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湯西川温泉 383 精神の病気の、原因と治し方

2011.02.20 15:00

湯西川(ゆにしがわ)温泉の、平家の里って所です。

栃木県の鬼怒川温泉の奥のほう。

鬼怒川(きぬがわ)の上流です。

 

鬼怒川って、利根川の上流ね。

群馬県と栃木県の境目(さかいめ)あたりの、

尾瀬にも近い鬼怒沼(きぬぬま)っていう山の中の湿地から、

東のほうに、山を流れてから、南のほうに向かい、

宇都宮の東を通って、茨城県で利根川に合流します。

 

福島県の会津若松から、

阿賀野川(あがのがわ)の上流の、阿賀川(あががわ)に沿って、

栃木県の日光へ、北から南に、山を抜ける鉄道や道路があります。

昔の国鉄会津線や、会津西街道っていう参勤交代の道がありました。

栃木県側は、鬼怒川の上流の、男鹿(おじか)川に沿っています。

 

会津西街道は、国道121号線と、だいたい同じ経路ですけれど、

下野(しもつけ)街道や、日光街道とも、言うそうです。

アイヅシモツケっていう五月のお花を、思い出す人は、二重丸。

途中に、奇麗奇麗に整備された大内(おおうち)宿ってのも、あります。

萱葺(かやぶき)民家の並ぶ宿場町ね。

東京の会社の、慰安旅行の定番です。

 

会津西街道に、五十里湖(いかりこ)ってのがあって、

今は、ダム湖になっていますけれど、

1683年の日光地震の山崩れによって、

男鹿(おじか)川が堰(せ)き止められた湖でした。

 

自然の堰堤(えんてい)の高さが70mもあり、

現在よりも大きな湖でしたけれど、

決壊(けっかい)の危険がありましたので、

会津藩によって、洪水吐(こうずいば)きの工事が行なわれました。

 

現在でも、ダムの排水口のことを、洪水吐きと言いますけれど、

土木用語の由来のような工事を、江戸時代に行ないました。

 

でも、努力の甲斐(かい)もなく、

40年後の、1723年に決壊(けっかい)して、

1万2000人が、土石流のために亡くなりました。

 

現在のダム湖の五十里湖って、男鹿川と湯西川が合流して、

鬼怒川に注(そそ)ぐ所にあります。

鬼怒川が、東から南に、進路を変える転向点のあたり。

湯西川温泉って、五十里湖の北西のほうの上流ね。

 

客寄せのために、平家の落人(おちうど)の集落を、再現しています。

 

 

大雑把に言いますから、堪忍してください。

精神の病気って、ぜんぶ、器質的な原因があります。

 

交通事故や、脳梗塞や脳出血や脳腫瘍や、脳の変性疾患などの、

器質的な原因が、具体的にわかっている病気は、

とりあえず、棚上げにしておきますから、

それぞれの疾患の、専門の先生に、お尋ねください。

 

器質的な原因の、わかっていない病気も、

たぶん、原因が微細で、人それぞれに違うことから、

特定できないだけです。

 

器質的な原因って、たとえ微細でも、機械を目で見るように、

ここがこうなっていれば正常なのに、

こういうふうに壊れているから、間違いが起こるって、

納得できる形や構造がある、ということです。

 

機械と言っても、コンピュータのように、

奇麗な顔をした電気の箱もありますし、

化学工場のように、タンクとパイプばかりの、

変な臭(にお)いの機械もあります。

 

うちは、製鉄や造船が多かったので、熱くて重くて、男ばかりでした。

女は、女ばかり集められて、選鉱していたりね。

貧乏人のお仕事です。

 

生物の体は、精密機械よりも、はるかに微細ですので、

電気や化学物質も、波動や粒子として、理解します。

わざと成長して、自分から破壊されるために、変化する形や構造が、

機械よりも余分にあるので、やや複雑です。

脳味噌には、わざとする面倒な仕組みが、一杯、詰まっています。

 

生物って、進化の歴史を、形や仕組みとして、積み重ねていますので、

ウイルスのように生きれば、合理的なのに、

わざわざ人間のように生きます。

40億年の思い出を忘れられずに、

だんだんと、面倒な手続きが、溜まって来るの。

 

統合失調症の人が、家の中にゴミを溜め込んで、

大切にしているみたいに、

御自分は、寝るところもなくなり、夏になれば公園のベンチで、

冬は精神科の病棟で、寝ています。

ゴミが貴重品なので、家の中に一杯、詰まっているの。

捨てられません。

 

ロボトミーのように、

前頭葉を、思い切って、切ってしまう手術を、発明した人もいます。

人間らしい記憶なんか、ゴミかもね。

 

     微細な器質の異常が、精神の病気の原因になっていても、

     一人一人が、それぞれに違う原因でしたら、

     それが原因とは、なかなか確定できません。

 

     微細な構造の異常を、見つけ出すことさえ、

     現在では、死んでから解剖するしかありません。

     それが、精神症状の原因であったと、

     だれが言えるものですか。

     その人だけの構造ですから、脳味噌の解剖なんか、

     ワーカーさんの、憂さ晴らしです。

 

     脳の器質に、原因となる病変が見つからないのに、

     慢性的に、様々な精神症状に苦しむ病気って、

     たいていは、人それぞれの、微細な器質的疾患なの。

 

     生まれつきの遺伝的な構造もあれば、

     胎児期や乳幼児期に、ウイルスに感染して、

     傷つけられた痕跡が、異常に機能していることも、あるかも。

 

     プリオンのように、間違いが広く行き渡って、

     他の個体にまで、異常が伝染すれば、

     器質的な病変として、簡単にわかりますけれど、

     微細な痕跡のまま、個人的に仕舞われていたのでは、

     発見されることさえ、滅多(めった)にありません。

 

