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バラ 356 希望と、苦しみと

2011.01.23 15:00

芽の出る前の、薔薇(ばら)。

2月の初めに、芽が動き出しますので、その前に切ります。

 

 

夢や希望は甘いので、心に抱(いだ)くのは、簡単です。

望みを実現するために、努力して節制して、

苦しまなければいけないとなると、話は別。

できない、と思い知った人は、夢や希望を捨てるかも。

 

苦しみは、嫌(いや)なことなので、

努力や節制を、拒否するだけでなく、

人は、苦しみの実感まで、拒否するかも知れません。

 

統合失調症の患者さんを見れば、一目瞭然です。

虫歯のせいで、歯がボロボロなのに、歯医者さんに行きません。

お薬のせいで、痛みを感じないの。

統合失調症の患者さんには、

人に顔を見られると、注察(ちゅうさつ)妄想の起こる人も、

少なくありません。

 

人の顔や目を見て、お話をしないといけないと、子供に教えますけれど、

睨(にら)むように、怨(うら)むように、見返して来る人には、

精神障害者や哲学者が、多いかも知れません。

深淵を覗(のぞ)くと、深淵のほうも、こちらを覗いていると、

ニーチェは、善悪の彼岸の中に、書いていましたけれど、

彼は、梅毒に罹(かか)って、進行麻痺になったそうです。

うちの娘は、瞳(ひとみ)を見れば、人の心がわかると言い、

男を見るたびに、色目を使っていました。

 

境界性人格障害の人にも、人が自分を見つめているのを、

特別な合図のように理解する人が、結構います。

ボーダーと言われている人たちで、

GIDの人にも、妄想と言うほどでないけれど、

人に見られていると、何かを疑われているのでないかと、

うしろめたい気持ちになり、

何も悪い事をしていないのに、不安になる人がいます。

 

なかには、無実の罪で逮捕されようとしていると、騒ぎ出す人もいて、

恐怖や興奮がひどければ、統合失調症と診断されるかも知れませんが、

解離性同一性障害の人にも、好訴癖のある人が多く、

男友達と喧嘩をしただけで、強姦されたと、

警察に被害届を出したりします。

 

境界性人格障害の人には、何も悪いことをしていないのに、

犯罪を自白してしまう人もいます。

GIDにも、いました。

やくざや不良少年は、人に見られると、面を切ったと言い、

殴ったり蹴ったり、お金を奪ったりします。

 

GIDでは、生まれつきの体の性別が、バレるのでないかと、

心配しながら、望みの性別に成り済まして、

まるで、犯罪人が変装しているかのように、

よけいな事を、気にしているのでしたら、おそらく健常です。

 

現実は、子供の頃から、人に監視されているのではと、心配する人が、

GIDを発症したりします。

  

統合失調症の患者さんは、人に見られると、

悪さをされるのでないかと、不安になり、妄想を逞しくします。

歯医者さんや、美容院や理髪店に行くと、

長時間、ジロジロと顔を見られるので、

到底、行きたい気持ちになれません。

  

統合失調症の人は、お薬のせいで、

虫歯が、ポロッと落ちても、何も感じない人が多く、

更年期を過ぎて、歩き方がパーキンソン病に似て来るぐらいに、

たくさんのお薬を飲んでいる人は、

虫歯が抜けた痛みと、精神的な苦しさとを、

識別できないかも知れません。

 

お薬を少なくしなければ、虫歯の痛みを感じません。

夢や希望を実現しようとすれば、歯の治療に通い、

入れ歯の使い勝手の悪さにも、慣れなければいけません。

二度と虫歯にならないように、甘い物を我慢して、

毎食後に、歯磨きを怠らぬように、節制して努力しなければいけません。

 

統合失調症の患者さんは、それができません。

お薬の量を少なくすると、興奮してきます。

夢や希望を実現するための、具体的な手だてを実行せずに、

夢や希望が、次々と、妄想になってしまいます。

幻聴が出てきて、独(ひと)りで、だれかと喧嘩をしていたり…

 

そりゃあ、計画的に努力して励まなければ、夢や希望は、実現しません。

それでも、患者さんは、めったに努力しません。

 

