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虞美人草 424 性別

2011.04.03 15:00

近所の公園の、ポピーです。

虞美人草(ぐびじんそう)とも言います。

 

虞(ぐ)や虞や 若(なんじ)を奈何(いかん)せん。

栽培できる罌粟(けし)の一種に、虞美人草って名付けたのは、

傑作かしら。

 

 

性別って、生物学や医学よりも前の、大昔からの言葉ですから、

学問的でない意味を、否定する根拠なんか、どこにもありません。

 

でも、言葉の意味を、新しく定義して、いたずらに混乱させるって、

問答無用で議論しませんって、言っているみたいでしょう? 

 

いちおう、生物学的に言うと、

人間って、有性生殖をしますから、

生殖のために、二種類の性別が必要です。

 

性別は、生殖のためにあります。

でも、人間って、

自動的に反射的に無意識的に、性交渉をする機能が、

退化していますから、

生殖の相手の性別を、知的に識別してから、

意識的に、手動のマニュアル操作によって、性交渉を実施します。

 

相手の生殖機能を識別してから、性交渉に及びますから、

何かを指標に、生殖機能を類推しなければ、仕方ありません。

 

有性生殖の生殖機能って、

妊娠するのと、妊娠させるのと、二種類ですから、

実際に、妊娠出産があれば、識別できます。

 

でも、妊娠出産よりも、ずっと前の、

性交渉をする時に、相手の性別を、識別していなければいけませんから、

未来を予想するために、

現在の何かを、目安にして、類推しなければいけないってことです。

 

具体的に、何を手掛かりにして、生殖機能を類推すれば、

将来の世代交代を、しっかりと確保できますか。

100%確実に予測するのは、不可能と思いますけれど。

 

どのような方法なら、どれぐらいの確率で当たるかは、

経験的な蓋然性(がいぜんせい)から、わかります。

 

実際には、当たる確率が高ければ、良いわけでありません。

実用するには、簡単に実行できる手掛かりでなければ、いけません。

遺伝子を読むとか、染色体を見るとかって、当たる確率は高いけれど、

性交渉をする直前に、いちいち遺伝子や染色体を、見てられません。

 

できるだけ簡単な方法で、

しかも当たる確率の高い方法が、実用的な方法です。

 

実際には、性器の形を見るのが、

一番簡単で、当たる確率の、高い方法なの。

お金がかからないし、特別な技術も必要ありません。

見れば、一目瞭然で、それ一つだけを、手掛かりにしても、

かなり高い確率で、生殖機能を予言できます。

 

性器の形が、手掛かりにならないと、

性分化疾患と言われて、病気の一種とされます。

 

お乳とか、身長とか、体型とか、頭蓋骨とかも、

男女で、違いがありますけれど、

それ一つだけでは、当たらないでしょう?

男女に、背の高さの違いがあっても、

それ一つだけですと、男よりも、背の高い女性って、一杯いますもの。

 

お乳も、男なのに、膨らんでいるって、珍しくありません。

こういう指標は、幾つかを合わせなければ、当たる確率が低く、

一つだけでは、実用になりません。 

 

脳の性差も、そうです。

確かに男女に性差のある具体的な特徴って、一杯ありますけれど、

当たる確率が、あまり高くありませんし、

第一、脳の形や、神経細胞の形って、

性交渉の前に、一々、調べられます?

 

お金も設備も必要ですから、

ラブホテルで、性交渉の直前に、

大脳基底核や視床下部の形なんか、わかりません。

実用価値は、著しく低いと思います。

 

男は空間認識能力が高いって、

それ一つで、二種類の生殖機能を、識別できますか。

そんなの、当たる確率が低すぎて、

幾つもの特徴を組み合わせて、合わせ技を期待しても、

まだ、実用価値が足りないかも知れません。

 

性器の形よりも、簡単で、当たる確率の高い目安って、ないでしょう?

昔の人が、性器の形を目印にして、生殖機能を予想したのは、当然です。

 

でも、道を歩きながらでも、真冬でも、

いつも、股を見せているって、なんか、風邪を引きそうと、思いません?

北欧なんか、寒いから、性器を見せるって、不便です。

 

そこで、人類は、性器をいちじくの葉っぱで隠して、

代わりに、自主申告によって、性別を表示するようにしました。

衣服や、言葉遣いや、仕草や、髪型や、持ち物などによって、

性別を意図的に表示するようにしました。

 

自分の性器の形を、自分で見て、

目立つように、額(ひたい)に、印(しるし)を貼り付けたってことね。

こうすると、風邪をひきませんし、よく目立ちますから、便利です。

他人のために、とても親切でしょう?

