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クリの実 526 人格障害

2011.07.15 15:00

栗(くり)も、食べれる頃までに、みんなが採(と)ってしまう…

 

 

発達障害の続きの症状で、一番多いのは、人格障害ですけれど、

進行しません。

いったん発達していた認知機能が、低下するのでなく、

最初から、そこまでしか発達していなかったので、

人格障害って、発達障害の続きになります。

 

わざと認知機能を低下させるヒステリーが、

人格障害の中にも、入っていることから、わかるように、

発達障害から、人格障害や統合失調症に、乗り換える時に、

能力不足の品目を、ヒステリーみたいに、転換します。

 

脳の未発見の、微細な器質的異常のせいで、

みんなと一緒のことができない苦痛を、

自分や他人に対して、覆い隠したり、誤魔化したりするために、

それとは別の機能を、意図的に発揮しません。

 

転換って、ヒステリーの主要な特徴です。

あたんすると言えば、日常語のヒステリーの意味に近くなりますが、

八つ当たりのように、関係のないところに、当たり散らします。

 

ダミーや目眩(めくら)ましの、擬態(ぎたい)や陽動作戦を使い、

他人や自分の目を、計画的にチョロマカそうとしておきながら、

工作の過程が記憶に残らず、自覚がないと、

近代的な精神医学の解釈するところの、ヒステリーと言われます。

 

精神医学のヒステリーの特徴は、解離と転換です。

解離しますから、夢のように、当然、記憶障害をきたします。

夢の中身って、目覚めると、すぐに忘れるでしょう?

解離って、夢みたいな意識状態になります。

 

ヒステリーには、性的な症状や、体を使った症状が、

よく現れる特徴もあります。

GID(性同一性障害)は、ヒステリーの典型です。

現在では、ヒステリーって、纏(まと)まった疾患名でなく、

さまざまな疾患に、ばらばらに分解されてしまいました。

GIDも、あと25年ぐらいで、そうなるかも知れません。

 

人格障害が途中から起こるのでしたら、

いったん発達していた機能が、

新たに低下するように、見えるはずですけれど、

最初からでしたら、そのように見えません。

人格障害は、性格に似て、生涯、変わらないように見えます。 

 

また、加齢による体の変化に、うまく適応していれば、

精神症状が進行するようには、見えません。

 

GID(性同一性障害,ジーアイディー)の半数の人は、

認知障害が進行します。

残りの半数の人は、治ります。

発症から25年を超えて、GIDのままで行く人は、全体の1%だけです。

 

この三種類は、GIDの発症後、10年ぐらいから、

徐々に分かれ始めます。

1%の人って、ほとんどが芸能人や水商売の人で、

GIDを売り物にして、生計を立てています。

たぶん、治癒した人のほうに入ると思いますけれど、

歓楽の商売ですから、本当のことを言ってくれません。

 

進行したり、治ったりするのでしたら、

GIDを人格障害とするのは、疑問になります。

脳の未発見の、微細な器質的異常が、治るとは思えないのに、

精神症状として現れる認知機能の障害が、治るって不思議です。

 

進行しないのも、不思議ですけれど、

統合失調症にも、進行しない人が、たくさんいます。

 

統合失調症では、脳の未発見の微細な器質的な異常があり、

発達障害と言われても、

微細な器質的異常が進行することはありません。

加齢による変化に適応できずに、

ストレスが積み重なるように、認知機能の障害が悪化します。

 

発達障害と言われる器質的な異常による認知機能の障害に加えて、

いったん健常に発達していた認知機能まで、

新たに低下しますので、認知障害の進行と言われます。

機能の障害だけが、進行します。

 

認知能力の不足がありますと、

御本人は認知機能を亢進させようと努力しますので、

使いすぎによる機能の疲弊を招き易い素質の人でしたら、

精神運動興奮をきたして、妄想や幻聴などが現れます。

 

ドーパミン神経を亢進させる生活習慣から、

ドーパミン神経の調節機能が効かなくなり、

自力では興奮状態を鎮静できなくなります。

 

精神運動興奮を招きやすい素質のある人には、

脳の未発見の微細な器質的な異常による認知機能の障害によらずに、

発達障害がなかったのに、認知機能を亢進させる生活習慣から、

ドーパミン神経の調節機能が低下してしまった人もいて、

この人たちは、抗精神病薬によって、

シナプスと言われる神経細胞と神経細胞の繋ぎ目の間隙の、

ドーパミンの伝達量を減らせば、統合失調症が寛解します。

認知障害が進行することも、ありません。

 

電気信号と化学物質とが、シナプスで変換されます。

ドーパミンという化学物質の量は、

血糖のように変化する神経の情報量を、一定に保つために、

非常に微妙に機能する仕組みによって、決められます。

自己受容体と言われるドーパミンの受容体が、

情報量に応じて、刻々と変化するドーパミンの量を計測して、

フィードバックすることによって、

ドーパミンの放出量を調節しています。

 

フィードバックって、いったん命令した結果を計測して、

命令を修正するように、過不足をこまめに調節します。

少しずつ、期待する結果に近づけて行きますので、

何度でも、会話するように問答して、

非常に微妙な目標値を実現します。

 

体の負担を、できるだけ少なくするように、

膵臓って、適正な血糖値を、維持しようとするでしょう?

