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ユリオプスデージーとコハナグモ 267 選択能力

2010.10.23 15:00

ユリオプスデージーは、冬になると、ありふれていますけれど、

今が丁度咲き始めで、奇麗な時期です。

コハナグモが、乗っていましたので、撮影しました。

目が写っていなくて、ごめんなさい。

 

なぜ、このブログを、GID(性同一性障害)に見られたくないのか、

知っている人から、質問されて、苛(いじ)められています。

性転換は、自由なのか、精神の病気なのか、

何を目指しているのかとか、質問責め。

 

カミングアウトして、性転換医療を公表しろって、迫られています。

昔のGIDの人が多く、わたしも、カミングアウトできません。

みんな、秘密で性転換して、生活を算段してきました。

表向きは、戸籍の性別を、変更できない時代でしたから。

性転換医療を公表すると、とんでもないことになります。

 

いっぱい質問されても、いっぺんに答えられません。

そうでなくても、重症の人から、

日曜日になると、電話が掛かりっ放しになるのに。

 

精神の病気って、軽症の人は、

みんなが働かない時間になると、気持ちが楽になるの。

重症の人は、病院に駆け込めない時間になると、

不安になって、症状が重くなります。

 

日曜日は、重症の人が、電話を掛けてきます。

 

なぜ、このブログを、GIDの人に見られたくないかって、

手が一杯だもん。

インターネットだから、通り一遍のことしか、言えません。

具体的なことを言うと、だれのことか、わかってしまいますし、

GIDの人って、人に信じてもらえそうな言い方を見つけると、

自分のことのように、思い込みます。。

 

昔、性分化疾患のことを、GID(性同一性障害)の人に伝えると、

猫も杓子も、GIDの人は、性分化疾患のことを、

自分のことのように、言うようになりました。

性分化疾患は、男女紛らわしい身体の特徴をきたす病気で、

純然たる身体の病気のせいで、二次的に心が悩みます。

でも、先天的に、精神の病気を伴う人もいます。

 

性同一性障害は、精神の病気のせいで、

異性の体の特徴を、入手しないと、

心が苦しくなると、訴える人たちです。

純然たる精神の病気ですけれど、治療法がないので、

御本人の言う通りに、身体を手術してあげます。

半分の人は、手術を受けても、精神の病気は治りません。

残りの半分の人は、手術の如何(いかん)にかかわらず、

時間が経てば、そのうちに治ります。

 

GIDと診断されて、性転換する人って、精神の病気の人ですけれど、

健常な人は、何に対しても、性欲を制御できますから、

GIDの人の訴えるような、心の性別なるもののせいで、

生殖機能を阻害する必要は、ありません。

 

健常でしたら、何とでも性交渉できますから、

ライオンと性交渉をすれば、食べられるのでないか、

変な病気をうつされるのでないかって、心配です。

100ワットの電球と、性交渉をすれば、

ガラスが割れて、膣が傷つくのでないかと、心配です。

自分の身体や、社会的な人間関係を壊さないように、

性交渉の相手を、合理的に選びます。

 

流行がありますから、何とでも性交渉のできる健常な人は、

声を上げてまで、流行に逆らう必要は、ありません。

なんでも、構わないのですから、流行の通りで結構です。

 

自分の事を、何と思っていようが、自由ですけれど、

今の時代は、自分のことを、人間と思うのが流行(はや)りですから、

わたしも、そう思っています。

自分が、ウイルスであろうが、抽象語であろうが、空気や鉄であろうが、

何であっても、イタリアへ行けば、イタリア人の文化に馴染み、

中国へ行けば、中国に文化を堪能(たんのう)するように、

人間であると言うのなら、人間であっても、一向に差し支えありません。

 

自分のことを、心の中で、何と思おうが、

人とのおつき合いの上で、自分は何々であると、

社会的に規定することとは、全然、別のことです。

心の中は自由でも、お葬式に参列した私は、たんなる弔問者であり、

けっして、遺体でもなければ、空気でもありません。

心の中のことと、人とのおつき合いのことを、使い分けるのが健常です。

 

