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ドクダミ 506 言葉の綾(あや)

2011.06.25 15:00

どくだみって、大好き。

どこにでも生えて、綺麗な花だから。

 

4枚の白い花びらは、

花序を包む総苞(そうほう)っていう葉っぱの一種です。

 

その上の棒状のところに、

雄しべと雌しべだけの花が、密集しています。

 

でも、受精せずに、卵細胞だけで単為生殖して、

種(たね)を作ります。

 

こんなの、簡単な理屈ですけれど、

よく観察して、単為生殖によって種子ができるって、確認した人は、

偉い人と思います。

 

ドクダミの白い総苞が開く様子って、水芭蕉みたいで、綺麗。

花序には、両性花が密集していますけれど、

上のほうは、雄性花ばかりです。

 

雄性不稔(ゆうせいふねん)の3倍体ですから、

種なし葡萄や、山吹(やまぶき)みたいなものですけれど、

ドクダミは、ちゃんと種(たね)が出来て、発芽するので、

単為生殖です。

クローンのようなものかしら。

 

地下茎によって栄養繁殖をしますので、群生しています。

なんのために、種子を作るのか、よくわかりませんけれど、

突然変異が、こういう形で、生き残っています。

 

生物学には、それぞれの出来事に、一々、専門用語を作る人がいて、

単為生殖や、三倍体や、クローンや、雄生不稔などと言うと、

かならず、いちゃもんがつきます。

単為生殖でなく、無性生殖と言いなさいと、怒られたり…

 

生物の種類ごとに、生殖の仕方は、全部違いますから、

一種類ごとの、特殊な生態に、一々、専門用語を作ると、

その種類が専門の人でなければ、

その用語を使って、説明することが、できません。

 

人って、同じ言葉でも、

使うたびに、特殊な意味を、新しく定義していますので、

使用そのものが、定義なんです。

そんなことで、言葉が通じるのかって、

50年前の記号論理学の学者さんたちの間で、

盛んに議論されていました。

通じるんです。

 

当時は記号論理が、ノーベル賞の常連でしたので、

何人もの人が、受賞したと思いますけれど、

後に、コンピュータの仕組みとして、結実しました。

 

生物学の事典に記載されている用語は、

ぜんぶ、特定の種(しゅ)のことを言った専門用語なので、

一般的な使用は、誤用にすぎません、という学者さんが、

たくさんいます。

大学院まで行ったのにって感じの、青年かしら。

 

精神の病気も、一人一人、症状が異なるのに、

器質的な原因や仕組みが、わかっていないとなれば、

妄想と言っても、どこそこの誰々の、この症状を妄想と言うだけで、

他の人の症状まで、妄想と言うのは、誤用かも知れません。

 

どこまでを、ひと括りにした概念なのか、

そんなもん、どうせ精神症状を、文学的に仕訳する言葉なのに、

客観的に定義できるものなら、定義してみいって、言いたくなります。

 

GID(性同一性障害)にも、ウィキペディアに書くのが好きって、

臨床心理士の人や、自分自身がGIDっていうお医者さんなどに、

多いかも知れません。

そういう病気なんです、GIDって。

一流大学の医学部出身のお医者さんや、名誉教授が、

ウィキペディアになります。

 

馬脚を露わすだけの病気かもね。

化けの皮を着て、一流大学医学部教授の肩書きを手に入れた人って、

皮を剥(は)がれると、因幡(いなば)の白兎みたいに、混乱します。

症状がひどいと、統合失調症になります。

 

教授先生がIQ35でも、精神科の学生さんは、気づきません。

知能検査って、高い人が、低く現すって、簡単なの。

精神の病気は、そういう症状が出ます。

IQ185のGIDの人が、

耳鼻科のお医者さんに、痴呆のお薬を処方されたって、

笑い話みたいなことが、実際に起こっています。

  

GID(性同一性障害)も、よく観察すれば、

性別に関係のない精神の病気って、わかるんですけれど…

性別は、言い訳なの。

 

性転換に、直接の治療効果は、ありませんけれど、

間接的に、気持ちが良くなるのも、

精神の病気の、治療効果と言えますので、