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ビロードモウズイカ 495 認知障害

2011.06.14 15:00

天鵞絨毛蕊花(ビロードモウズイカ)って、こんな字を書きますけれど、

ビロウドよりも、ビロードの表記のほうが、4倍も多いの。

 

おしべ、めしべの、しべって、ズイと読みます。

この花が咲くと、そろそろ梅雨明けを考えます。

 

天鵞絨って、ビロウドと読みますけれど、

二番目の漢字は、鳥の上に、我です。

ガチョウの、ガ。

鳥の左に、我を書いても、かまわないそうです。

 

三番目の、絨は、絨毯(じゅうたん)に使う字ですけれど、

糸偏に戎だから、ただの、西から伝わった糸って意味でしょう?

とんな糸か、わかりませんけれど、

 

 

統合失調症では、少なくとも、

精神運動興奮と認知障害の両方を起こす原因と、

認知障害だけを起こす原因とがあって、

抗精神病薬によって、精神運動興奮を鎮静しても、

認知障害のほうが治らないと、

お薬を飲み続けているのに、また精神運動興奮の再発することが、

よくあります。

 

いずれの原因も、人によって、重症から軽症まで、さまざまですので、

認知障害を起こす原因のほうが重症なのに、

精神運動興奮を起こす原因のほうが、

全く認められない場合もあります。

これですと、統合失調症と診断するのは、困難です。

 

嫌(いや)なことを、絶対に拒否して、

楽なことしか、しなくなる人は、認知障害を起こします。

嫌なことを辛抱していると、たぶん、致命的な不具合を生じますので、

「少しぐらいの嫌なことなら、辛抱していると、慣れてしまい、

そのうちに嫌でなくなる」 とは、言えません。

 

致命的な不具合は、

統合失調症でしたら、精神運動興奮かも知れません。

認知障害が進行すると、やがて何もしなくなり、寝たきりで死にます。

寝たきりに死ぬ苦しさに絶えられずに、

精神運動興奮をきたすかも知れません。 

お酒や麻薬に浸るかも知れません。

GID(性同一性障害)になるかも知れません。

 

嫌(いや)なことを、絶対に拒否して、

楽なことしか、しなくなる度合いが、

人によって、異なりますので、認知障害の程度も、違います。

軽症の人でしたら、

嫌(いや)なことを、絶対に拒否するとまでは、言えません。

GIDの人に、たくさんいます。

 

認知障害の軽症は、認知の歪みと言われることがあります。

認知療法の治療対象になっている代物(しろもの)です。

 

性別のことは、ヒステリーです。

悪あがきをしているとも言えますが、

手っとり早い対処法を実行しているにすぎません。

お酒や麻薬と、同じです。

あるいは、救いを求めているのかも知れません。

リストカットに似ています。

どうしようもないので、焦っているのかも知れません。

パニック障害のようなものです。

 

性転換は、何もしなくなる人を、

一時的に、外に引っ張り出す効果があります。

性的快感もありますから、悪くありませんが、

体を壊しますので、お酒や麻薬と同じくらいに、危険です。

何よりも、一時的な効果しかありませんので、

そのために、体を壊すのは、犠牲が大きすぎます。

ホルモンや手術を行なわないのでしたら、少しは行けます。

 

異性装や、同性愛や、体の奇形や、性分化疾患などは、

GID(性同一性障害)の端っこのほうを、かすめていますが、

GIDとは別物と言えば、別物です。

そもそも二次的な症状の塊(かたまり)ですので、

どれが核心ということはありません。

 

1950年代には、うつ病の男性が、遊郭で男装のまま、

ちんちんをしごき続けて、女装の人たちと、同類になっていました。

その後、うつ病のお薬が普及したので、

うつ病の人は、女装の人たちから、離れて行きました。

うつ病の内でも、抗うつ薬によって、すっきりと治らないタイプの人は、

今でも、GIDの人たちと、一緒の仲間になる傾向があります。 

 

性転換によって、認知障害を凌(しの)げる期間は、だいたい10年です。

10年を過ぎると、GIDの半分ぐらいの人は、

少しずつ、GIDが治り始めると共に、認知障害も治ります。

女でも、男でも、そんなもの、どちらでも良い、という気持ちになります。

どちらの体にでも、心は適応できると、思えるようになります。

 

いまのところ、性転換に、根本的な治療効果があったと、

因果関係を確認できません。

性転換によって、時間を稼いでいるうちに、自然に治った、

としか言えません。

 

残りの半分ぐらいの人は、10年を過ぎると、

認知障害が目立つようになり、

重症の人は、何もしなくなるところまで行きます。

GIDのほかの精神障害の症状が目立つようになり、

GIDの症状は目立たなくなります。

ホルモン療法を中断して、異性装もしなくなる人が、少なくありません。

女でも男でも、どちらでも、嫌なことはしたくない、という気持ちを、

性転換は紛らわせることができなくなります。

 

GID(性同一性障害)の全体の1%ほどの人は、

性転換を売り物にして、生計を立てることができます。

多くは、夜の歓楽業や芸能人ですが、

性転換によって、暮らしが立つのですから、

性転換の最も成功した例と言えます。

性転換したことを、言いふらさなければ、商売になりませんので、

戸籍の性別を変更しなければいけない理由は、希薄です。

認知障害があったのか、なかったのか、どうなったのか、

よくわかりません。

 

精神運動興奮によるものを除けば、

GIDの認知障害は、統合失調症に現れる認知障害と、同じものです。

GIDにも、軽症の精神運動興奮の出る人もいます。

 

脳の器質に、病変の発見されない種類の認知障害の、原因や仕組みは、

わかっていません。

治療法も、わかりません。

嫌(いや)なことを我慢すると、認知障害が進行します。

知能検査に現れる知能が低下するほどになると、回復は難しいと思います。

進行の止まる人は、けっこういます。

ストレスが掛かると、どこまでも進行して、寝たきりで死にます。

 

多くの人は、子供のころに、すでに発達障害が現れていますが、軽症です。

大部分の人は、就学に差し支えのない程度で、

発達障害を指摘されたことも、ありません。

乳児の頃に、すでに原始反射の異常の認められる人が、いるようです。

 

顔や体の見掛けの形を見て、人の価値を測る人がいます。

美男美女は、知能が高いはずで、東京大学に入学するのが、正義です。

美男美女でしたら、総理大臣になれるぐらいの、指導力があるはずです。

美男美女でしたら、嫌なことを特に辛抱しなくても、

みんなと一緒にいるだけで、みんなに褒められるはずです。

みんなと同じぐらいに、嫌なことを我慢すれば、

きっと、顔や体を見ただけで、

どれぐらいの一流大学の、どれぐらいの一流企業のエリートで、

どれぐらいに裕福かが、わかるはずです。 

そうでないのは、世の中が間違っています。

 

どれぐらい美男美女かによって、人を差別すべきと考えている人が、

世の中の多数派かも知れません。

GIDの認知障害には、そういうタイプの人が多いようですから、

多数派の世間の支持を得ています。

けっして、マイノリティでありません。

 

多数派でも、自傷や他害に走れば、自滅して行かざるを得ません。

GIDも生殖を拒否すれば、たとえ圧倒的な多数派でも、

絶滅するのに決まっています。

その通りに、精神の機能も、進んで行きます。

 

その人が美男美女とは限りません。

けっこうな醜女(しこめ)かも知れません。

それでも、顔や体の見掛けでしか、

道徳や知能を評価できない美学的な人です。

たくさんいます。

もしかしたら、そのような脳の機能の特徴と、認知障害とが、

密接に関係しているかも知れません。