性転換をする人って、使い分けられずに、身体を壊します。

自分の心の中のことと、社会的に規定すべき自分とを、

使い分けられません。

精神の病気なんです。

 

同性愛を嗜(たしな)む人も、健常でしたら、

同性愛を楽しむことと、異性と生殖することとを、使い分けられます。

別に、同性愛の趣味がなくても、構いません。

何とでも、性交渉できますから、

実際に、性交渉をする相手を選ぶのは、人の勝手です。

健常でしたら、心の中で、何に対して性的快感を感じるかは、

自由自在ですから、

実際に、何と性交渉に及ぶかを、自由に選択できます。

 

これこれの趣味を振りかざして、そのために生殖機能を阻害することは、

健常でしたら、あり得ませんし、

同性愛の趣味のあることを、カミングアウトする必要も、ありません。

 

わたしは、何とでも性交渉できますから、

何もかもを、カミングアウトしなければ、いけないのかしら。

それとも、現実に性交渉している相手を、

豚さんと、牛さんと、鶏さんって、

カミングアウトしなければ、いけないのかしら。

 

そんなの、だれとでもできるのに、面倒臭い。

今日は、なんで豚や、牛や、鶏かって、

一々、説明する気なんか、ありません。

今日のおかずの理由なんか、その時の気分次第ですから、

極秘事項で、結構です。

別に、いつも豚であっても、憲法違反でありませんけれど、

健康のために、偏食をしないほうが、心や体に、良いと思います。

 

     同性愛だの、LGBTだの、GID(性同一性障害)だのって、

     カミングする人は、

     みんな、精神の病気の、可能性の高い人たちです。

     変更できなくなっています、心の中身を。

     融通が効きません。

     許容力や適応力が、低下しているのでなければ、

     生まれつきに低い人です。

 

     LGBTって、

     レズ、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダーのことで、

     アメリカの性風俗の俗語ね。

     票やお金になるから、

     政治家やお役人や実業家の人も、使っています。

 

     貧困ビジネスってのがあるけれど、

     性転換って、痴呆老人を詐欺にかけて、

     儲ける商売に似ています。

     性転換する人って、知能や学力は正常でも、精神障害なの。

     選択能力が低下しているので、

     商品を突きつければ、買ってくれます。

 

     LGBTのうちの、カミングアウトする人たちに、

     リフトアップっていう美容外科の商品を示せば、

     お金のある人は、みんな、お金を出して、

     買わざるを得なくなります。

     そういう病気なの。

 

     マイケル・ジャクソンが、真っ白の顔になって、

     美容整形を何十回も繰り返して、麻薬漬けになったように、

     痴呆老人にお金を出させるのと、LGBTを騙(だま)すのとは、

     よく似ています。

     知的障害も、広汎性発達障害も、

     どちらも、発達障害と言うように。

 

     精神の病気って、御本人が、これこれで苦しいと言い、

     治してくれたら、お金を出すと言って、

     受診してくれましたら、

     治るように努力しますって、契約します。

 

     法律で、強制的に治療させられる人については、

     御本人との契約がなくても、

     国家や市町村や御家族との契約によって、治療します。

 

     GIDの人は、手術やホルモンや診断書が、お目当てですので、

     自分のことを、精神の病気と、思っていませんし、

     それを治して欲しいとも、依頼していません。

     法律で、戸籍の性別を変更するには、

     精神科の診断が必要と、決められていますので、

     多くの人は、仕方なく受診しているだけです。

 

     ある意味で、半分、強制されていますので、

     強制的に治療を受けさせられる人と、

     自発的に受診する人との、中間みたいな人たちです。

 

身体の性別って、誰も、変更できませんから、

健常な人でしたら、自分の身体の性別に適応します。

心は、何にでも、適応できるのですから、あたりまえです。

 

