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水止舞(みずどめのまい) 524 奇祭

2011.07.13 15:00

大森のお寺さんですけれど、お祭りに、肖像権なんか、あるのかしら。

 

 

奇祭と言われるお祭りがあります。

今日は、太田区の水止舞(みずどめのまい)でした。

簀(す)巻きにされた竜神さまが、みんなに懲(こ)らしめられます。

 

竜神と言っても、人間が演じていますから、本物でありません。

依(よ)り代(しろ)と言って、

お祭りの時だけ、本物の魂が、宿ります。

お人形さんの役割と、同じです。

代(しろ)って、何かの代(か)わりの意味ですけれど、

代物(しろもの)って、言うでしょう?

 

白いから、色に染まり易(やす)いの。

 

わたしには、お祭りって、みんな、奇祭に見えます。

昔の文化や風習ですから、

御神輿(おみこし)を担いだり、

山車(だし)や地車(だんじり)を曳いたりするのが、

そもそも奇妙です。

 

神棚や仏壇も、宇宙人の家みたいで、わたしは大好き。

GID(性同一性障害)の性別の理屈も、それに似ています。

シーラカンスの照り焼きみたいに、わくわくします。

 

夏祭りの季節になると、

浴衣(ゆかた)を着たMtF(male to female 男→女)の人を、

よく見掛けます。

これは、なんという代物(しろもの)かしら。

 

背が高く、上半身が異常に長かったり、

肩幅が広く、お尻が狭かったり、

本物でありませんけれど、シーラカンスかも知れません。

 

すると、GIDには、本物と贋物(にせもの)の、

二種類があると、教えてくれる人がいて、

本物のGIDって、たとえばFtM(female to male 女→男)でも、

けっして、生まれつきの男が、男装をして、

自分の心は男ですって、言うのでありません。

 

心は男なのに、体は女と言うそうです。

これは、間違いなく、代物(しろもの)ですから、

奇祭かも知れません。