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ムクゲ 557 鎖国

2011.08.23 15:00

木槿(むくげ)は放ったらかしでも、よく咲きます。

 

 

鉄砲を突きつけられて、言うことを聞けと言われると、

言うことを聞かなければ、仕方ありません。

 

戦後の日本が、そうです。

戦争に負けて、進駐軍に鉄砲を突きつけられたまま、生きて来ました。

 

ベトナムでは、戦争に負けた後も、

連合軍の命令によって、

日本軍が鉄砲を持ったまま、ベトナムの治安維持にあたりました。

 

ベトナムって、日本が進駐したから、アメリカに石油を止められて、

真珠湾になりました。

ディエンビエンフーでフランスが負けたから、

戦後のヨーロッパの性転換医療になりました。

アメリカがベトナムから撤退したから、

黒人の市民権運動や、同性愛のカミングアウト運動になりました。

そして、性転換が精神疾患になりました。

ベトナムは、GID(性同一性障害)の要(かなめ)の国です。

 

強い者が、現場のお仕事を、弱い者に任せました。

ナチスも、収容所の中の仕事を、

ポーランド人やユダヤ人に任せました。

ユダヤ人をガス室で殺し、焼却して、石鹸や肥料を作ったのは、

ユダヤ人でした。

 

日本本土でも、警察や自衛隊が、

アメリカ合衆国に命令されて、治安維持の役目を負わされました。

昔の新左翼の人たちは、警察や自衛隊のことを、

アメリカの手先と言いましたが、

新左翼の人たちも、ソ連や中国の手先と言われました。

 

日本は戦争に負けたのですから、仕方ありません。

連合国の、アメリカとソ連と中国が、日本の取り合いをしましたが、

アメリカが強かったみたい。

 

日本が欧米に負けた歴史は、幕末の黒船に始まりました。

鉄砲の伝わった織田信長の頃には、

さほどの危機感はありませんでしたが、

それでも、徳川幕府は鎖国しました。

 

東南アジアとの貿易では、

日本ほうがヨーロッパよりも強かったのですが、

外国による内政干渉を排除すると言うよりも、

船舶や港や海上交易などを管理する政策が、

徳川幕府には不足していたようです。

 

やり方を知らずに、海運を規制する必要に迫られたので、

鎖国という極端に走ったのかも知れません。

外国や堺の例を見ればわかるように、

船の運行や、港の運営には、特殊な専門知識が必要です。

 

船と港は、自治でなければ成り立ちませんので、

国家は陸上だけを管理するのが、賢明です。

徳川政権は、船の運行や港の運営まで、

中央集権的に規制しようとしました。

 

これが、変です。

徳川政府って、大名による各藩の地方自治が、政策の骨格でしょう?

なんで、海運に限って、

強力な中央集権を、実行しようとしたのかしら。

 

なんとなく、船や海は苦手なので、

現実無視の極端に走ってしまったような…

鎖国の原因ね。

 

ひいては、これが幕末の黒船になったのかしら。

その間に、欧米は産業革命を経験しましたから、

もう、日本に勝ち目はありません。

 

軍事力の差が、歴然としていますから、

鉄砲を突きつけられると、言うことを聞かざるを得ません。

今も、それが続いています。

 

日本の性転換医療も、そうなの。

欧米のような歴史的経緯がありませんから、

GID(性同一性障害)って、

日本には、取って付けたような災難です。

木に竹なの。

 

それでも、鉄砲を突きつけられたら、仕方ありません。

ユダヤ人が、ガス室の運営や、石鹸や肥料作りを、

ナチスに命令されたように、

日本の精神科医や形成外科医が、性転換医療を行なっています。

 

命令されていないのに、自分から志願します。

ナチスの収容所でも、

看護師のユダヤ人が、自分から看護の仕事を志願しました。

健康なユダヤ人と、病気のユダヤ人を識別して、

病人を殺す仕事です。

 

本当に看護師の経験のあるユダヤ人であるかを、試されました。

生半可な技量ですと、その場で射殺されましたが、

ナチスの軍医に気に入られると、

軍医の性交渉のお相手をして、食糧をもらえました。

気に入られなければ、みんなの前で射殺されます。

そうしなければ、

だれもかれもが、看護師であったと、嘘をつきます。

 

日本には、欧米のような宗教による同性愛差別がありませんでした。

歌舞伎や宝塚に見られるように、同性愛は自由でした。

お役所に行き、わたしは同性愛です、と言っても、

差別されることはありません。

 

奥さんが同性愛とわかると、日本の御主人は喜びます。

浮気の心配が減りますし、

精力のある御主人でしたら、女友達と一緒に性交渉を楽しめます。

奥さんや御主人が同性愛であるから離婚だなんて、

日本では考えられません。

 

夫婦の営みを怠けずに、しっかりと生殖や育児をしていれば、

問題ありません。

エイズを持ち込まないで欲しいと、喧嘩になるかも知れませんが… 

 

戦後の日本には、男子皆兵の徴兵制もなく、戦争もありません。

多民族国家でなく、単語にジェンダーもありません。

単一民族の血縁社会ですから、

憎たらしい異民族を殺す必要もないように、

精神障害者に優生医療を実施する必要もありません。

 

みんなで申し合わせて、

本人の希望により、自主的に死んでもらえば良いのです。