もしも、身体の性別を、男女二種類から、

自由に選べるのでしたら、どちらにしようかと、迷います。

心は、どちらにでも適応できますので、

とても難しくて、楽しい選択です。

いつでも、身体の性別を変更できるのでしたら、ちょくちょくと替えて、

都合のいいほうを、常用するようになるかも知れません。

 

そういう場合でも、GID(性同一性障害)の人たちは、

心を変更できませんから、一方の性別しか、選べません。

これは、選ぶと言うよりも、そうせざるを得ないのですから、

選べない、と言ったほうが適切かも。

 

じつは、それだけでなく、GIDの人って、

どちらの性別にも、心は適応できないのが、現実です。

 

両方に適応できませんから、早い話が、心は人間に適応できません。

性別に適応できずに、気持ちが苦しいのでなく、

人間に適応できずに、気持ちが苦しいのを、

GIDの人たちは、性別のせいと思い込んでいます。

性転換すれば、きっと、苦しさがなくなるはずと、確信しています。

 

性転換の前に、性同一性障害を発症してから、

うつ病を発症した人がいて、

御本人は、性同一性障害に対する社会の理解がないから、

うつ病になった、と言っていました。

でも、性転換しても、うつ病は治りませんでした。

それでも、御本人は、性転換に対する社会の理解がないから、

うつ病が治らないと、性転換後も、確信し続けています。

 

GIDの人のうつ病って、いわゆる新型うつで、

一般社会では、2000年頃に、SSRIというお薬が出回るようになってから、

流行するようになりましたけれど、

GIDでは、それよりも数年早く、埼玉医大が性転換医療を始めてから、

流行するようになりました。

 

うつ病のお薬が効きますので、うつ病でも構いませんけれど、

精神科の病気って、統合失調症でも、うつ病でも、

新薬が出回ると、病気の中身も、変わります。

GIDのうつ病は、昔のヒステリーの典型です。

 

御本人は、心と身体の性別が違うって、性転換前に訴えていました。

心は変更できないので、身体を変更すると。

でも、SRS(性転換手術)を受けても、身体の性別は変わりません。

卵巣を摘出して、配偶子を生産する能力が、永久に失われました。

小さなペニスを作って、性器の外観を、男性的に変形したので、

法律によって、戸籍の性別を、変更できるようになっただけです。

 

性同一性障害のための特例法、という法律では、

性同一性障害という精神の病気でしたら、一定の条件を満たせば、

特別に、性別を変更できるようになっています。

けっして、身体の性別が変わったのでなく、

戸籍の性別のような、事務的な性別を、

変更できるように、なるにすぎません。

 

身体のほうは、あくまで、人為的に生殖機能を壊して、

わざと、奇形を作っただけです。

性転換しても、けっして、

配偶子を生産するきんたまが、出来たわけでありませんし、

身体が男になったのでも、ありません。

立ちしょんべんが、男のように、平気にできるようになったので、

社会的に、男に成り済ますことが、できるかもしれませんが。

 

身体の性別を許容できずに、苦しかったのが、

身体の性別を変更して、気持ち良くなるのでしたら、

性交渉して、子供を生ませる能力を、獲得しなければなりません。

 

じつは、GID(性同一性障害)の人たちは、

身体の性別を許容できないのでなく、

身体の性別の見掛けを、許容できないだけですので、

生殖のことなどは、どうでもよくて、見た目が大切です。

 

そのことから、GIDの人たちは、

性転換医療が、美容医療のようになるのが望ましい、と言いますけれど、

マイケル・ジャクソンって人が、美容手術を繰り返す心と、

麻薬漬けになる心とが、同じでしたように、

美容外科のお客さんって、

精神の病気のせいで、美容手術を望まざるを、得なくなった人たちなの。

 

