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ナツメの実 553 GIDと、他の精神障害や統合失調症

2011.08.18 15:00

棗(なつめ)の実の用途って、

食べるのと、漢方薬にするのとですけれど、

わたしは、食べるのがいい。

生食できます。

 

日露戦争の乃木将軍が、

旅順(りょじゅん)の水師営(すいしえい)って所の、

農家の建物の中で、

ロシアのステッセル将軍と、停戦交渉をしました。

 

水師営って、水軍の駐屯地という意味ですけれど、

中国各地の地名になっています。

 

民家の庭に、棗(なつめ)の木があったと、

文部省唱歌に歌われていました。

すごく難しい歌詞です。

小学生に意味がわかったのかしら。

 

昔は、なんでもかんでも、丸覚えの教育でしたけれど、

今も、まったく同じです。

考えさせない教育って、

日本のお医者さんを見れば、よくわかります。

 

多民族社会ですと、

みんなと一緒の知識や、

数学のように、共通の考える手順(てじゅん)があっても、

お互いに、わかり合うことができません。

 

殺し合わずに、わかり合わなければいけない大切な時に、

融通が効かずに、杓子定規の価値を変更できないと、

いい結果になりません。

 

乃木大将って、明治天皇が死んだ時に、

切腹して、殉死(じゅんし)した人ですけれど、

夏目漱石って人も、精神の病気に苦しんだ人でした。

 

うつ病に近く、胃潰瘍(いかいよう)に悩んでいましたが、

神経質な幻覚や妄想が現れていましたので、

大鬱病(だいうつびょう)とは、かなり違っていました。

 

夏目は本名で、元禄時代の堀部安兵衛の高田馬場一帯を、

幕末に仕切っていた名主の息子さんですけれど、

いつ頃から、そこに住み着いていたのかは、知りません。

 

喜久井町や夏目坂という地名が、今でも残っています、

お父さんが名付けたと、漱石さんは書いていますけれど、

普通は、地名を言って、人の家を指しますので、

地名が、名字や家紋の由来になります。

 

夏目家では、名字が先にあり、名字に因(ちな)んで、

その土地を、喜久井や夏目坂と名付けたそうです。

 

お百姓ですから、江戸時代には、公然とした名字は、ありません。

名字の用をなす屋号を持っていましたが、

ほとんどは、村の中での、その土地を表す小さな地名でした。

 

喜久井は、夏目家の家紋だそうです。

 

なんとなく、立派な家系にこだわる漱石さんと、

癇癪(かんしゃく)持ちの、胃潰瘍の漱石さんとが、

符合しているような気がしないでもありません。

 

 

 

患者さんの言うには、

GID(性同一性障害)を診察している精神科のお医者さんの中に、

GIDと、他の精神障害や統合失調症などとは、

あまり関係がない、って言う人がいるそうなの。

 

全然、関係がないって言うほど、ぼけているお医者さんは、

少ないと思いますけれど、

あまり関係がないってのも、惚(とぼ)けています。

もしかしたら、夏目漱石さんみたいに、変人かもね。

 

だって、現に、

他の精神障害や、統合失調症を併発しているGIDって、

今の日本で、ざらに見掛けます。

その数は、一般の人に比べると、明らかに多いって、

はっきりわかります。

 

GIDの診断の時に、

診察室で、すでに他の精神障害や、統合失調症の出ている人も、

一般の人と、同じくらいいます。

当たり前ですけれど、

けっして、一般的な比率よりも少ない、ということはありません。

 

昔もそうでしたけれど、GIDの診断後に、

時間が経つほど、認知障害の進行が明らかになりますので、

統合失調症と診断されるGIDも、多くなります。

統合失調症の中では、妄想や幻聴の現れない人の比率が、

GIDに多いのが特徴です。

 

GIDって、診断から10年間ぐらいは、

他の精神障害や統合失調症を、深刻にさせない効果があります。

10年間ぐらいは、ほとんど治癒傾向を示さずに、

GIDが活発に進行するの。

 