やさしい気配りです。

 

ディスプレイと言って、

雉(きじ)が、羽根を開いて、奇麗な模様を見せるのと、同じです。

自分は男ですって、自己申告をして、

性交渉をしましょうって、アピールしているの。

 

     人間も、額の貼り紙として、

     体の部分の特徴を、使うことがあります。

     でも、ほとんど、人間特有の文化なの。

     体の部分が文化なのでなく、記号として使うのが、文化なの。

     手話も、手の動作ですけれど、文化です。

 

     記号っていうコミュニケーションのための表現が、

     文化と言われるのは、

     人間の個体と個体との情報伝達が、

     客観っていう方法によるからです。

     他の個体との、情報伝達の規則が、

     個体の中の情報を、整理編集する規則として、

     使われるようになりましたから、

     動物は、意識を持つようになったの。

 

     一律の、自動機械のような機能が、

     マニュアル操作によって、手動で行なわれるって、

     機械というハードウェアと、

     それを動かすソフトウェアとが、分化して、

     一方が、他方に対して、汎用性を持つようになった、

     ということなの。

 

     人間の体を動かすソフトウェアが、

     生まれつきの体に、依存しないで、

     体の外側に、保存されるようになり、

     どのような体をも、動かすことができるようになりました。

     体のほうも、どのようなソフトウェアをも、

     許容できるようになりました。

 

     互換性があるから、汎用性を獲得しましたけれど、

     この互換性って、

     哺乳類に共通の、感情のシステムのことなの。

     人間のコミュニケーションの規則って、

     その上に乗っています。

 

     感情って、うつ病の人に、不具合の起こるところです。

     患者さんが抑鬱症状を訴えても、ヒステリーがあると、

     必ずしも、感情や気分の故障とは、言えません。

 

     他の個体との、コミュニケーションの規則が、

     体に保存されている遺伝のような、生まれつきの情報でなく、

     体には、予想のできない情報ですから、

     人間って、自分の体の内側のことを、外側のことのように、

     平等に認識することができます。

     客観的に認識できるの。

 

     その規則のことを、文化って言いますけれど、

     精神の病気の原因にもなります。

     心の中だけのことを、

     みんなに共通の事実のように思い込むと、

     嘘や妄想って、言われますけれど、

     オナニーの原理と同じです。

     自我機能って言います。

 

     自動的な生殖機能の、退化した人間の、

     生殖に必要な方法なの。 

 

     体が生まれつきに持っている情報と、

     そうでない情報との関係って、

     食べ物を食べて、消化吸収するようなものですけれど、

     感覚器官や消化器官のように、

     外界と接するところでは、

     情報が整理編集されて、組み替えが起こります。

 

     そこが、規則の変わるところですから、

     物事の境目に見えるみたい。

     個体や生命ってのが、そうでない物体と、識別されます。

     概念ができる、と言っても良いのですけれど、

     ヤスパースの言う境界性みたいなものかしら。

     免疫機能です。

 

     境目を超えて、規則が侵入する様子って、

     津波や、潮の満ち引きみたいですけれど、

     意志ってのも、個体や生命体を超えて、情報が伝達されます。

     神経細胞の跳躍伝導や、血液脳関門みたいに、

     そこに、半透膜があるかのように、見えます。

 

     情報の規則が伝達されて、

     個体や生命体の持つ情報の内容を、再編集してしまうから、

     哲学的には、生まれつきの素質を、裏切ることができると、

     表現されますけれど、

     電磁波や放射線が飛んできて、

     物質の規則性が、変更されるようなものかしら。

 

     コミュニケーションっていう文化の規則だけでなく、

     伝えられたり、変更されたりした情報の中身も、

     もとりより、文化って言いますから、

     美しいとか、悲しいとかだけでなく、

     苦しい寒いは、疎(おろ)か、

     痛い、熱いってのも、文化かもね。

     感情だけでなく、感覚まで、

     意志によって、変わってしまいます。

 

     ヒステリーから、統合失調症になるようなものかしら。

     GID(性同一性障害)にも、そういう人がいて、

     だいたい8%ぐらいです。

 

     自我機能が不調になりますけれど、

     解離とか、統合する機能の失調とかって、

     自己同一性が、うまく行かなくなります。

     起こった出来事を、時間の順番の通りに並べる種類の、

     情報の整理編集機能が、変になります。

     原因と結果の関係が、わからなくなり、

     記憶が行方不明になるの。

 

     これから起こることを予想して、

     これこれの場合は、こうするって、

     あらかじめ、行動を見積もっておくと、

     咄嗟(とっさ)の時に、速く反応できますけれど、

     精神の病気では、たいてい、

     これこれの場合は、って言う条件説が、使えなくなります。

 

     将来を見積もって、実行する意志や、

     その内容が、変調になるから、支離滅裂って言いますけれど、

     これこれでないと、絶対ダメって気持ちが、

     変更不能になります。

 

