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ホウレンソウ 398 ナポレオンの大陸封鎖

2011.03.07 15:00

今頃のほうれん草って、すごく甘いの。

ビニールハウスに、風を通して、寒さに晒(さら)すと、

成長が止まるので、ゆっくりと収穫できます。

 

寒締(かんじ)めって言いますけれど、

春になり、日照時間が、ある程度よりも長くなると、

ホウレンソウって、薹(とう)が立ち、花が咲き出すので、

農家は出荷に追われます。

 

でも、気温が、ある程度よりも低いと、成長が止まって、

葉っぱに縮(ちぢ)みが入り、肉厚になり、

水分が少なくなり、糖度が増すの。

 

紅葉(もみじ)の手前かもね。

根っこのほうから、だんだん上のほうに、赤くなって行くの。

写真は、寒締めの前の、温室のホウレンソウです。

丸葉の、西洋風の品種で、ごめんなさい。

 

トマトの甘みぐらいに、なりますけれど、

 

 

甜菜(てんさい)の、甜(てん)の字って、

舌に甘いと書きますから、いかにも甘そう。

ビートのことですけれど、葉っぱが、お大根そっくりで、

根っこも、蕪(かぶら)と大根の、中間みたい。

 

蕪(かぶら)って、甘いから、

甜菜は、砂糖大根とも、言われますけれど、

大根の仲間でなく、ほうれん草の仲間の、アカザ科です。

 

甜菜も、昔は、糖分が3%ぐらいしか、なかったの。

ナポレオンの大陸封鎖の時に、

フランスが品種改良をして、20%ぐらいになったそうです。

育種の、華々しい成功例として、よく紹介されます。

 

それまでは、イギリスがジャマイカを植民地にしていましたので、

フランスは、サトウキビから採(と)ったお砂糖を、

イギリスから買っていました。

大陸封鎖によって、ジャマイカのお砂糖が、手に入らなくなったので、

甜菜の糖度を高めようと、品種を改良しました。

 

わりと、手っ取り早く、できたみたい。

ほうれん草も、現在は10%ぐらいの糖度ですけれど、

もっと、甘くできるかも。

 

大陸封鎖って、フランスとスペインの連合艦隊が、

イギリスに、トラファルガーの海戦で、負けたので、

ヨーロッパの大陸諸国が、イギリスと貿易をしないように、

ナポレオンが、ヨーロッパ諸国に、圧力を掛けました。

 

19世紀初頭のイギリスって、産業革命の真っ最中ですけれど、

フランスは、まだ、ナポレオン・ボナパルトの時代でしたから、

やっと、貴族制を脱して、農奴が解放されたのに、

お百姓さんたちは、軍隊に召集されて、戦場で死ぬばかりの日々でした。

 

フランス革命の、所期の目論見(もくろみ)では、

貴族制度の最下層の、怠け者の農奴を解放すれば、

お百姓さんは、みんな、一生懸命、働くようになって、

農業の生産効率が高くなり、余剰人員が生じますので、

都会の資本家が、工場を経営すれば、

お百姓さんの労働力を、吸収できます。

 

イギリスの産業革命に負けない工業力を、

フランスは、獲得できるはずでした。

 

ナポレオンの時代は、

革命によって、貴族制度が潰(つぶ)れましたけれど、

まだ、工業化は、ぜんぜん、実現していませんので、

フランスのお百姓さんは、日がな一日、働かない貧乏人でした。

お仕事がないもんね。

自給自足の生活が、板についています。

 

この人たちを、フランス政府は、軍隊に徴兵して、

ヨーロッパの国々と、戦わせました。

国家のために、有意義に死んでもらったの。

 

当時の戦争って、最後の最後は、必ず白兵戦で決めますから、

鉄砲に銃剣をつけて、至近距離で、撃ち合いをしながら、

格闘をするみたいに、銃剣で突き殺します。

 

最後のとどめを刺すところへ、持ち込むまでに、

敵の陣地に、大砲を打ち込んだり、塹壕の中に、隠れたり、

騎馬隊が、敵の隊列を、踏み散らしたりする戦術を使います。

 

殺し合いをして、死ぬ運命の、お仕事ですけれど、

田舎で、博打(ばくち)をして、お酒を飲むだけの、

自給自足の貧乏なお百姓さんよりも、

死ぬにしても、怪我(けが)をするにしても、生き残るにしても、

年金がもらえるので、有意義な人生である、という考え方です。

  

ナポレオンは、戦争の力で、ヨーロッパの覇権(はけん)を握り、

みんなで、イギリスに対抗するように、

ヨーロッパの国々を、脅しました。

 

フランス政府って、革命政府ですから、

舌によって、貧乏人を嗾(けしか)けた張本人たちが、

政治を握っていたの。

弁護士やお医者さんたちね。

性転換に、似ているでしょう?

 

ナポレオンのお父さんも、

コルシカ島の裁判官から、革命政治に手を出して、

いわゆる新貴族の特権を、入手しました。

昔の貴族の特権が、小分けにされて、売りに出されていたので、

お金の出来た平民が、それを買った、ということです。

ナポレオン・ボナパルトも、

貴族の子弟として、士官学校に入学しました。

 

彼は、職業軍人であることを、梃子(てこ)にして、

革命後の、フランス政府の要人たちの中に、割って入ったの。

弁護士やお医者さんたちと、肩を並べた、と言うことね。

 

GID(性同一性障害)の1%の人って、

性転換を売り物にして、生計を立てますので、

やがて、ナポレオンのような道を、歩みます。

 

女衒(ぜげん)やポン引きとも、言いますけれど、

ほうれん草ですから、ナポレオンです。

そういう品種があるの、春蒔(ま)きのほうれん草に。

暖かくなっても、薹(とう)が立ちません。

 

菠薐(ほうれん)と書きますけれど、ペルシャのことだそうです。

知っていましたけれど、ネパールと言う人もいたので、検索しました。

菠薐って、ポーリンって発音しますけれど、音写です。

ネパールと似ています?

 

わたしは、パンジャプ地方の、ポーリンっていうお野菜が、

気に掛かるの。

買ったことも、食べたこともないので、

何科の、なんという植物なのかを、知りませんけれど、

市場(いちば)で見掛けた印象は、ほうれん草に似ていました。

 

お茶の渋みや、ほうれん草のあくや、菜の花の苦味(にがみ)などを、

甘いと感じるわたしは、

ナポレオンも、甘かったような気がします。

男性って、ロマンティックですので、

赤ちゃんみたいな、リボンやフリルが、お似合いかも。

 

精神の病気の介護も、所詮は、ウンコとオシッコの世話ですので、

GIDのウンコやオシッコの世話を、経験したことがなければ、

性転換医療のお医者さんと、言えません。

 

戦場では、みんな、鉄砲の撃ち合いに、忙しくしていますから、

病人やけが人の、世話ができるのは、衛生兵しかいません。

平和な社会でも、手のあいている遊び人は、お医者さんだけです。

 

看護師さんや、ヘルパーさんって、学校で、ケツッペタの成績でした。

弁護士さんやお医者さんみたいに、頭が切れません。

ウンコやオシッコの世話には、いちばん優秀な人が必要なの。

法律を作ったり、テレビに出演したりって、漫才師でもできますから、

お医者さんはしなくてよろしい。