統合失調症のお薬って、

ドーパミン神経の働きを抑制することによって、

感情的な興奮を鎮静します。

感情だけでなく、何かを積極的に思考したり、実行したりする意欲を、

抑制します。

何かをしたいという気持ちが、起こらなくなるの。

 

昏迷と言って、一日中、何もしないで、同じ姿勢のまま、

自室に一人で座って、何も喋らずに、じっとしています。

 

お薬を減らすと、

何かをしたいという気持ちが、湧き起こってきますけれど、

歯医者さんを受診しようとしませんし、歯を磨くこともありません。

 

妄想で、済ませてしまいます。

夢や希望を実現するための、具体的な手だてを実行しようとしないの。

苦しいことを我慢して、努力しようとしません。

 

お薬を少なくしたのに、何も努力しなければ、

夢や希望が、興奮や妄想になるのは、あたり前です。

たぶん、虫歯が痛くなり、大変、苦しくなりますから、

大急ぎで、歯医者さんに行かなければいけません。

 

それなのに、歯医者さんに行かなければ、

夢や希望を実現する辛抱がなくなり、苦しみばかりが増して、

何も悪いことをしていないのに、夢や希望が挫折してしまったような、

痛い目に遭います。

被害妄想から、衝動的に、妄想の具体的内容を実行してしまいます。

 

夢や希望を実現できないのは、

何者かが、脳味噌に悪さをしているせいと、思い込みます。

歯が痛いのですから、

非常事態の苦しみになるのは、あたり前ですけれど…

 

健常な人でも、お通じがなく、額(ひたい)に汗をして、苦しい時って、

世も末のような気持ちになります。

何か、具体的な手だてを実行しなければ、苦しみは小さくなりません。 

 

統合失調症の人は、立ち往生してしまいます。

具体的な手だてが、心に浮かばずに、

夢や希望と、歯痛や便秘の苦しみが、被害妄想や幻聴などになり、

妄想の内容を確信して、我慢できずに、短兵急に実行してしまいます。

 

     大脳辺縁系って、哺乳類が感情的に生殖するために、

     情報を処理していますけれど、

     人間って、感情の機能が、ほぼ完全に作動していても、

     生殖の自動行動が退化していますので、

     感情的には、生殖を完遂(かんすい)できません。

 

     大脳辺縁系だけでは、生殖できないので、

     海馬に集められた大脳辺縁系の情報が、

     大脳の新皮質に送られて、

     個体それぞれの状況に応じて、生殖行動を制御できるように、

     知的に情報を再処理して、大脳基底核のほうへ送ります。

     経験情報や、他人から得た知識などを、加味するってことね。

 

     基底核は、随意運動を制御していますけれど、

     大脳の新皮質や、視床などとのあいだで、

     フィードバックしているの。

     現在の動作の状況を観測して、

     指令する命令を、何度も修正します。

     個体それぞれの特殊な状況って、

     新皮質の記憶と、視床の現在の知覚情報にあるでしょう?

 

     何をしたいかという意志と、現ナマの情報とを見比べて、

     随意筋の動作を、こまめに調節しているのが、基底核。

     自動行動でありません。

     一律の杓子定規でないの。

 

     随意筋って、目の動きや、顔の表情や、

     声帯や唇や、手や足の動きなどを作るから、

     ようするに、意志の実行器官です。

     意志が、筋肉の動きを、制御する所ね、基底核って。

     個体の生存と、生殖のために。

     たぶん、生殖のためと言えば、

     生物の目的は、一つに纏(まと)められます。

 

     ドーパミン神経って、機能が活発になり過ぎると、

     大脳辺縁系では、

     だいたい、感情的に興奮した感じになります。

     抗精神病薬を飲むと、統合失調症の人の興奮が鎮まるので、

     薬屋さんの言うことを信じて、

     ドーパミンの伝達量が減ったので、興奮が鎮まったと、

     思っておきます。

     薬屋さんの口を、信用するのは、実際に、お薬が効くから。

 

     大脳新皮質では、はっきりと言えませんけれど、

     ドーパミン神経の機能が活発になると、

     思考したい、理解したい、実行したい、

     記憶したいっていう意欲が、増すそうです。

 

