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サルスベリ 357 精神障害者の世界

2011.01.24 15:00

これ、百日紅(さるすべり)なんですよ。

 

 

言いにくいことを、匿名のブログに書くのは、狡(ずる)いけれど、

一日のストレスを解消してから眠るのが、習慣になってしまったみたい。

書いているうちに、こっくりこっくりとしてきますから、

文章は酔っ払いかも知れません。

 

性転換をしたい人と、お話するのは、ストレス解消になります。

 

お薬の調整や、御本人の悩みの相談や、

御家族の介護の相談などに、比べれば、

性転換医療って、マスコミの報道や、自助組織の文化運動などが、

社会に目を転じて、気持ちを外に向けさせてくれますので、

お医者さんにとっては、ストレス解消になります。

 

精神の病気の人って、みんなと一緒のことができませんので、

若い内は、突っ張っていても、

だんだんと、社会から弾き飛ばされて、自分から離職して、

心が傷つき、引きこもって、自閉して、

自宅で即身成仏するように、何もしなくなり、

あるいは、アル中がとぐろを巻くみたいに、

御家族の手を煩わせるだけの、どうしようもない生活になりかねません。

 

それに比べれば、異性装で受診するGID(性同一性障害)の患者さんって、

とても楽しそうで、お医者さんのストレス解消に、持ってこいです。

 

性転換医療って、

第二次世界大戦後、ずっと非公然の実態がありましたので、

ここに来て、欧米のような同性愛差別のない日本の人までが、

性転換を公然と行なうようになっても、

以前からの、精神科のほかの診療科の医師にとっては、

別段、どうってことは、なかったかも知れません。

むしろ、性転換医療をやめたい医師には、渡りに船でした。

 

新しく、学者さんやマスコミの人などが、

サポータに加わりましたので、

甲子園の高校野球のように、賑やかになりました。

 

ひょっとしたら、精神科医のストレス解消かも知れません。

性転換の甲子園を見ていると、

目の焦点が、外野に行きますので、お仕事の疲れがとれます。

GID(性同一性障害、ジーアイディー)の人を見ると、

窓をあけて、あくびをして、伸びをするのと、同じ気持ちになります。

遊び人の精神科医には、ちょうどいいお仕事かも知れません。

 

     GIDの生活って、御両親と一緒でなければ、

     精神障害の人としか、一緒に暮らせません。

     健常な人が、GIDのパートナーになることは、

     だいたい、ありえない、と思って結構です。

 

     独居生活の人が、少なくありませんが、

     一部の人は、性的パートナーと、一緒に暮らしています。

     同性としか、性交渉のできなくなったパートナーが多く、

     うちでは、カップルで受診することを、薦めています。

     御本人たちの、気晴らしになれば、一番です。

     性転換医療や、GIDの自助組織の運動や、

     マスコミのサポートなどがね。

     

     現実には、統合失調症やアルコール依存症や拒食症などの、

     患者さんの生活に似てきます。

     宴(うたげ)の後の寂しさが、身にこたえるかも知れません。

 

     エベレストに登れば、必ず下りなければいけないように、

     SRS(性転換手術、エスアールエス)を受けても、

     性転換の頂上で暮らすわけには行きません。

     必ず、麓の人里に下りて、

     みんなと一緒に暮らさなければいけないのなら、

     なんで、エベレストに登らなければいけなかったのか、

     植村直己さんのような気持ちになるかもね。

 

     彼が、どのような気持ちでしたのかは、知りません。

     山登りの宣伝だけで、生活費を得るには、

     常に、宣伝効果のある冒険をして、

     マスコミの話題にならなければいけません。

     最期は、一人で冬のマッキンリーに登って、

     滑落したのか、風に飛ばされたのか…

     

     自宅で即身成仏をして、白骨になる人と、似ているのかも。

     それとも、アル中になって、ゴミだらけのお部屋の、

     敷きっ放しの、お布団の上で、

     おしっこやウンコを、垂れ流したまま、

     毎日毎日、とぐろを巻いている人が、

     GIDの行く末の、標準なのかしら。

 

     同性愛しかできずに、生殖も拒否する人って、

     ただの趣味として、通常の異性愛だけでなく、

     広く同性愛を嗜(たしな)み、子供も生んで育てる人と違い、

     なんとなく、精神障害かも知れませんけれど、

     受診しない人のことは、わかりません。

  

     体が健康なのに、異性との性交渉を拒否して、

     子供も家庭も拒否するって、人の勝手ですけれど、

     いわゆる変人に違いありません。

 

     子供がいるのに、一人住まいや、老人ホームに入る人って、

     それはそれで、人の勝手ですけれど、

     体が健常なのに、自分から、生殖や家庭を拒否した人って、

     やっぱり、精神の病気に蝕まれている可能性が高いと、

     わたしは思います。

 

     御本人が、放って置いて頂戴って言いますから、

     だれもお節介はできませんけれど…

     

     GIDのパートナーになる人って、

     そういう人が、ほとんどなの。

     体が健常なのに、同性愛しかできません。

     実際には、GIDと、そのパートナーとは、

     簡単に、立場が入れ替わりますので、

     GIDの、心の性別や性自認の意味が、よくわかります。

 

GIDの人の、生活の実態は、

精神障害者によくある実態と、同じかも知れません。

健常な人が、GIDのパートナーになることは、まずありませんので、

子供のGIDに、性転換を仕向ける治療法は、ほんとにいいのかしら。

 

親御さんが、そう望んでいるから、

子供も、その気になるのかも知れませんが、

わたしの知っている例では、子供のGIDって、放置されれば、

思春期以後に、自然に治ります。

けっして、思春期以後のGIDに繋がることは、ありません。

 

子供をカストラートにするような医療が、ほんとにいいのかしら。

そんな親の望みを、医師がサポートするのは、

間違っているような気がしないでもありません。

いまのところ、予後がわかりませんので、

杞憂(きゆう)かも知れませんが。

     

性転換した人は、生涯、パートナーを持たずに、

両親と一緒に暮らすか、一人住まいになるか、

さもなければ、精神障害のパートナーと、一緒に暮らすか、

いずれかの生活になります。

 

健常な人は、GIDの性的パートナーになりませんから、

子供を性転換に誘導するのは、精神の病気を治さずに、

わざわざ病気のままに固定させるのと、同じです。

放置すれば、自然に治るのに…