身体のせいにして、心の苦しみをなくそうとするのは、

ヒステリーという精神の病気の、症状の特徴です。

昔の病気の概念ですけれど、今の分類で言いますと、

解離性障害や、転換性障害や、身体表現性障害や、虚偽性疾患や、

演技性人格障害などが、

古代ギリシャ以来の、ヒステリーの概念の、残骸です。

 

でも、19世紀後半から、こっち、

ヒステリーは、昔の病気を換骨奪胎して、

精神の病気を、解釈する考え方に、変わりました。

 

考え方ですから、どのような症状や、症状の組み合わせにも、

ヒステリーによる解釈が可能です。

統合失調症も、ヒステリーとして解釈されます。

 

どうしようもない能力の不足を、自分や他人に隠すための、

ダミーの症状として、

自由に選択したかのような、独自の行動や発言や、

病気であることの確実な証拠になるような、身体的な症状などを、

わざと出して、わざと出したという記憶を封印しますので、

御本人さえも、捏造されたり変造されたりした結果の記憶を、

天地神明に誓って真心(まごころ)であると、信じています。

 

どうしようもない能力の不足とは、おもに発達障害ですが、

身体的な障害や、社会的に過酷な事情などの、場合もあります。

 

     軽症の広汎性発達障害や、

     それによる思春期以後の、新たな精神の病気は、

     治療によって、治る可能性が少なくありませんが、

     実際には、なかなか困難です。

 

     軽症の広汎性発達障害って、知能や学力は正常でも、

     人とのコミュニケーションを忌避して、自閉傾向が目立ち、

     さまざまな能力を、協調させる能力が、足りません。

     軽症の人は、就学に問題がありませんので、

     見逃されて、放置されて、

     思春期以後に、新たな精神の病気を、きたしやすくなります。

     ヒステリーです。

 

     思春期に、新しい大人の能力を、要求されるので、

     それまでは、手こずりながらも、

     なんとか適応していた軽症の広汎性発達障害の子が、

     治療を受けずに、放置されていましたので、

     精神の病気を、新たに発症してしまいます。

 

     放置されていたのは、就学に支障をきたさず、

     特別な配慮を必要としないほど、軽症だったから。

     新しい大人の能力って、

     性交渉して、世代交代して、社会性を発揮する能力。

     ようするに、生殖能力のこと。

     コミュニケーションの苦手な、自閉傾向のある子には、

     難しいの。

 

     一連の生殖能力って、

     親が、自分の命を擲(なげう)ってでも、

     わが子の命を、救おうとする気持ちが、必要です。

     この気持ちが核になり、

     異性との恋愛や、妊娠や育児の苦しさを喜び、

     みんなが幸せになれるように、

     人の気持ちを、大切にするようになります。

 

     これがなければ、自室に引きこもって、一人でお勉強して、

     お医者さんになることができても、患者さんを馬鹿にして、

     モナリザのように微笑みながら、馬鹿を間引いたり、

     自分の能力を、神の手と信じて、

     性転換手術に興じる形成外科医になったりします。

     でも、GIDの患者さんになる人のほうが多いので、

     心配しないでください。

 

     社会の底辺って、犯罪の加害者と被害者を、

     分け合っているのが普通ですので、

     性転換医療も、最後は殺し合いになり、

     共食いで終息するかも知れません。

     生殖が、脳を支配する事実からして、

     生殖を拒否する人たちは、

     自滅するしかないような、気がします。

 

     アリストテレスみたいな、目的論的機械論ですけれど、

     本能の考え方って、便利ですから、すみません。

 

性転換する人たちや、

同性愛を嗜(たしな)む人の中で、カミングアウトする人たちって、

生殖と、心の好き嫌いとを、使い分けるだけの、融通が効かずに、

心の選択の、自由がありません。、

子供のいない人が、急性の症状をきたせば、

そのために、生殖を拒否して、自滅せざるを得ません。

 

健常な人と、平等に待遇されると、どうしても生きて行けません。

だからこそ、カミングアウトして、声を上げています。

音(ね)を上げているの。

 