     統合失調症の人の前頭葉では、

     ドーパミン神経の機能が、抑制されているので、

     非定型の抗精神病薬を使うと、

     ドーパミン神経が活発になって、陰性症状が治るってね。

 

     薬屋さんは、そう言っていますけれど、

     非定型のお薬を使っても、

     陰性症状は、あまり改善されません。

     精神運動興奮が悪化してしまうので、

     従来型の抗精神病薬のほうが、役に立つ人もいます。

     お薬が、陰性症状に、あまり効きませんので、

     薬屋さんの言う説も、眉唾(まゆつば)かも知れません。

 

     薬屋さんは、非定型のお薬を使えば、

     ドーパミンとセロトニンの両方を遮断できるので、

     大脳基底核のドーパミンの量を、

     丁度良い所に調節できると言います。

 

     ドーパミンを遮断すると、

     ドーパミンを使った情報の伝達が不活発になり、

     セロトニンを遮断すると、

     ドーパミンがたくさん放出されるので、

     ドーパミンを使った伝達が活発になります。

     二つの拮抗する作用が、一つのお薬の成分によって、

     同時におこなわれるので、

     丁度良い所に、大脳基底核の機能を調節できる、と言うのは、

     なんか、話がうますぎるような…

 

     パーキンソン病みたいな、いわゆる錐体外路症状が、

     確かに少なくなりますけれど、

     実行機能障害や記憶障害は、ほとんど良くなりませんので、

     抗精神病薬のSDA(セロトニンドーパミンアンタゴニスト)を、

     発売しているお薬屋さんの、

     ドーパミン説による前頭葉や基底核の、

     機能の講釈や、統合失調症の仕組みなどを、

     鵜呑みにする義理は、お医者さんにありません。

     

     論より証拠で行きますから、お医者さんは現金です。

     薬学の人の言うには、

     統合失調症はお薬によって、克服されたも同然ですけれど、

     寝惚(ねとぼ)けているのでなければ、

     お薬屋さんから流れているお金を、

     克服して貰わなければいけません。

     

     ADHD(注意欠陥多動性障害)に、リタリンが効く、

     と言っていたアメリカの、お医者さんや学者さんは、

     ほとんど、お薬屋さんから、お金を貰(もら)っていました。

 

     お薬の作用なんて、論より証拠ですので、

     効かなければ、ドーパミン説も、むにゃむにゃむにゃです。

     規定の処方をしなければ、医療ミスと言われるので、

     効かないのに、お薬を使うお医者さんも、

     いるかも知れません。

 

     効かないのに、SRS(性転換手術)を行なうのも、

     似たようなものですけれど、

     患者さんが希望するのですから、仕方ありません。

     希望するのが、精神の病気ですけれど、

     薬物療法も手術療法も、

     患者さん自身の脳が行う対処策を、

     後押しする治療法かも知れません。

 

     患者さん自身の、気持ちの良くなる工夫が、

     精神症状でしたら、

     その意図を、サポートしてあげることが、治療になります。

     対症療法って、所詮は、そんなものです。

 

統合失調症の患者さんは、妄想と興奮が激しくなってから、

初めて統合失調症と診断されますけれど、

その前から、一連の症状が進行しています。

実行機能障害や、ワーキングメモリや陳述記憶の障害が、

思春期にすでに表れて、だんだんとひどくなって行くのが普通です。

妄想や興奮や幻聴などは、最後に出てきます。

 

興奮が加わって、初めて、妄想や幻聴が明らかになりますので、

お医者さんの目に、統合失調症とわかります。

超能力がありませんので、妄想や幻聴を、隠し持っている人を、

どうしようもありません。

そんな人は、受診しませんから、仕方ありませんけれど、

性転換したいと言って、受診するかも知れません。

 

先に、認知障害が出ます。

お薬が入って、見掛けの妄想や興奮や幻聴が鎮静された後にも、

人によっては認知障害が残り、進行します。

何度も、妄想や興奮や幻聴が、顕著になり、入院しますので、

その都度、お薬の量が増えます。

最後は、寝たきりになったりしてね。

 

統合失調症の人は、苦しくなっても、

だれかのせいで、自分は苦しんでいると、思ってしまいます。

得体の知れない何者かが、自分の心に侵入して、

夢や希望の実現を邪魔していると、考えるの。

誰かを、やっつけなければいけない。

被害を訴えなければいけないと。

 

