Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

お水取り 390 達陀(だったん)の行法

2011.02.27 15:00

東大寺の二月堂の下です。

古い写真ですけれど、季節は今。

お松明(たいまつ)を作っている最中ね。

 

夜になると、松明に火をつけて、廊下の階段を、駆け上がるの。

二月堂の舞台から、振り回すと、火の粉が飛んで、奇麗。

燃え滓(かす)を拾うと、寝小便に効くそうです。

 

何年か前に、奈良のGID(性同一性障害)の人が、案内してくれました。

MtF(male to female 男から女へ)の人ですけれど、

SRS(性転換手術)の後に結婚して、代理母に妊娠してもらいました。

自分の凍結精子です。

生まれたお子さんも、お嫁に行く年頃でした。

 

性分化疾患のリエゾンから、GID医療を手掛けたので、

生殖医療って、内緒でしたけれど、

安楽死と同じくらいに、当たり前でした。

 

大昔は、凍結技術がありませんでしたけれど、

お釈迦さんの息子さんの、ラーフラって人も、

身代わりの呪術師と、お釈迦さんの奥さんとの間に、

生まれた子でないかと、言われています。

 

ラーフラって、障害という意味ですけれど、

お釈迦さんは、わが子に、そう名付けて、出奔しました。

宗教に凝る人って、今も昔も、精神科に近いのかも。

 

関西では、お水取りが終わると、春ですけれど、

3月1日から、本行と言われるお松明のイベントが、

夜毎(よごと)に、観光客を集めます。

 

昼間は、走りの法っていう五体投地のパフォーマンスもやってくれるの。

座布団の上に、身を投げ出す時に、

プロレスみたいに、二月堂の板張りの床が、凄い音を立てます。