     どうして変更不能になるのか、よくわかりませんけれど、

     たぶん、ヒステリーの奥に、微細な脳の病変があります。

     ガンの雛鳥(ひなどり)が、ガチョウのことを、親と思って、

     あとを着いて行くのを、

     変更できなくなるインプリンティング(刷り込み)みたいに、

     思春期の人間が、子供時代の行動様式を、

     大人の様式に、変更できなくなってしまいます。

  

     子供のままで、行こうとしますから、あとは、

     どこまで苦しさに耐えられるかっていう時間の問題ね。

     精神の病気になります。

     ノーベル賞を受賞するような、天才的な子供の、

     あとに付いて行こうとするのに、

     そのへんに一杯いる馬鹿たれの大人の言うことを、

     聞き入れなくなるの。

 

     融通が効かなくなります。

     生殖をコントロールできなくなるから、

     たぶん、自我機能が変になっています。

 

人間の文化的な性別も、生殖のための表示ですから、

不当表示をすると、怒られます。

だって、生殖って、生物の本能ですから。

世代交代をして、永遠に死なないでおこうとするのは、

一番大切な、生物の生きる目的です。

 

お釈迦さんも、解脱(げだつ)や涅槃(ねはん)って言ったし、

キリストさんも、復活して、

苦しいのは祝福されているからって、言いました。

 

輪廻(りんね)から、永遠に遠ざかるのも、

復活して、再び生き返るのも、

世代交代が主眼の、本能のような考え方です。

 

文化的な性別って、生命活動のための、究極の意志表示ですから、

不当表示をすると、殺されても仕方ありません。

 

でも、人間って賢いから、殺されても仕方ないって、言わずに、

この人は、精神の病気ですって、言って、許してあげます。

そうして、社会に許容された人たちが、GID(性同一性障害)なの。

キリストさんでしたら、生かされているって、言うかもね。

 

性別って、ちっとも難しくないでしょう?

簡単明瞭です。

心の性別は、脳の性差でも、文化的な性別でも、

どちらでも、似たようなものです。

 

     ウリ科の害虫に、ウリミバエっていうのがいて、

     こいつが棲息している地域の果物は、出荷できません。

 

     日本では、沖縄に棲息(せいそく)しています。

     沖縄って、小さな島だから、

     ウリミバエを駆除するために、

     放射線をあてて、生殖できない個体を、

     わざと大量に作って、自然界に放出します。

 

     野山(のやま)に一杯の、

     素直(すなお)に生殖のできる個体は、

     そんなもん、相手が生殖できないって、知りませんから、

     自動的に性交渉に及んで、さっさと死んでしまうの。

 

     でも、子孫を残したはずが、

     生殖できない個体と、性交渉してしまったので、

     結局、世代交代を実現できずに、

     その島の、ウリミバエっていう種(しゅ)が、絶滅します。

     不妊虫放飼って言いますけれど、害虫駆除の一種です。

     ホロコーストかしら。

 

     GID(性同一性障害)の人が、性別を不当表示するって、

     それと同じことに、なってしまいますから、

     GIDは、人類絶滅を、実行しているようなものです。

     放置すれば、みんなに報復されて、殺されますので、

     精神の病気として、許してもらえるように、

     保護してあげます。

 

     その代わりに、GIDの人の、生殖機能を永久に阻害して、

     優生医療を実施します。

     人類絶滅を画策したので、自分のほうが処分されるって、

     なんか、犯罪者が死刑になるみたいでしょう?

     お釈迦さんでしたら、

     虎に体を食べさせてあげたと、言いますけれど。

 

     それでいいのかしら。

     わたしは、病気を治すのがいいと思います。

     形成外科医には、治せません。

 

     どうして、精神科のお医者さんが、

     HRT(ホルモン療法)や、SRS(性転換手術)などを、

     認めるのかしら。

 

     たしかに、留め置かれると、

     インターネットを使って、ホルモン剤を買ったり、

     タイへ行って、手術を受けてしまう人が、少なくありません。

 

     エストロゲンやプロゲステロンの量の、性周期による変化が、

     精神の病気の、引き金になっている人や、

     テストステロンによる性欲の亢進を、

     自我機能が制御できないので、

     精神の病気の症状になっている人もいます。

     

     性分化疾患でないのに、

     反対の性別にしか、見えない体質なので、

     どうしても、虐められてしまう人もいます。

 

     それでも、GIDを治したほうがいい、と言うのは、大変なの。

     半分の人は、治ります。

     形成外科医は、治らない、と言いますけれど、

     事実に反します。

     形成外科と、マスコミと、自助組織と、アニメや漫画などの、

     美容手術のような宣伝や、特例法などが、治らない原因です。