道行く人が、魔物のように見えて、

自分は、明日の朝にも、無実の罪で、処刑されるとかね。

処刑される前に、命を懸けて、

世間の人に、この陰謀を知らせなければいけない。

助けを求めなければいけない。

正義を訴えなければいけないと思ったりします。

 

毎日が、そういう気持ちなの。

昨日も、絶対に処刑されると思って、処刑されなかったのに、

今日もまた、明朝には必ず処刑されると、確信しています。

 

GID(性同一性障害)では、

遺伝子を調べれば、体の性別と反対であることが、絶対にわかるとか、

CTを撮れば、脳梁の形が、反対の性別に違いないとか、

御本人は確信しています。

そうでなかったのに、いつまでも確信しています。

 

昨日は昨日、今日は今日。

そのくせ、何十年も同じことを、変更できずに確信し続けています。

 

包丁を持って、うろうろしているところを、

警察に保護されて、措置入院になり、

入院しても、興奮を鎮めてくれるだけです。

何かをしようとする意欲もなくなり、

夢や希望を実現しようとすることも、なくなりますけれど、

昏迷状態になり、虫歯の痛みも感じませんし、歯も磨きません。

 

     夢や希望を実現するには、

     手だてを具体的に実行して、努力して、

     苦しみに耐えなければなりません。

     躾(しつけ)ができていなくて、甘やかされて育ったせいで、

     苦しいことを我慢できない人は、わりと治り易いかも。

 

     思春期以前から、発達障害のある人は、

     手こずるかも知れません。

     確かに、軽症の発達障害があったけれども、

     就学に支障をきたさず、

     誰からも、精神障害を指摘されたこともなかったのに、

     思春期になり、認知障害の目立ち始める人もいます。

 

     思春期頃に、300人の中で、

     1番や2番という学業成績でしたのに、

     だんだんと落ちて、並(な)みの成績で、社会人になり、

     結婚して、子供が生まれてから発病する人も、

     少なくありません。

 

     認知障害が進行して、

     統合失調症を発病した頃には、実行機能障害が顕著です。

     その後も、治療によって、興奮は鎮まり、

     妄想を口に出さなくなることはあっても、

     実行機能障害は、一貫して進行するかも知れません。

 

     統合失調症の症状は、確かに表れていますので、

     興奮を鎮めるために、お薬がどうしても必要ですけれど、

     その後、お薬の量が増えても、

     認知障害の進行が、止まらないこともあります。

     原因はわかっていません。

 

     実行機能障害って、

     統合失調症の患者さんに少なくありませんが、

     たとえば、敷き布団を敷くにしても、

     畳の並び方の通りに、敷き布団を広げられません。

     斜めに、皺(しわ)だらけにしか、広げられないの。

     畳の縁に合わせられません。

 

     敷き布団の上に、毛布を被(かぶ)せて、

     さらに、掛け布団を被せるのも、同じ要領ですけれど、

     それもできません。

     敷き布団、毛布、掛け布団という手順も、実行できません。

     ましてや、シーツやカバーを掛けるなんて、不可能です。

 

     この人の話し言葉は、

     年齢相応に、思慮分別があるかも知れません。

     妄想の表れるような話の異常や、言葉の支離滅裂と、

     実行機能障害とは、また別ですから、見逃されます。

     妄想や、話の支離滅裂は、すぐにわかりますが、

     認知障害の大部分は、わかりません。

 

     幼稚園や小学校の、入園入学ですと、

     積木を組み上げるような検査をしてくれますけれど、

     高校入試では、してくれません。

     中学生の頃に、認知障害が目立ち始める人が、

     少なくありませんので、

     幼稚園や小学校の、入園入学のような検査も、有効です。

 

     ベッドメーキングのできない統合失調症の患者さんなのに、

     精神科医が、それを知らずに、

     妄想や幻聴や、眠れない訴えのために、

     お薬を処方しているなんて、なんか間抜けな感じ…

 

     統合失調症に多い認知障害は、実行機能障害のほかに、

     ワーキングメモリや、陳述記憶の障害もあります。

     こちらのほうは、長い会話によって、

     簡単に発見できますので、ここでは割愛しました。

     ごめんなさい。

 

