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ヒマラヤユキノシタ 415 お薬と妄想

2011.03.25 15:00

名前を思い出せなくて、ネパールを思い出してから、

ヒマラヤユキノシタって名前に、辿(たど)り着きました。

 

雪の下っていう感じでありませんけれど、ユキノシタ科です。

 

 

精神の病気って、最初に、GIDの異性装のように、

誰にとっても、気持ちの良いことを貪(むさぼ)って、

しんどいことを、しなくなります。

 

先々のことを考えずに、今、楽ちんなことを、大慌てで入手して、

そのままずっと、楽なことに、浸り続けようとします。

 

健常な生活が、しんどくなった、ということです。

これ以上、耐えられないので、座り込んで、

現金な楽ちんが欲しいと、要求しています。

 

精神の病気の症状とされているものを、わざと出します。

自分から、病気と言わんかのように、

無理に我がままを押し通しますけれど、健常なことをしません。

 

これは頭が壊れていると、周囲に思われるようなことを、

わざと、します。

これは大変と、思わせて、

もっと、わたしを大切にして欲しいと、訴えているかのようです。

捨て身の手管(てくだ)と、言えないこともありませんけれど、

実際、脳味噌の中が、大変なので、

大変と思われそうなことを、必死で実行しています。

 

何をすれば、周囲の人に、脳味噌が大変と、伝えられるかって、

人間の考えることは、知れています。

どのような方法があるかが、いろいろな精神疾患の症状として、

それぞれの診断基準に明記されていますから、

たったこれだけの種類しかないって、よくわかります。

 

できるだけ、音痴に歌ってみようとしても、

たいていの人は、1オクターブを12個に割った音しか、出せません。

中間の音を出すには、特別な技術が必要ですので、

専門の音楽教育を、受けていなければいけません。

 

精神の病気の症状も、原因となるような、

脳味噌の器質的な病変の発見されない人では、

精神医学の専門家でなければ、

文化的に規矩準縄とした症状しか、出せないのが、普通です。

GIDも統合失調症も、そうなの。

 

ストライキをして、根比(こんくら)べに持ち込みますから、

精神の病気の、基本的な症状は、子供の駄々こねと同じです。

しんどいことをしないで、我がままから、自閉に進みます。

 

鉄砲を突きつけられて、歩けと言われているのに、

向こう先を見ないで、座り込んで、一歩も歩きません。

 

戦争でしたら、その場で射殺されますけれど、

わかりきっている自滅を、賭けの材料にして、

神様が助けてくれるのを、待つのみって感じで、根比べをしますから、

平和な時代では、一般の人の見るところの、処置なしって感じを、

精神科のお医者さんが代弁して、精神の病気と診断してあげます。

そうして、保護してあげないと、虐(いじ)められますから。

 

ほんとに、あっさりと射殺されるように、自殺しますから、

とりあえずは、お薬を使ってでも、興奮を鎮めるほか、ありません。

手術っていう手もありますけれど、

GID(性同一性障害)では、両方を使います。 

 

うつ病のように、何もできなくなる人って、

自殺もしないのでしたら、とりあえず安心なのに、

自殺だけは、ちゃんと実行しようとしますから、

抗うつ薬を使って、かえって興奮させてしまったきらいも、あります。

自殺の代わりに、お食事を拒否したりね。

 

統合失調症の解説には、妄想っていう陽性症状を、

抗精神病薬が治してくれるように、書いていますけれど、

そんな魔法のような能力は、ただの化学物質にありません。

精神の病気を知らないお薬屋さんの、戯言(たわごと)です。

 

妄想か、それとも、ただの想像や、思いつきや、空想や、理想などかは、

すごく人間的な、文学的な判断ですので、

無学文盲の化学物質に、できるはずがありません。

 

抗精神病薬って言われる化学物質のやっていることは、

脳味噌の中の、情報伝達を遮断して、

神経細胞の興奮を、鎮めているだけですから、

情報の中身には、関係ありません。

 

それが、文学的な意味での、心の興奮を鎮めることになるのは、

人間の脳味噌の側のほうが、

神経細胞の種類によって、取り扱う情報を、

仕訳(しわけ)しているからですけれど、

生まれつきの仕訳と、

学習によって形成された癖(くせ)みたいな仕訳とがあります。

 

いずれにも、その人だけの、普通とは異なる特有の仕訳の仕方があり、

一部は、精神の病気の原因になっているかも知れません。

 

抗精神病薬は、情報伝達を遮断することによって、

興奮を鎮めますけれど、

どのような内容の情報が遮断されるかは、

お薬の側でなく、脳味噌の側の事情によります。

 

その事情に、健常な人と、精神の病気の人との、違いがありますので、

お薬の効き目が、人によって異なります。

妄想と、妄想でない思考のような、すごく人間的な価値の違いを、

お薬が知っているわけがありませんから、

お薬が妄想を取り除いてくれるような、

薬学部の教授みたいな魔法は、ありません。

 

