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ボタンかシャクヤクか 456 GIDの診断と性交渉

2011.05.06 15:00

牡丹(ぼたん)も芍薬(しゃくやく)も、

ボタン科ボタン属ですけれど、

牡丹は木、芍薬は草、ただし宿根草。

 

市販されている牡丹の苗は、

草の芍薬の根に、牡丹の芽のついた枝を、接ぎ木したものです。

草に木を接いでも、大丈夫みたい。

 

 

GID(性同一性障害)の人は、

心の性別なるものと、体の性別とが異なるので、

苦しいと、訴えますけれど、

日常生活を見て、苦しそうな人と、楽しそうな人とは、

ぜんぜん、病気の中身が、違うかも知れません。

 

でも、精神の病気の種類としては、

性転換したいと訴える人を、GIDとして一つに纏(まと)めています。

患者さんによって、性転換したい理由を、色々と陳述しますけれど、

だいたいは、自助組織などで流布しているステレオタイプのものです。

 

どこそこのお医者さんに、こう聞かれたので、こう答えたら、

GIDと診断されたとか、ホルモン療法やSRSが認められたとかって、

まことしやかなマニュアルが、口伝えに流布しています。

 

実際に接吻をしながら、先輩に教えてもらうのかも知れませんが、

性転換医療が公然化される前は、ほとんど紹介制でしたので、

すでに治療を受けている患者さんの紹介がなければ、

新しく性転換医療を受けることができませんでした。

先輩に紹介してもらって、お医者さんを受診する必要から、

先輩と後輩の、親しい関係ができましたけれど、

今でも、GIDの自助組織って、性交渉の人脈かもね。

 

GIDの人って、自分たち同士で、性交渉を行ないます。

けっして、健常な人とは、行ないません。

GIDとの性交渉を求める人たちもいますけれど、

多くは、まだGIDでなかったとしても、

後に簡単にGIDになることがあります。

GIDの人が、異性装やホルモン療法などをやめて、

GIDとの性交渉を求める人の側に回ることも、よくあります。

 

GIDの人と、同性愛の人とは、だいたい、人脈が異なります。

つまり、性交渉の関係が、異なるってことですけれど。

同性愛の趣味のある人の中でも、

異性との性交渉を拒否する人の中には、

GIDとでなければ、性交渉のできない人もいて、

同性愛の趣味のあることを、自覚していないことが、

少なくありません。

 

大部分の同性愛の趣味のある人は、

異性との生殖を滞(とどこお)りなく行なえます。

この種の人が、GIDとの性交渉を求めることは、まずないようです。

ほとんどが健常です。

 

一般に、同性愛は、自由な趣味の一つにすぎませんので、

異性との性交渉とは、排他的な競合関係がありません。

一部の人は、同性愛の趣味があり、

しかも、異性との性交渉を拒否して、生殖を拒否します。

特別な社会的事情や個人的事情がない限り、

体が健康で、子供のいない人でしたら、

それだけで、精神の病気と言っても、構いません。

 

GID(性同一性障害)では、

性交渉を分かち合うための仲間が、最初にあります。

心の性別なるものは、みんなでひねくり回して、

世間体を誤魔化し易いところに、軟着陸した言い草にすぎませんので、

あまり、重要でありません。

 

FtMとMtFを問わず、もとはオナニーですけれど、

異性との性交渉を忌避する理由って、性別のことでなく、

生殖する社会性を、忌避する気持ちが、原因のようです。

ひきこもりです。

 

FtMでも、MtFでも、けっこう、性的虐待があります。

具体的には、近親相姦です。

性的虐待と言っても、性交渉を求められた苦しさよりも、

思春期に、親から拒否されるようになった苦しさのほうが、

多いかも知れません。

 

性転換したいと言うのは、SRS(性転換手術)を受けなくても、

ホルモン療法を受けるだけの人や、

GIDの診断書を、異性装の言い訳にするだけの人も、含みます。

SRSやホルモン療法などの有無にかかわらず、

GIDとして、ひと括りにする理由は、性交渉の人脈が同じだからです。

 

SRSを受けて、戸籍の性別を変更して、

見掛けは、性転換後の望みの性別で暮らすことができても、

実際の性交渉は、

健常な人と一緒になれるような代物(しろもの)でありませんので、

GIDの仲間内で賄(まかな)うことになります。

 

SRSを受けた人と、

終日の異性装の言い訳にするために、GIDの診断書を持っているだけで、

ホルモン療法を受けていない人とは、

性転換の考え方が違うようですけれど、それは駆け出しの内だけです。

何が本物のGID(性同一性障害)であるかの議論は、

GIDを発症したばかりの人の、嬉しさかも知れません。

 

異性装での生活に馴れて来ると、

ホルモン療法さえ受けていないMtFの人が、重宝されます。

ちんちんが固く立つから。

引っ張りだこですので、GIDの診断書さえ、必要ないかも知れません。

FtMからも、MtFからも、喜ばれます。

 

また、ホルモン療法を受けていないFtMも、どちらからも喜ばれます。

GIDって、所詮は、男女の役割を、仲間内で賄いますので、

女っぽいFtMや、男っぽいMtFは、どうしても必要とされます。

 

GIDの人の中でも、ほんとうに苦しそうに暮らしている人がいます。

性転換で括(くく)るGIDという疾患名は、

中身が一目瞭然ですので、それなりに便利ですけれど、

心が苦しいって人が、GIDのみんなと一緒に、性転換しちゃうと、

面倒なことになります。

 

夜の歓楽街にたむろする遊び人の世界ですから、

一生、遊んで暮らせる資産のある人が、うまく生き延びても、

精神的に苦しい人が、脱落するのは、当たり前ですけれど、

それを救済できずに、

遊び人の釜の中に放り込んで、ごった煮にするのは、

精神科の医療と、言い難いかも知れません。

 

心が苦しいって、性別のことでは、ないのですけれど… 

GIDであるほうが、生活に有利でしたら、GIDでも構いませんけれど、

本物のGIDの議論なんか、どうでもよろしいから、

精神科の診察室で、苦しい心の内を、ぶちまけたほうが、

得のような気がします。 

 

憂さ晴らしの標的になるだけでも、精神科医は役に立ちます。

面と向かって、お医者さんをこきおろしてやると、

気分が良いでしょう?

たぶん、お医者さんのほうも、喜んでいますから、

診察室で、お医者さんを、思い切り、貶(けな)してやってください。

 

サドマゾの売春宿(ばいしゅんやど)って、あるそうです。

サディストの女性が、お店の男性を、虐(いじ)めると、

気分が良いそうです。

FtMが精神科医を虐めると、気分が良いかも知れません。

きっと、お医者さんも、喜んでいます。

 

自作自演する人もいて、

自分でGIDでありながら、お医者さんをやっていたりね。