     短い会話では、記憶障害がわかりにくいので、

     インターネットの掲示板には、

     長文でないと、症状が表れません。

     短文ですと、辛辣(しんらつ)な警句を飛ばしていたのに、

     長文を書くと、支離滅裂だったり…

     統合失調症では、抽象語を使うと、

     支離滅裂になる人が多いかも知れません。

 

     わたしは、お酒を飲むと、斜めに歩いてしまうように、

     酔っている時は、長文もロリって来ます。

  

GIDの人は、治りかけて来ると、統合失調症の患者さんを見て、

自分たちと同じ病気と、わかるようになります。

GIDの中には、実行機能障害の出ない人のほうが多く、

記憶障害の少ない人も、たくさんいますけれど、

それでも、同じ病気と、気づくようになります。

 

統合失調症もGIDも、器質的な原因や仕組みが、わかっていませんので、

精神症状を、文学的に分類しているだけです。

きちっと、系統だって仕訳できるのでなく、

便宜的な分類ですので、典型例だけでなく、

他の疾患との中間みたいな症状や、

他の症状に跨(またが)っている症状も、

区別がなく、同じように出てきます。

 

抗精神病薬も、統合失調症だけでなく、

他の疾患名の患者さんにも効きますし、

統合失調症なのに、効かないこともあります。

 

性ホルモン剤のほかには、お薬なんか飲んでいない人でも、

性ホルモン剤って、脳味噌に強く作用する化学物質ですから、

お薬を飲まなければ、やって行けないって、たぶん、病気ですけれど、

GIDの人が、統合失調症の人と似ていると、感じるのは、

実際に、GIDの人の中に、統合失調症と診断される人が、

少なくないからかも知れません。

 

他の診断名の人でも、お薬の中身を見ると、

統合失調症と、さほど変わらない人が、たくさんいます。

年齢とともに、増えて行きます。

統合失調症って、高齢になると、

妄想や幻聴が、落ち着いて来ますけれど、認知障害は、進行します。

 

GIDでは、年齢とともに、仲間内の社会から、姿を眩(くら)まします。

追跡調査が難しいのですけれど、半分は精神障害が治癒して、

健常な人と同じように生活しています。

GIDの仲間の人たちと交際するよりも、

一般の人たちとの交際のほうが、大切なのかも知れません。

 

よく見ると、生活を共にしているパートナーは、

精神科に通院している人であることが多く、

その大部分は、いわゆる同性愛しかできない人です。

統合失調症の診断名の人も、少なくありません。

健常な人が、GIDの生活のパートナーになることは、まずありません。

 

パートナーとの生活を嫌い、

孤独でなければ暮らせない人も、たくさんいます。

人一倍、置いてけぼりを恐れる人が、

人一倍、強がりを見せる生活になります。

 

残りの半分の、治癒しない人は、御本人自身が、性ホルモン剤以外に、

精神科のお薬を飲んでいる人が多く、

なかには精神科を受診せずに、お酒を飲んでいる人もいます。

就職していない人も多く、見た感じ、精神障害を疑われます。

     

いつまでも、GIDの仲間内の社会に、居残っている人は、

昔は全体の1%程度でしたが、

埼玉以後、どうなるのかは、まだわかりません。

少しは増えるかも知れませんが、

いつまでも、仲間社会に留(とど)まっているのって、

昔で言うと、朝も昼も、歓楽街の夜のお店に、

たむろしている人と、同じかも知れません。

 

だいたいは、いかがわしい人でしたけれど、

御両親が資産を残してくれて、働かずに食べて行ける人が多く、

得体の知れない会社の、経営者だったり…

     

埼玉以後でも、SRS(性転換手術)を受けると、

さっそく、援助交際に励んだMtFもいます。

次から次へと、男を替えましたので、売春ですけれど、

知能も学力も高く、親のお金もあり、

性交渉に明け暮れて、体を自慢します。

売春のポン引きになったFtMもいます。

 

健常な人は、まずGIDのパートナーになりませんから、

援助交際の相手は、同性愛の趣味のある精神障害者です。

同性愛そのものは、精神障害でありませんが、

同性愛しかできない人には、精神障害の人が多く、

自分の精神障害の原因を、同性愛のせいと思い、

社会の同性愛に対する差別のせいと思っている人が、少なくありません。

     