妄想と、そうでない思考との仕訳が、しっかりしているのでしたら、

興奮が鎮まれば、妄想を言ったり、実行したりは、しなくなります。

そんなことをすると、損になるから、自制するのは、当たり前です。

でも、妄想の中身を、心の中で確信しているかも知れません。

 

言わなければ、誰にもわかりませんけれど、

変な行動の人は、たくさんいます。

健常な人は、自分の好きずきから、わがままに人を殺してはいけないと、

確信していますけれど、

精神の病気の人には、自分の勝手気儘に、人を殺すのが、

理想的には正しいと、確信している人が、たくさんいます。

 

現実には、そんなことをすると、みんなに報復されて、

結果として損をして、苦しくなるから、

今は辛抱をして、実行しないだけです。

 

だから、一々、こいつを殺してやろうと、

頭の中で、自動小銃をぶっ放して、射殺してから、

もう一度、生き返らせて、殺したいのを我慢して、

苦しい人生に耐えるように、生きています。

殺人を実行して、報復される苦しみと、

向こう先を見て、殺人を思いとどまって生きる苦しみとを、

一々、量りに掛けながら、生きているの。

 

こんなに余計な判断のために、

脳味噌の中の情報を、あっちこっちに、

盥回(たらいまわ)しに移動させて、

情報処理能力が、空(から)出張のように、

費(つい)やされていますから、

ストレスが溜まるのは、無理もありません。

脳味噌がすごく疲れるの。

 

善良な市民の正体って、そんなものだったりね。

抗うつ薬や、抗精神病薬や、抗不安剤や、抗てんかん薬などの、

ただの化学物質が、そんな心の事情を、知っているわけがありません。

 

うつ病の人って、

すごく真面目(まじめ)で、几帳面(きちょうめん)で、現実的ですし、

統合失調症の人って、すごく優(やさ)しくて、善良ですけれど、

脳味噌の中では、手品みたいに、

ややこしいことをしているかも知れないって、化学物質は知りません。

 

発達障害って言われる能力の不足を回避するために、

ややこしいことが、思春期以後に、行われるようになったりね。

生殖や世代交代っていう大人の価値を要求されるようになると、

やりくりが、間(ま)に合わなくなって、

皺寄せを、精神症状として出してきます。

 

大人の価値って、30才を過ぎて、子供が生まれてから、

急に子煩悩になる男性がいるみたいに、

生殖によって、それを求める能力が、よく発達します。

 

生殖が負担になる人もいますから、

両刃(もろは)の剣(つるぎ)ですけれど、

GIDの原因の、最大のものが、

生殖や世代交代のための、精神の能力の発達不良なのに、

未成年のGIDの治療のために、生殖機能を阻害するって、

どうしようもないお馬鹿です。

 

同性愛が、生殖の精神的負担を暗示しているのなら、

性転換もあり得るかも知れませんけれど、

同性愛者やGIDの人って、生殖したい気持ちが、

とても強いって、わかっています。

MtFですと、健常な精子があるのに、

経済的な理由以外に、ホルモン療法の前の保存を拒否するようでしたら、

GIDと診断しないほうがいいかも知れません。

 

お薬によって、妄想を抑えなければいけない人って、

かならず、健常な思考も、抑えられます。

妄想と、健常な思考とを、うまく仕訳している人でしたら、

妄想を抑えるのに、抗精神病薬なんか、使う必要がありませんから。

そういう人に、抗うつ剤を使ってみることも、ありますけれど。

GIDの人に抗うつ剤って、すごく難しいので、親身な診療が必要です。

 

GIDの人って、とりあえず、自分の体を壊してまで、わがままを言って、

健常な、しんどい生活を、ストライキしていますので、

楽ちんなことを手放して、向こう先を見て、しんどいことをするように、

体を壊すのを思いとどまったほうが、楽ちんだってことを知るように、

精神科のお医者さんは、誘導しなければいけません。

 

形成外科のお医者さんは、美容手術みたいに、

体を壊すのは良いことですよと、宣伝します。

何が悲しうて、精神科のお医者さんが、

精神の病気を悪化させるお先棒を担ぐのかしら。

情けない医師もいるものです。

 

わたしは、性分化疾患の人の、SRS(性別再判定手術)から、

GID(性同一性障害)の人の、SRS(性転換手術)に関わりましたけれど、

よそのお医者さんが、性転換医療を公然化してくれたので、

最後は、GIDの治療を、

精神療法一本で行く糞切(ふんぎ)りがつきました。

 

性分化疾患でないものの、体質や、体の病気の事情などから、

性転換したほうが、幸せでないかと、

検討しなければいけない人が、GIDにも、たくさんいらっしゃいます。

 

性分化疾患でないGIDの、性転換を思いとどまったのは、

治癒すれば、生殖を、

とても大切にするようになる実態が、あったからです。

それなら、性転換でなく、生殖医療として、最初から治療すべきでした。

心の性別は、精神療法によって、手当てします。