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オオチョウジガマズミ 435 物的証拠

2011.04.14 15:00

大丁字ガマズミの、丁字(ちょうじ)のほうは、

香料の丁字に似た香り、という意味ですけれど、

ガマズミの漢字が、表記できません。

 

ズミは、酸っぱい実という意味の、植物の名前です。

それにガマが付いていますから、どういう意味かしら。

 

スイカズラ科の、香りの花木ですけれど、足が速いみたい。

お花だけですと、ちょっと見た目は、

沈丁花(じんちょうげ)を連想しますけれど、

 

 

統合失調症やうつ病なども、物的証拠のない精神の病気ですけれど、

しょうもない事をすると、

刑務所でなく、精神科に送られて、強制的に治療されます。

自殺でしたら、わかりやすいと思いますけれど、

人殺しでしたら、簡単でありません。

 

しょうもない事を、言っているからですけれど、

死刑になる人も、しょうもないことを信じて、主張します。

 

統合失調症の人は、事実でないことを、

絶対に確かな事実であると、信じています。

事実誤認によって、人を殺したとなれば、

殺人とは、趣(おもむ)きが、異なります。

 

逮捕された人は、無罪を主張するために、嘘をつきますけれど、

統合失調症の人は、事件の罪跡と、あまり関係のない事を、

事実であると、言います。

そのせいで、こうなったと。

 

夢だけでなく、空想や、伝聞なども、

うっかりすると、事実のように信じてしまいます。

 

空想は、自分ですることですから、

どれほど、突飛(とっぴ)なことを考えても、

これは想像であると、自覚しているのが、健常です。

勝手に想像しておきながら、

想像の内容を、絶対に事実であると確信するのは、変です。

自我機能が壊れています。

 

伝聞も、人から聞いた事と、自分で直接に感知した事とを、

識別できるのが、健常です。

人から聞いた内容を、絶対に確実な事実であると、確信するには、

それだけの手続きが、必要ですけれど、

杜撰(ずさん)な検証によって、簡単に信じてしまう人は、

知能が低いと、言われるかも知れません。

 

理由もなく、ありもしない事実を確信して、

理由もなく、絶対に間違いでない、と主張する人がいると、

精神の病気でないかと、疑います。

それが、どうして、犯行に繋がるのか、

統合失調症の人の、言わんとするところは、

健常な人に、よくわかりません。

 

お医者さんには、よくわかります。

精神の病気に、よくあることを、言うからです。

 

事実という概念は、すごく厄介ですけれど、

わたしたちは、日頃から、自分の感覚器官を通じて、入手した情報を、

理由もなく事実であると、確信しています。

一々、物的証拠があるわけで、ありません。

人に伝える時も、ビデオに記録しているわけでもないのに、

ちゃんと伝わります。

 

これが、裁判の事実認定のように、

証拠を揃えなければ、事実と認められないのでしたら、

恐ろしい世の中になります。

 

統合失調症の人は、そのような恐ろしい世の中に、

生きているかのようです。

恐ろしくなるのは、至極当然ですから、脳の器質を調べても、

たぶん、病気の原因となる物的証拠を、見つけられません。

見つけられないほど、微細な器質的病変があるかも知れませんので、

絶対に、器質的な病気でないとは、言い切れませんけれど、

たぶん、そうではないかと、踏んでいます。

 

だって、統合失調症の患者さんの気持ちって、

健常な人の気持ちと同じくらいに、無茶苦茶なんだから。

健常な人は、無茶苦茶な気持ちを、文化的に、整理整頓しています。

絶対的な根拠があるのでなく、

みんなの経験と、取り決めにすぎません。

みんなと同じ方法で、片づけているのですから、安心です。

何十万年や、何百万年もの間に、ずーっと積み重ねて来た伝統です。

 

統合失調症の患者さんは、自分一人で整理編集しようとするのですから、

無理無体です。

みんなと同じやりかたですと、

論より証拠で、何百万年も、人類は営々と続いて来ましたから、

おおまかなところで、間違いはありません。

たくさんの人が、すでに実証してくれたことを、実行するのは、

楽ちんです。

 

それを、自分一人でするなんて、無理です。

何百万年もかかった試行錯誤を信じずに、

自分一人で、我が道を行くなんて…

みんなと一緒のことができないと、そうなります。

どうして、みんなと一緒のことができないのかって、

たぶん、統合失調症の原因でありません。

 

みんなと一緒のことができない原因と、統合失調症の症状の間には、

転換っていう心理的な仕組みがあります。

なんらかの、脳の微細な器質的原因のせいで、

みんなと一緒のことができなかったとしても、

その器質的原因と、統合失調症の症状との間には、

直接の関係がありません。

 

直接って、ようするに、

脳の特定の領域を損傷すると、特定の精神症状が出るっていう関係ね。

特定の場所と、特定の機能は、関係があると、わかります。

でも、統合失調症の症状から、

脳の器質的原因のある領域を推定しても、無駄です。

 

転換という脳の機能の仕組みが作用して、

直接の関係が、見えなくなっています。

ヒステリーと言います。

わざと、自分や他人を、混乱させて、尻尾をつかませません。

姿を眩(くら)ましています。

 

GID(性同一性障害)も、そうなのよ。

乳幼児期の軽い発達障害の症状と、思春期以後の症状とは、

それに対応する脳の領域が異なります。

 

たぶん、思春期以後の症状は、ダミーです。

乳幼児期の症状のほうが、脳の微細な器質的原因を、

よく表している可能性があります。

 

GIDが性別の症状を訴えても、性機能に関する脳の領域には、

おそらく、器質的な原因がありません。

おそらく、微細な器質的原因は、それぞれの人によって、違います。

 

統合失調症やGIDなどの、精神の病気の人に、

どうして、みんなと一緒のことをする能力が、不足しているのかは、

わかりません。

全員に共通の、乳幼児期から不足していた具体的な能力は、

ないかも知れません。

原始反射に、すでに異常のあった人が、少なくないとしか、言えません。

 

重症の発達障害ですと、簡単に見つかっていますけれど、

軽い症状でしたので、

誰にも、いちゃもんをつけられずに、小学校に入学できて、

お母さんは胸を撫で下ろしていたかも知れません。