たくさんの精神症状が表れていて、

そのせいで、同性愛しか出来ない生活になっています。

精神症状が悪化すれば、統合失調症と診断される可能性もありますが、

悪化しなければ、おそらく凶悪犯罪をしでかした時にだけ、

人格障害と鑑定されるかも知れません。

いちおう、人格障害も精神障害のうちですけれど、

どうせ責任能力は完全とされますから、

なんの得にもならないのに、精神科を受診する人はいません。

 

治療法もありませんが、

GID(性同一性障害)を、人格障害の一種とする人もいます。

 

GID(性同一性障害)のパートナーって、そんな人がほとんどです。

確実に、GIDは精神障害者の社会で、生きて行くことになりますから、

その事実を隠蔽して、心の性別を、良いものとして、

性転換を吹聴するのは、オカルトに近いかも知れません。

 

症状の悪化した人は、苦しいと自覚して、受診したり、

強制的に入院させられたりしますので、その比率の高さから、

やがて、自分たちの身を置いている仲間内の社会が、

精神障害者の社会であることに気づきます。

 

これは、GIDも、GIDのパートナーになる人も、同じです。

考えれば、自分たちが精神障害の真っ只中に居ると、すぐに気づきます。

 

健常者がGIDのパートナーになることは、まずありません。

自分たちが、どのような病気なのか、

どうして、自分たちの仲間内には、

精神科を受診する人や、強制的に入院させられる人や、犯罪に走る人や、

親の残してくれたお金で、遊んでいるだけの人が多いのか、

わかりたくない人は、

ひょっとしたら、病気の悪化する人かも知れません。

     

公然化されたGID医療や、マスコミの吹聴する綺麗事で、

それがわかるかしら。

昔、マスコミは、MtFのニューハーフの色事ばかりを、

記事や番組にして、騒いでいました。

現在の綺麗事を満載した報道も、それと同じです。

お乳を放り出したニューハーフの写真を掲載するのも、

昨日今日の、どこぞの美しい新聞記事も、似たようなものなのですが…

 

性分化疾患とGIDを並べるなんて、お笑い草です。

だって、わたしがGIDに関わったのは、

性分化疾患の治療からだったもん。

わたしの前任者の一人も、自分自身が性分化疾患でした。

 

健常者と一緒に暮らせないってのが、同じでした。

性分化疾患の人は、性器官の体の病気から、

性生活に支障をきたします。

GIDは、精神の病気から、性欲を制御できなくなり、

性分化疾患の真似(まね)をして、体の自傷を望みます。

ヒステリーですけれど、

最も一般的なヒステリーの症状は、統合失調症かも知れません。

 

     認知障害のメニューが表れてから、

     最後に、興奮妄想幻聴が出てくるの。

     興奮を鎮めても、妄想を言わなくなるだけで、

     妄想の中身を確信する症状がなくならないのは、

     認知障害があるからです。

 

     思春期から、だいたい妄想幻聴興奮が出始めますけれど、

     その前から、認知障害が出ています。

     就学に差し支えないほど、軽症なので、

     発達障害と指摘されることもありません。

     乳幼児期から、異常がありますけれど、

     症状の重い発達障害の人は、

     あまり統合失調症を発症しません。

     

     本人が能力の不足に気づいていないことが大きいかも。

     統合失調症の人には、不器用に気づいていても、

     どのように不器用かを言えない人が、少なくありません。

     整理整頓ができないのと、不器用との関係を言えません。

     事実に即して、順序立てて理解して、説明する能力と、

     お布団を畳に添って、皺(しわ)のないように敷く能力とが、

     同じって、気づいていません。

     どちらも自己同一性に関係があるってことにもね。

 

     自我機能には、

     境界性っていう免疫機能に関係する能力があり、

     関節リウマチや、SLE(全身性エリテマトーデス)や、

     尋常性白斑や、ナルコレプシーなどの、

     自己免疫疾患の人の精神症状って、

     もしかしたら、それが変調になるのかも。

     自己同一性のほうとは、少し系統が違うみたい。