ストレスを緩和する効果があると言っても、いいかも知れません。

10年間ぐらい経つと、賞味期限切れになりまして、

カミングアウトをしたことや、体を壊したことや、

事務的な性別を変更したことなどが、

かえって、ストレスの原因になり、

他の精神障害や統合失調症などを、助長することになりかねません。

 

統合失調症が発覚するよりも、

他の精神障害の現れるほうが、早いと思いますけれど、

GID(性同一性障害)や、他の精神障害を、

統合失調症の前駆症状と言い難(がた)いところもあります。

 

GIDと統合失調症の間の、時間の隔たりが大きく、

妄想や幻聴が目立たずに、

認知障害の進行が確認されて、統合失調症と診断されます。

陽性症状の活発な人も、いることはいるのですが、

陽性症状の無い人の多いのが、GIDの統合失調症の特徴です。

実行機能障害が、診断のための重要な症状になります。

 

GIDと、他の精神障害や統合失調症の関係って、

外国でも、昔から、ちゃんと発表されています。

 

1970年頃の、ニューヨークの有名なMtFも、

統合失調症と診断されて入院していましたし、

当時は、今で言うGID(性同一性障害)を、

統合失調症と診断するのは、当たり前だったと、

わたしの前任者は、言っていました。

 

その有名なMtFの人って、芸能人のようにテレビに出ていて、

デンマークでSRS(性転換手術)を受けた後、

エイズで亡くなる前に、わたしも会いましたけれど、

GIDの症状は、日本のTV(トランスベスティズム)と、同じでした。

 

同じ頃の、日本のMtFのテレビタレントさんも、

職業は違っていましたけれど、TVと同じ症状でした。

当時は、TS(トランスベスティズム)と言っていましたけれど、

TVもTSも、手術を受けるか、受けないかの違いで、

似たようなものでした。

 

でも、結婚して子供のいるGID(性同一性障害)と、

未婚のまま、SRS(性転換手術)を受ける人とは、症状が違います。

また、異性との性交渉のできない人と、

異性との通常の性交渉のできる人も、かなり違います。

 

前任者の医師って、自分自身が性分化疾患の人でした。

わたしも、性分化疾患の治療から、

GIDの身体治療を引き継ぎましたけれど、

埼玉の性転換医療の公然化を機会に、ほぼ全面的に手を引きました。

 

GIDと、他の精神障害や統合失調症との関係って、

文献からも臨床からも、昔も今も、濃厚な関係があるのは、

火を見るよりも明らかです。

 

現代日本の性転換医療を行なっている精神科のお医者さんが、

GIDと、他の精神障害や統合失調症との関係を、否定するのは、

結果として、嘘をついたことになりますけれど、

密接な関係を遮断できるように、

GIDの一般的な診断の手順を、確立したかったみたいなの。

第一人者であるっていう自負かしら。

 

拒食症でも、統合失調症との関係を、可能な限り遮断できるように、

巧緻な診断の要領を、たくさんの人が作ろうとしましたけれど、

やっぱり、統合失調症の症状に変化して行く人を、

拒食症と診断せずに除外するのは、困難でした。

 

将来に、統合失調症のほうに進行して行く人を、事前に識別して、

拒食症と診断しせずに、

拒食症と統合失調症とを、けっして併発し得る病気と考えない、

という決意でした。

 

先々を見極める知見が、少しずつ養われてきて、

だんだんと、拒食症から統合失調症に進行する人が、

減って来ていると思います。

 

GID(性同一性障害)も、そうなの。

一人のお医者さんの狭い経験から、

将来、統合失調症の症状のほうへ、進行して行く人を、

事前に識別して、

統合失調症とGIDを、それぞれに一本の診断で行くって、

なかなか大変です。

 

他の精神障害や統合失調症などから、

ちゃんと独立した精神疾患として、

GIDを確立したかった、ということと思います。

性転換医療の第一人者の人には、難しかったに違いありません。

 

わたしは、精神の病気の、人為的な分類を、

診断の手際の良さによって、重複しないように正当化したいとは、

さらさら、思っていませんでした。

どうでも良いことでした。

 