器質的な原因を特定できない精神の病気の多くは、

生まれつきの能力や、記憶の中身や、コミュニケーションの方法などの、

脳の機能に、異常が生じます。 

 

わたしたちは、文学的に精神症状を分類して、

心の症状の、共通の組み合わせとして、

それぞれの精神疾患の名前で、纏(まと)めています。

     

器質的な原因の、はっきりしている種類の、

精神の病気を見ればわかるように、

似たような精神症状は、似たような脳の領域に、

原因のあることが、少なくありません。

心の症状を、文学的に分類することは、必ずしも無駄でありません。

 

脳梗塞や脳腫瘍などは、MRIやCTなどを使い、

簡単に目に見える異変が発見された時に、よく診断されます。

目に見える巨大な異常と、顕微鏡で見なければわからない微細な異常が、

同じ場所で起これば、同じ精神症状として表れるとは、限りません。

 

     脳味噌の情報って、コンピュータと同じで、

     あっちこっちに移動させて、処理しますので、

     異常な処理結果の表れた所に、

     微細な器質の異常があると思うのは、早計です。

 

     慢性的な精神の病気の人の多くが、

     何かの、大切な能力の不足を、子供の頃から持っています。

     それを庇(かば)おうとして、

     他の人との、コミュニケーションの異常になり、

     不快な結果が、記憶されます。

 

     他の個体とのコミュニケーションに、

     感情という概念を使った哺乳類の脳味噌は、

     人類にも、受け継がれています。

     お乳をあげないと、赤ちゃんが育たないから、

     哺乳類って、赤ちゃんとコミュニケーションをしないと、

     しょうがないの。

 

     もとは、一つの体でしたので、

     血管や神経を使って、情報を伝達していましたけれど、

     早めに産まれて、体が二つに分かれたので、

     哺乳類の親子は、空気を使って情報を伝達しました。

     化学物質を、空気に混入したの。

     フェロモンと同じね。

 

     人間では、嗅覚を、ほとんど廃止して、

     聴覚と視覚を、専門に使うようになりました。

     化学物質という粒子よりも、音や光という波動のほうが、

     情報を、たくさん伝達できるの。

 

     感情は、他の個体との、コミュニケーションに使う規格を、

     体の内部に、すでに持っている情報にも、適用します。

     その規格によって、情報を、整理編集するってこと。

     体の内部の情報を、他の個体から受け取った情報のように、

     解読するから、客観的に自覚する、と言います。

 

感情って、概念を使いますので、

纏(まと)まった組み合わせの情報の中身を、

簡単な一つの記号として、伝えることができます。

中身を一々、受け渡さなくても、記号だけを伝えればいいの。

書類だけの、架空の取引によって、インチキをすることもできます。

犯罪が、馬脚を露(あら)わすように、能力の不足が、失敗を招き、

原因不明の不快な気持ちが、記憶されます。

 

御本人は、微細な脳の器質の異常を、自覚できませんので、

原因不明の、どじばかりを踏んでいれば、

脳味噌の中に、不快な記憶が、ゴミのように溜まります。

 

感情や言葉という概念を使った情報伝達は、

伝票だけを使った架空取引ですから、

机という物体が、脳味噌の中に入るわけがないのに、

脳味噌の中には、わたしの机があります。

わたしは、脳味噌の中の机と、現実の体の外側にある机とは、

違うものに決まっていると、百も承知していますが、

概念を使った情報処理では、脳味噌の中の机と、現実の机とは、

同一であると、定義されています。

 

体の性別と、心の性別とは、違うものに決まっていますが、

わたしたちは、同じものであると、心の中で定義しています。

架空取引がバレて、逮捕されるように、

世の中の犯罪には、脳の微細な器質的異常による能力の不足が、

如実に表れて来ます。

 

     わたしは、患者さんの脳の器質の、微細な異常を、

     発見できませんけれど、

     おそらく、子供の頃からあるような、

     軽い能力の不足を、発見できます。

     

     不快な記憶の原因を、

     能力の不足から来るコミュニケーションの間違いによると、

     指摘できるかも知れません。

     他人とのコミュニケーションのルールは、

     自分自身の情報を理解するときにも、使用されて、

     自分の心を、客観的に自覚できるようになります。

 

     ルールを枉(ま)げているのは、

     能力の不足によることが、少なくありません。

     他人との競争に負けずに、尻尾を握られずに生きようとして、

     能力の不足を回避します。

     他人と自分に、嘘をついて、能力の不足を見ないように、

     わざと目を瞑(つぶ)っているのかも知れません。

     わざと、他人や自分を陽動するための、

     ダミーの事件を、起こしているのかも知れません。

 

     精神の病気の人の多くは、生まれ育った家庭に、

     解決困難なハンディキャップを持っています。

     GID(性同一性障害)の、心の性別の多くは、

     家庭のハンディキャップから来る世代交代拒否と、

     心の傷を見ないようにするための、ダミーの症状に見えます。

 

     失敗の原因を知れば、不快な気持ちが緩和されて、

     能力の不足があっても、

     他の方法によって回避する試行錯誤を、諦めずに、

     こつこつと続けて行く道を、見つけられるかも知れません。

 

     統合失調症の人でも、GIDの人でも、

     治る人は、年齢とともに、心が丸くなるように、治ります。

     治らない人は、栗(くり)のイガイガのように、

     棘(とげ)だらけの心になっています。

 

     性転換のように、金輪際(こんりんざい)、

     世を拗(す)ねて暮らそうとする手を、

     できるだけ、避けたほうがいいと思います。