションとを、

協調させる能力が、発達不十分になります。

 

    性的快感は、性器を擦れば気持ちよくなる反射だけでなく、

    お母さんの乳首を吸えば、

    唇や口の中の粘膜を経由して、気持ちよくなる反射や、

    排便排尿などの、尿道や肛門などの粘膜を刺激すると、

    気持ちよくなる反射や、

    抱き締められると、気持ちよくなる反射などが、あります。

 

    さらに、食べたり飲んだりすると、気持ちよくなる反射や、

    眠ると気持ちよくなる反射など、

    人間には、様々な種類の、

    生まれつきに、気持ちよくなる反射があります。 

 

    生殖活動の時に、動員される気持ちよさが、

    性的快感を形成します。

    これらの気持ちよくなる反射は、協調して機能します。

    擦ったり、粘膜を刺激したり、食べたりなどの、

    気持ちよくなる反射を、協調して作動させる時に、

    心に何かを想像すると、条件反射が形成されます。

    条件反射を、呼び出すことによって、

    心と、体の各部分を、一致、あるいは、協調させます。

    知性と言います。

 

    発達障害では、体の各部分の動作と、知的機能などを、

    協調させる能力が、発達不十分になります。

    それと共に、人とのコミュニケーションを拒否して、

    みんなの真似ができずに、自閉傾向が現れます。

 

    人間は、自分の心を、他人から伝えられた情報のようにしか、

    自覚することが出来ません。

    他人に伝え、他人から伝えられるような、

    他の個体との、情報伝達に必要な様式によって、

    脳の中の記憶を整理します。

 

    他人との情報伝達の様式によって、

    あたかも、体の外側の物体を、感覚するように、

    脳の記憶を、自覚することを、客観と言います。

    人間が、心を知る唯一の方法です。

    鏡を見るように、他人とのコミュニケーションを使って、

    自分の心を知ります。

    この機能は、人間だけにしかありません。

    自我と言います。

 

    事実を目安に、記憶を一本の時間の上に、

    起こった順番の通りに、並べます。

    事実だけが、時間の前後を持っています。

    目で見て、手で触って、耳で聞くような、

    感覚器官によって得られた情報が、事実です。

 

    心の中だけの情報は、事実でありませんが、

    事実に、荷札のように括り付けて、記憶を整理します。

    意識の同一性と言い、

    自我という人間特有の脳の機能の、特徴です。

    

    自我は、生殖のためにあります。

    動物では、フェロモンのような化学物質を感覚して、

    嗅脳と言われる脳の領域が、

    生殖の自動行動や、体温や脈拍や記憶などの、

    体の機能を、無意識に調節しています。

 

    人間では、その機能が退化していますので、

    生殖は、自動的に行われません。

    個体それぞれの、生まれつきの遺伝的素質や、

    現に生きている環境条件や、

    これまでに生きてきた記憶などの、特殊性に応じて、

    個体の側で、きめ細かく、こまめに調節して、行動します。

 

    生態学的に、本能と言われる目的傾向には、

    個体の生存と、生殖による子孫維持とが、あります。

    一つに纏めるなら、生殖が、生きる目的とも、言えます。

    個体の生命が維持されていなければ、生殖できないからです。

    生物を、本能によって定義するなら、

    生殖は、生きている徴(しる)しです。

    個体の特殊性に応じて、いわゆる個性的に行動するとは、

    人間の生殖を、言っています。

 

    個体の特殊性、もしくは個性に応じて、行動したほうが、

    生存の確率が高くなります。

    記憶容量や、処理速度の、低い脳では、

    一律の自動行動のほうが、生存の確率が、高いかも知れません。

    人間でも、赤ちゃんや、疲労した時や、睡眠中などは、

    一律の自動機能によって、動作しますが、生殖はできません。

    

    赤ちゃんでは、まだ自我機能が、形成されていませんので、

    動物と同じです。

    自我は、条件反射によって、

    おもに、生まれた後に、形成されます。

    けっして、生まれつきの、自分自身や、

    自分の心というのは、ありません。

    ミミズにないのと同じように、人間にもありません。

    自我は、動物の自動的な生殖行動に代わって、

    人間が、個体の特殊性に応じて、生殖するために、

    生まれた後に、形成された脳の機能です。

    

    個体の特殊性に応じた行動を、

    他の個体との情報交換によって、獲得します。

    個体の記憶だけでは、判断できませんので、

    他の個体の記憶の中から、

    特殊な状況や素質などに応じた経験を、獲得します。

    他の個体との、コミュニケーションによって、

    個体の特殊性に応じた行動を、選択します。

 

    他の動物に比べて、人間は、著しく多くの情報を、

    他の個体と、交換していますので、

    空間的には離れていても、コミュニケーションによって、

    ほとんど、他の個体と、同一の個体と、言っても構いません。

    このことを、人間は社会的動物であると、言います。

    人間特有の、個体の特殊性に応じた行動の個性は、

    人間に顕著な、社会性を実現するための、

    コミュニケーション機能のことを、言います。

    人間は、生まれつきの自動行動の能力が、

    他の動物に比べて、著しく低く、

    社会的でなければ、生きて行けません。

 

    他の個体との、コミュニケーションの制御を、

    境界性と言います。

    個体の意識の同一性と、境界性とが、自我機能の特徴です。

    境界性は、身内と、異物とを、識別します。

    細胞にすぎない白血球が、

    細胞同士のコミュニケーションによって、

    個体全体にとっての、身内と異物とを、識別するように、

    個体は、他の個体とのコミュニケーションによって、

    社会の、身内と異物とを、識別します。

 

    自我が社会的なのは、生殖のための機能だからです。

    生殖は、社会性そのものです。

    一律の自動行動でなく、

    個体の特殊性、もしくは個性に応じて、

    個体それぞれが、行動を決定するのは、

    知的に生殖して、社会を作り、維持するためです。

 

GIDでは、自我障害が目立ちます。

軽い発達障害から、思春期以後に、

知的に生殖する能力に、支障をきたし、社会性を拒否します。

性別は生殖のためにありますので、生殖しない性別はありません。

人間では、性器の形態によって、生殖機能を類推しますが、

生殖しなければ、形態も性別も、へったくれもありません。

生殖機能の種類を、性別と言います。

 

治癒していないGIDは、性別を拒否しています。

有性生殖だけでなく、精神の病気の治癒を、拒否しますので、

心の性別や、体と心の性別の不一致などは、口実です。

GIDの治療は、性別を形成して、

有性生殖を、可能にしなればなりません。

 

GIDには、有性生殖でないほうが良い、と望む人もいます。

無性生殖の実用化を、期待しているそうです。

動物の群体や、植物の栄養繁殖のようなものを、わたしは想像します。

クローン技術を応用すれば、現在では、すでに技術的に可能です。

生殖できない性転換療法よりも、望ましいかも知れません。

GIDを、無性生殖によって増殖して、心の治療とします。 

いずれにせよ、生殖が治療の鍵です。