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帝国ホテル 323 一人ごと・自己同一性

2010.12.20 15:00

            (※ Wikipedia の帝国ホテルの項目からの、パクリ写真)

 

ホテルって、大嫌い。

シティホテルって、狭い、暗い、ヤクザがいっぱい。

ビジネスホテルって、もっと狭い、いかがわしい。

ラブホテルって、もっと暗い。

盗難防止のための、集中管理の自動ドアは、火事が恐いから、入れない。

 

こんなことを言うと、怒られるけれど、

お友達に、ホテル・旅館業の経営者が、結構います。

なかには、一応、高級が謳(うた)い文句の、シティホテルでも、

むかしは、場末(ばすえ)の、連れ込み旅館でしたところも…

高級に仕立て上げた経営能力は、たいしたものですけれど、

いかがわしいのは、今も同じ。

 

帝国ホテルの昔の本館が、犬山の明治村に移築されています。

ここを見学したときは、

天井が低い、狭い、暗い、窓がない、押し潰(つぶ)されそう、

という閉所恐怖みたいな印象でした。

 

おまけに、本館と聞いて、レイプされそうな…

痴漢の中でも、ほんとうに強姦するのを、ホンカンと言います。

警察用語。

 

痴漢って、たいてい、露出(ろしゅつ)やお触りや盗撮ですけれど、

嫌(いや)なのは、人が一杯いて、混雑しているのに、

親しいお友達みたいに、馴れ馴れしく話しかけて来て、

抱きついて来る人。

恐いのは、殺されるから、ホンカン。

 

姦って、女が三人で、かしましいって、読みますけれど、

男二人に女一人の、嬲(なぶ)るってのも、面白い字です。

 

わたしは、GID(ジーアイディー , 性同一性障害)を思い出します。

今度、GI(ジーアイ)になるそうですけれど、

うちは横須賀ですから、GIは一杯います。

 

GIって、いまは性自認って意味ですけれど、

 

 

統合失調症って、自己同一性が、おかしくなります。

ぶつぶつ言って、いつも一人ごとを喋っています。

 

若いときは、まだ、それほどでもありません。

長期間、患っていると、

自宅にいて、目覚めている時は、いつも一人ごと。

 

それでも、軽いうちは、外出の時や、人と話す時でしたら、

一人ごとを言わずに、ちゃんと、お話ができます。

お話の内容は、妄想や認知の歪みが、現れているかも知れませんが…

 

ぶつぶつ言っているのは、

健常な人が、心の中で自問自答したり、

心の中で、他人の言葉や意見を、想像したりするのと、同じです。

 

黙読するよりも、声を出して読んだほうが、

ひょっとしたら、自分で読んだ内容を、よく覚えているかも知れません。

その代わりに、声に出すと、読む速度が遅くなるので、

内容を理解する速度も、遅くなるみたい。

黙読と音読と、どちらが良いか、一概には言えません。

 

心の中での、言葉を使った想像を、口に出して、

他人の分まで演技したとしても、面白い人と思うだけです。

でも、心の中で、他人の言葉を想像したのに、

本当に他人が喋っているかのように思い、

声に出して、喧嘩のように問答しているとなると、

自己同一性がおかしくなっています。

 

統合失調症に、ごく普通にある症状です。

解離性同一性障害や、他の解離性障害の症状や、

GIDの心の性別なるものと、紛らわしくなって来ます。

 

もちろん、違いがあり、境目(さかいめ)のようなものでなければ、

簡単に識別できますけれど、

症状のバリエーションが違うだけで、

根本的に自己同一性の障害として、

一纏(ひとまと)めにすべき病気でないかと言われると、

少なくとも現在の、

統合失調症や解離性障害や性同一性障害などという分類とは、

趣(おむも)きが違ってきます。

 

健常な人のオナニーの気持ちを、

GIDの人は、心の性別が身体のそれと違うと感じます。

統合失調症の、問答形式の一人ごとと、ほとんど同じ仕組みです。

統合失調症の診断では、

問答形式の幻聴が、他の症状よりも、重要視されますが、

GIDの性自認というオナニー形式の性別の自覚は、

幻聴や妄想と言えません。

 

統合失調症の一人ごとは、

抗精神病薬を使っても、なかなか治りません。

これが出るようになると、

健常な人と同じように働きながら、社会生活を営むのは、

難しくなります。

 

自分という意識によって、心を一つに纏(まと)められないことから、

病気の名前を、Schizophrenia(スケツォフリニア) と言い、

分裂病や統合失調症などと、日本語に翻訳されていますけれど、

解離性障害や同一性障害などと、

国語的な字面(じづら)は、ほとんど同じ意味です。

 

自我機能の全体が低下する病気ですけれど、

GID(性同一性障害)は、性に関する部分だけの低下と言うのでなく、

生殖から順番に、自我機能が低下します。

オナニーから順番と言っても、構いませんけれど。

 

思春期よりも前に、すでにコミュニケーションのぎこちなさがあり、

思春期以後に、人生を亀みたいにひっくり返して、

自分から変にしますので、

起き上がれずに、日干しになる人も、少なくありません。

 

性転換って、医療や戸籍などの、

特別な配慮がなければ、生きて行けませんので、

健常な人が、それを望めば、

それだけで、病気であるのは、言うまでもありませんが、

御本人たちは、特別に庇護してもらわなければ暮らせなくなる状況を、

大変良い心の表れと、思っています。

 

もっと、身も心も、暮らせない状況になり、

もっと、あれこれと、社会に庇護されるようになれば、

もっと、素晴らしいことと思っています。

そのことを、自由で個性的な生き方の多様性であると、

患者さんたちは、信じています。

 

ヒステリーの典型とすれば、最も簡単な解釈です。