でも、脳の器質に、原因となる病変がないのに、

慢性的に、複合的な精神症状をきたす人って、

精神科の治療を受けなければ、まず、病識を持つことはありません。

自分は健康と確信していますから、

精神の病気とする意見なんか、蹴飛ばしてしまいます。

憎々(にくにく)しげに、唾(つば)を吐きます。

 

強制的に治療のできる症状でありませんので、

御本人が受診したくなければ、病識を持ってもらう手はありません。

ヒステリーって、そうなの。

こちらの側で、一方的に受け止めてあげるしか、ありません。

 

GIDは知的障害でなく、知能は正常ですけれど、

知的障害に譬えて言うと、

IQ70ぐらいの人に、あなたは精神障害ですって、言っても、

理解してもらえません。

知能検査を受けてもらっても、御本人には通じません。

まじめに、問題を解いてくれないと、思います。

 

1970年前後に、SRSを受けた日本のGIDの人にも、IQが200近い人がいて、

30万人ぐらいの、同学年の子が受ける学力検査でも、

全国で一番の、成績が出ていました。

御本人は、ぜんぜん勉強をしないでも、優秀なのに、

もの凄い時間の、勉強をして、努力していると言い、

わざと、低い点数を、取ったりしました。

 

一番の成績になっても、みんなから浮き上がると、

かえって、苛(いじ)められると言います。

MtFのGIDでしたけれど、

骨格から、女性にしか見えませんでしたので、

医師は誰でも、性分化疾患を疑いました。

 

この人は、一番になるよりも、みんなと、お話がしたかったそうです。

仲間に入れてもらいたかったの。

そのために、わざわざ、悪い成績をとりました。

性転換したくなかったのに、

みんなの仲間に、入れてもらえなかったので、

心身症がひどくなり、性転換せざるを、得なくなりました。

エストロゲン剤を飲んだだけで、

猛烈な心身症が、たちどころに治ったそうです。

 

真冬でも、窓を開けて、氷の張るお部屋でなければ、

眠れませんでした。

フライパンで煎(い)られるような、

ひどいホットフラッシュでしたので、

暖房の効いた所には、入れませんでした。

 

ホットフラッシュって、身体の火照(ほて)る感じですけれど、

ひどくなると、火傷(やけど)をするように、熱くなります。

発作は、眠っている時に、ふと目が覚めて、

何も考えずに、薄暗い天井を眺めただけでも、起こります。

 

体温や血圧は、上がらないのに、汗びっしょりになり、

耐えられずに、お風呂場に駆け込み、

昔は、シャワーがありませんでしたから、

浴槽に水を入れて、真冬なのに、水浴びをする人もいました。

GIDのMtFでは、思春期や青年期に、よく現れますけれど、

軽い症状でしたら、更年期の女性に、ごく普通に見られます。

更年期障害の、最も一般的な症状です。

 

高校の入学試験って、冬ですので、受験もできません。

当時は、病気を配慮してくれるような制度が、ありませんでしたので、

この人は、中学卒業の学歴になりました。

 

知能検査や学力検査の、高い点数は、

知的障害でなかった証拠ですけれど、

悪い点数を取ったのは、知的障害のせいで、ありませんでした。

 

それなら、IQ70の子は、ほんとうに、知的障害に近いのかしら。

あなたは精神障害ですと言っても、理解できないのは、

知的障害のせいでなく、広汎性発達障害のせいかも知れません。

御本人は、自分の精神は健康と、確信しています。

 

精神障害の人と、気持ちが通じるようになるまで、

こちらから、一方的に、心を出費して、

窓を開いてくれるのを、期待します。

自由な診療契約でなく、心の無料奉仕のようなものですけれど、

受診してくれれば、お金はちゃんと頂きます。

日頃から、仲良くお話のできる関係になりますから、

受診しないで、電話ばかり、掛けて来る人もいます。

お話ができなくなると、難しくなりますから、仕方ありません。

 