神経の情報量も、過不足があると、しんどいの。

統合失調症の患者さんは、

すごく興奮したり、何もしないで動かなくなったりしますから、

過不足があると、しんどいって、一目瞭然です。

 

血糖値の調節機能でしたら、

暴飲暴食や、運動不足が、調節機能を酷使しますけれど、、

ドーパミン神経の情報量を、急激に大きく変化させる生活習慣って、

引退したモンゴルの横綱や、辞任した復興相のようなものです。

 

不摂生な生活習慣と、

ドーパミンの量を調節する機能の、疲弊しやすい素質とが重なると、

ドーパミン神経の情報量を調節する機能が低下して、

多くは精神運動興奮をきたして、妄想や幻聴が現れ、

統合失調症の急性症状と診断されます。

 

1~3ヶ月の長期間、

多すぎたり少なすぎたりするドーパミンの量が続くと、

自己受容体の感度そのものが、変化します。

 

一日や二日、お薬を飲まなくても、

ただちには病状が悪化しないかも知れません。

体って、脳味噌も含めて、

いつもの調子を維持しようとする仕組みがあります。

恒常性を維持する仕組みね。

 

自己受容体って、それを実現するために、機能します。

いつもと違うように、何かが作用しても、

それを帳消しにして、いつもの調子を維持しようとします。

お薬を一日だけ、やめても、すぐには調子が悪くなりません。

健常な人が、抗精神病薬を飲んでも、

ちょっとぐらいですと、びくともしません。

 

いつもの調子を維持しようとしますから、

いつもお薬を飲んでいる人には、

それが良いことなのか、悪いことなのか、一概に言えません。

お医者さんは、良いことのように言います。

自分が投薬したのですから、当たり前ですけれど。

お薬がなければ、生きて行けないように、

習慣性を持たせることになります。

 

それが薬物療法の、良い治療法なのか、悪い治療法なのか、

一概に言えません。

最近の抗精神病薬は、ドーパミンの自己受容体に作用します。

 

精神運動興奮が統合失調症の根本原因でしたら、

抗精神病薬を飲むと、治りますけれど、

飲むのをやめると、また不調になります。

一生、飲み続けなければいけないかも知れません。

糖尿病と同じね。

 

でも、生活習慣でなく、

根本に、発達障害という認知機能の異常があり、

そのせいで、精神運動興奮をきたしていると、

いくら、お薬を飲んで、興奮を鎮めても、

お薬を飲んでいるのに、また興奮して来ます。

 

GID(性同一性障害)の人が、性転換をして、

異性になった気分の、性的快感に浸っても、

根本の発達障害が治らなければ、

やがて、元の黙阿弥になってしまうのと、似たようなものです。

 

そういう人が、GIDの半数です。

性転換が帳消しになってしまいます。

ホルモンや、カミングや、乳房の切除や、卵巣と子宮の内摘や、

尿道の引っ張り出しや、戸籍の性別変更と改名などと、

次から次へと、イベントを構えて、

一時的な効果に終わらないように、頑張りますけれど、

10年間ぐらいしか、持続しません。

 

ヒステリーの効果ね。

GIDの半数の人は、そうして、元の木阿弥になってしまいます。

  

認知障害の進行しない統合失調症の人がいるように、

残りの半数の人は治ります。

これが不思議なの。

 

だって、統合失調症でも、GIDでも、

ほとんどの人に、軽症の発達障害があると認められます。

それでも治るの。

脳の未発見の微細な器質的異常は、どうなったのかしら。

軽症でしたので、問題にならないところまで、

社会生活に適応できたのかしら。

 

それとも、脳の微細な異常など、ないのに、

発達障害の症状が現れていたのかしら。

たんに、生活習慣だったのかしら。

 

統合失調症でしたら、人口100人に1人の発症率ですから、

発達障害の子を観察していると、

目の前で、統合失調症になって行く例に、出くわします。

それでも、全員を観察するわけに行きませんから、

統合失調症の人に、軽い発達障害があったとするのは、

お母さんからの聞き取りや、御本人の述懐などを、

根拠にしています。

 

GIDでは、人口1万人に1人の発症率ですから、

発達障害の子を観察しても、

実際にGIDになる例を、目撃できません。 

GIDの人に、軽症の発達障害があったとするのは、

直接に見ていないので、恐縮しますけれど、

子供のGIDについては、100%、発達障害です。

 

見れば、一発で発達障害とわかるのに、

どうして、性転換に誘導して、治せると思うのかしら。

本人が性別のことを言っているから?

 

そんなもん、4才の男の子でも、

女の子のスカートをめくったまま、離しません。

気持ちがいいんだから、当たり前です。

 

飴玉が欲しいと言って、

どこまでも駄々をこねて、泣き続ける子と同じです。

親が折れて、口の中に飴玉が入るはずと、読んでいる子は、賢い。

 

4才でしたら、賢いけれど、

14才で性別が違うと言い、異性装をするのでしたら、

乳幼児期に発達障害が現れていたのでないかと疑います。