ボダイジュ 467 美学と優生医療
梅雨に咲きますので、蕾（つぼみ）を付けています。
菩提樹（ぼだいじゅ）や、科（しな）の木などの、
シナノキ科シナノキ属の樹木は、
花序の柄に、細長い翼（つばさ）のような、庖（ほう）があるので、
すぐにわかります。
シナノキって、信濃の語源と言われていますけれど、ほんとかしら。
お釈迦さんの菩提樹は、クワ科ですので、この木でありませんけれど、
葉の形が似ているので、
この木を、日本人は、菩提樹と呼ぶようになりました。
シューベルトの菩提樹は、リンデンっていう西洋菩提樹ですけれど、
TV（トランスベスティズム）の、
MtF（male to female 男→女）の人の頭が、
禿（は）げているそうです。
他のGID（性同一性障害）の人に、笑われていますけれど、
わたしの閃（ひらめ）きは、GIDの患者さんたちと、違います。
禿げ頭って、今は禿げていても、
たいていは、若い頃でしたら、ふさふさしていたはずです。
若くて、ふさふさでも、
奇麗に剃り上げると、ある程度は、ぴかぴかになるんでしょう？
体の特徴を笑われると、御本人は物凄く苦痛です。
禿げ頭って、鬘（かつら）を被（かぶ）って、
誤魔化すことも、少しは可能ですから、
余暇だけの、TVで済ませられるのかしらって、最初に閃きました。
笑って虐（いじ）めているのが、
異性によく似た顔つきのGIDってのも、よくある話です。
人の体の特徴を、差別虐待するのは、
世の中で、GIDの人が一番かも知れません。
悪質な差別主義者です。
美学と言いまして、美容外科の宣伝と、同じです。
心が、宣伝で出来ていますけれど、精神の病気では、ごく普通です。
体の見掛けが、異性に似ているせいで、差別虐待されて、
心の性別が、体の性別と違うから、性転換をしたいと、
言い出したGIDが、
今度は、体の見掛けが、異性に似ていないのに、
性転換をしたとい言っているGIDを、嘲（あざ）け笑って攻撃します。
禿げ頭のMtFなんか、異性に似ていませんけれど、
鬘（かつら）を被（かぶ）れば、
禿げ頭の劣等感を、癒（い）やすことができます。
心の性別やら、性指向やらと言い出して、GIDになり、
SRS（性転換手術）は受けないものの、ホルモン療法を受けると、
今度は、GIDの仲間から、揶揄（やゆ）されて、攻撃されます。
わたしは、性分化疾患の人や、
体の見掛けが、異性に似ているために、虐待されていた人や、
異性に全然似ていないけれど、
変更不能な体の特徴を、嗤（わら）われていた人たちの、
性転換に熱心でした。
どうしようもない体の特徴が、差別されるって、やり切れません。
知能や学力の低い人も、
どうしようもないのに、同じように差別されます。
体だけでなく、生まれつきの変更不能な特徴をとらえて、
軽蔑されて侮辱されて、虐待されるのは、死ぬほど苦しいものです。
生まれて一度も、
生まれて来たことを、喜んだことがない、と言います。
昔の患者さんで、今はGID（性同一性障害）の治っている人に、
会いました。
SRS（性転換手術）を受けて、女性になったのに、
男性として暮らしています。
彼の言うには、性転換医療って、
男なら、これこれの顔や体の見掛け、
女なら、これこれっていう世間一般の基準から、はずれている人が、
苦しさを訴えると、性転換に誘われて、間引かれてしまいます。
法律とマスコミが、精神障害のお客さんの、袖を引くように、
性転換の気持ち良さを、宣伝しています。
精神がおかしくなり、性転換をしたいと言い出したのは、
体の見掛けを差別されたせいなのに、
性ホルモン剤や、手術によって、生殖機能を摘出しなさいと、
法律やマスコミが美化して、吹聴（ふいちょう）します。
規格外の体の見掛けでしたら、生殖機能を奪い取られます。
性転換医療は、体の美的規格を守るために、
規格外の人の、生殖機能を阻害して、
生殖させないことを、良いこととします。
美学による優生医療にすぎないそうです。
ナチスドイツの時代に、
美学と優生医療が、緊密に結びついていたことが、
戦後になって、盛んに批判されました。
でも、絵画や写真やファッションやお化粧や美容外科などを、
世界は、もっと徹底的に批判して、完全に根を断っておくべきでした。
治癒したGIDの人の言うには、
発達障害とは、審美主義のことだそうです。
わたしは、三島由紀夫っていう切腹した小説家を思い出しました。
昔のGIDの人たちは、彼の交際グループに、少し関わっていましたので、
引き離したほうが良いと、わたしは思っていました。
その矢先に、三島氏はセンセーショナルに自害しましたので、
手間が省けました。