肝心なことは、患者さんがあまり苦しまずに、

御本人も社会も、うまくやって行けるようになることです。

できるだけ、広く社会のほうが、負担を分け合ってくれれば、

患者さんは、幸せに生きることができる、と思っています。

患者さんと御家族の負担を、小さくしたいの。

 

詳細な事情はありますけれど、

GIDと、他の精神障害や統合失調症との関係を、否定するのは、

結果として、単なる自負にとどまらず、

危険な嘘ということになりました。

 

精神障害者に、体の破壊を唆(そそのか)して、

イケイケムードで、優生医療を推進することにしか、

なりませんでした。

子供のいるTV(トランスベスティズム)の人が、

TG(トランスジェンダー)と言って、

優生医療の先兵になっているのと、同じことです。

 

学会という名を使って、

宗教法人でないくせに、オウム医療のようになってしまいました。

 

やがて、見透かされて、報復されるかも知れません。

日本のTGのリーダーや、性転換医療の第一人者のお医者さんは、

非常に危険な立場にいると、わたしは思っているの。

 

だって、わたしは、子供のいるTVやTGの人が、

子供のいないGIDの人を軽蔑して、

実力行使を仕掛ける現実を、たくさん知っています。

コンクリート詰めなんていう話もあります。

 

子供のいないGIDの人が、報復することもあります。

やくざや右翼や、歓楽街のならず者が出てきて、

殺し合いになります。

 

性転換って、命のやり取りですから、

最後は斬り合いのチャンバラの、ギロチンになるって、

わかりきっているのに…

 

嘘をついて、綱渡りをしています。

その嘘が、精神の病気なんですって、

はっきりと、世間の人に教えてあげなければいけないのに。

GIDの御本人は、嘘を自覚していませんから、

嘘とは、また違うのですけれど…

 

性分化疾患とGIDの争いや、

子供のいるTVやTGと、子供のいないTSの争いを、

調停するのは命懸けです。

わたしの前任者の医師も、そのせいで亡くなりました。

 

性転換医療を行なうお医者さんって、変人が多いので、無理かしら。

お医者さんのほうが、まず精神障害を疑われる現実ですと、

円満調停もへったくれもなく、

マスコミやオウムに任せて置くしか、ないかも知れません。

 

犬や猫の手術と、人間の手術を、

同じ手術台でやっているお医者さんは、

噂(うわさ)に聞いていましたけれど、

実際に犬の入った籠(かご)に風呂敷を被(かぶ)せて、

患者さんが人間のクリニックを受診していますので、

わたしは、クリニックを辞去してから、思わず振り返り、

建物の外観や看板を、まじまじと見つめてしまいました。

どこにも、犬猫病院と、書いてありませんでした。

 

性転換医療をやっているお医者さんには、

いつもお酒のにおいをぷんぷんさせて、

酔っ払っている人が、少なくありませんでした。

売春婦の堕胎と、GIDの性転換と、アル中のお医者って、

昔から、よくあるお話ですけれど、

わたしの時代には、まだ現物を見ることが出来ましたので、

いまの若い子も、似たり寄ったりでないかしらと、危惧しています。

 

わたしが性転換医療を受け継いでから、足を洗うまで、

28年間、かかりました。

それから13年経ちましたけれど、

埼玉以後のお医者さんの中にも、

そろそろ見限る人が出て来る頃と思います。

 

GIDのうちの、元気な人の言うことって、

嘘八百のオウムの疑似科学みたいなものなの。

半分の人の、他の精神障害や統合失調症の症状が、

はっきりとして来て、

医療とは正反対のことをやっていると、自覚できるようになるのが、

そろそろです。

 

精神障害者のお尻を蹴って、崖から突き落とすようなことを、

お医者さんがしてはいけません。

治癒して、這い上がって来た人の怨みは、恐ろしいよ~ 

 

GID(性同一性障害)は治癒しないなんて、真っ赤な嘘。 

診断の技術によって、

将来に治癒する人を、GIDと診断しないようにするのは、

机上の空論なの。

 

他の精神障害と言い、統合失調症と言い、治癒と言い、

優等生が、当然のようにお医者さんになっただけの人には、

荷が重いかも知れません。