海の家 480 温かい目
逗子の浜辺です。
GID（性同一性障害）の人って、カミングアウトをしますと、
御家族や親友に対してでなければ、
体（てい）良く、のけ者にされます。
親友と喧嘩別れになる人や、家族に勘当される人も、
少なくありませんが。
GIDの人たちは、その状態を、良い状態と思って、
自分から、好んでカミングアウトをします。
自分のことだけでなく、GIDの仲間のことについても、
精神障害者を可哀想と憐れむように、
美しく白い目で、よそよそしく見られて、
差別されて、のけ者にされることを、良いことと思っていますので、
GIDの自助組織の人たちは、自分たちの仲間が、
みんな、そのような境遇になるように、運動をしています。
テレビや新聞が、知的障害者や統合失調症の作業所の人たちのことを、
どのように、温かく報道しているか、御存知でしょう？
そのように、周囲の人たちは、GIDを、温かく持てなしてくれます。
保護される立場になることを、
GIDの人たちは、良いことと思っていますので、
そのようになろうと、努力します。
カミングアウトは、その一つの表れですけれど、
性転換全体が、GIDの人たちにとって、そのようなものなのです。
良いことなのです。
こういうのを、病識がない、と言いますが、
どうして、精神の病気として、可哀想と思われて、
優しく持てなされる立場を、GIDの人たちは、目指すのかしら。
治癒したGIDの人たちの言うには、
GIDを発症する以前から、
周囲の人に、仲間外れにされていた、と言います。
みんなと同じように付き合うのが、しんどかったので、
付き合いたくなかったそうです。
みんなと、うまく言葉のやり取りができません。
どうしても、孤立して、ひとりぼっちになってしまい、
変人扱いにされて、陰口を叩かれる立場になってしまったそうです。
差別されて、虐待されていた人も、少なくありません。
みんなと、お付き合いをしたくなかったそうです。
ひきこもりたかったそうです。
だから、自分から、孤立することを正当化するように、
カミングアウトに至ったそうです。
自分から、白い目で見られて、
周囲の人たちと、ぎこちない関係になることを、望んだそうです。
異性になったような気分は、だれでも気持ちの良いものです。
自分から、わざと孤立するように、カミングアウトをして、
通常の人間関係を拒否しても、
毛布にくるまれて居るように、異性になった性的な気持ち良さに、
うっとりとして居られたそうです。
体が異性に似ているので、差別されていた人が、多いかも知れません。
軽症の発達障害の人も、少なくありません。
二つの重なっている人が、相当にいます。
うまく行かないと、そのうちに、他の精神障害の症状を発症します。
統合失調症を発症する人も、結構いますけれど、
精神運動興奮よりも、実行機能障害の表れやすい傾向があります。
抗精神病薬が効きませんので、
診断名はともかくとして、治療に苦慮します。
2011/05/29の記事との関連で書きました。
GIDのグループの人たちが、良いと思っていることと、
治癒したGIDの人が、良いことと思っていることとは、
まったく、正反対になります。
オウムの人が、サリンを撒くのを、良いことと思うのと、
一般の人が、とんでもない悪事と思うのとの、違いのようなものです。
オウムの弁護士は、マインドコントロールと言っていましたが、
必死に宗教を信じて、
世間のみんなとの、一緒の暮らしを、自分から拒否する背景には、
精神の病気が、あったのかも知れません。
みんなから、差別をされて、孤立していたので、
自分から、はぐれようとしたのでないかしら。
みんなと同じことができなかった原因には、
発達障害があったのかも。
それは、知りません。
オウムの人を、診ていませんから。
GID（性同一性障害）では、軽症の発達障害のある可能性が高く、
体の見掛けの形による差別を受けていた人が、少なくありません。
昔の黒人の人が、アメリカ白人に、
奴隷として差別虐待されていた事情に、匹敵する心の事情が、
GIDにはあります。
でも、GIDのほとんどの人は、
性転換によって、自分自身が差別をする側に、回ろうとします。
美容外科の陰謀かしら。
差別がいけないとは、考えません。
そのうちの、半分ぐらいの人が、後に治癒します。
治癒した人の中には、世間への復讐のために、性転換をしたと、
当時の感慨を述べる人もいます。
復讐って、体の見掛けの形を、差別虐待されたので、
性転換をして、体の見掛けの形によって、
人を差別してやろうって意味です。
見返すのが、夢みたい。
そのことを、生まれついた性別が違う。
心の故郷（ふるさと）に帰りたいと、
GID（性同一性障害）の人たちは、表現します。