     GIDと同性愛とを、間違えている人が少なくありませんし、

     GIDの病気のほうの、診断基準という定義が、

     少しずつ、変わって行くようですので、

     説明の面倒なことがあります。

 

     でも、知能や学力は、優秀であっても、

     物事の判断に、融通を効かせる能力や、

     自由な選択能力の、低い人のいることを知れば、

     理解は難しくありません。

  

     広汎性発達障害という精神の病気が、軽症の人ほど、

     思春期以後に、脳の器質に、

     原因となる病変がないにもかかわらず、

     慢性的な精神障害をきたしやすいことが、

     一般の人には、なかなか見えません。

     御本人にも、自覚されないことが、厄介です。

     

     知能検査や学力検査も、

     人の能力を、客観的に測っていると、言い難いのに、

     多くの人の、信頼を得ています。

 

     これらの検査も、自己申告のようなものですけれど、

     少なくとも、能力の低い人が、嘘をついて、

     能力が高いように、見せ掛けることは、できません。

     能力の高い人が、低く見せることは、容易です。

     このへんが、信頼性の由来ですけれど、

     何を測っているのか、あまり宛(あて)になりません。

 

     何を賢いと思い、何を知能とするかは、

     人それぞれに、考え方が違っていても、

     人が、何を賢く、何を知能と、考えているかは、

     たくさんの人に聞けば、すぐにわかります。

     人の思いを聞く能力は、知能に近く、賢いのかも知れません。

     コミュニケーションの能力です。

 

     大都市圏の、JRも私鉄もある県庁所在地に、

     生まれ育ったのに、

     50才を超えても、鉄道に、乗ったことのない人がいました。

     バイクに乗りませんので、車に乗る年齢になるまで、

     どうしていたのかしら。

 

     御本人が、電車に乗ったことがないと、言い出しましたので、

     なぜと尋ねられるのは、当たり前なのに、答えられません。

     自分から、言い出すときに、

     なぜと言う答えを、用意しておかないのかしら。

     この人は、知能も学力も、正常なGIDです。

 

     こうなれば、こうなるという手順を、

     自然の出来事や、数学のような定義の体系に、

     適用する能力があるのに、

     人間の心に、適用することができません。

 

     たくさんの人の、行動や発言を集めると、

     こうなれば、こうなるという蓋然性が、わかります。

     数学や論理学のように、規則正しくは行きませんが、

     自然を観察して、蓋然性を知り、将来を予測するように、

     人間のことも、予測できるはずなのに。

 

     人が何を思い、発言して、行動するのも、

     その人の好き勝手なので、予測しても意味がない、

     となるのかも知れません。

     人とのコミュニケーションが苦手で、自閉傾向の強い特徴が、

     ぴったりと、出ています。

 

     人間関係って、

     自然や数学のことよりも、難しいかもしれませんが、

     わたしは、みんなと一緒という気持ちを、

     子供の頃から、大切にしていました。

     赤ちゃんを育てる気持ちって、これだもん。

     みんなの気持ちを、信頼して、赤ちゃんは育ちます。

     

     GIDの人も、GIDを発症すると、

     仲間を持った嬉しさが、全身に溢れて来ます。

     それぐらい、変人で孤立していましたけれど、

     オウムの信者さんも、日本赤軍の子も、

     似たようなものでしたから、

     けっして、性別のことでありません。

 

     孤立していたので、性的欲求不満になっていましたけれど、

     性別のせいで、孤立していたのでなく、

     広汎性発達障害のせいだったような、気がします。

 

     軽症の人は、子供の頃に、いったん適応していましたから、

     退行して、戻ろうとします。

     統合失調症やGIDなどの、精神の病気を、

     思春期以後に発症します。

 

     そうしなくても、治るように、努力していますが、

     インターネットでは、十把一絡げになりますので、

     無理のような気がします。

     むしろ、御家族や一般の人の、

     理解を得られれば、幸いです。