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ガマズミの実 571 FtMの多い理由 5つ

2011.09.07 15:00

ガマズミって、漢字で書くと、ややこしい字で、意味が不明です。

莢迷(きょうめい)という中国の植物名ですが、

莢(きょう)の字は、さやの意味です。

 

迷(めい)の字は、上に草冠のあるのが、ほんとうですが、

表記できませんので、迷(めい)としておきます。

これ一字だけでも、がまずみという意味があります。

 

中国の莢迷(きょうめい)と言われる植物は、

日本のガマズミと言われる植物に、同じであるとして、

莢迷(きょうめい)と書き、莢迷(がまずみ)と読みます。

 

平安時代初期の「本草和名」に、

莢迷(きょうめい)と記されていたのを、

江戸時代の小野蘭山という人が、「本草綱目啓蒙」に、

ガマズミであると、書いています。

 

日本語のスミは、

酸(す)む、染(す)む、炭(すみ)、

澄(す)む、済(す)む、住(す)む、などに共通の意味です。

たぶん、変化せずに一定になることを、すむと言います。

 

ガマは、オカマのカマと同じで、

草を刈る鎌(かま)や、御飯を炊く釜(かま)や、

喧(やかま)しい、構(かま)うなどに、共通の意味です。

かましいは、釜を焚(た)く音から来ています。

たぶん、囲うような形のことを、かまと言います。

 

ガマズミの意味は、知りません。

実を染料に使ったことから、植物の名前になったのかも知れません。

 

まだ色づき始めたばかりですが、

 

 

     日本のFtM(female to male 女→男)の多い理由を、

     2011-08-26 と、2011-09-06 に書きましたが、

     並べてみます。

 

     1. 宗教による同性愛差別がない。

     2. 第二次世界大戦後の男子の兵役と戦争がない。

     3. 単一民族であり、

       戸籍制度があり、アイデンティティがなく

       言語に印欧語の如きジェンダーがない。

     4. 日本特有の漫画アニメゲームなどの、女子の男言葉。

     5. 宝塚の見てくれ

 

5番目に宝塚の見てくれを加えたのは、

1970~1985年頃には、体がごついので、

引け目を感じて、虐(いじ)められていた女の子が、

反攻してFtMになる例が、結構ありました。

 

その後、ボーイッシュな女の子が、スタイルを自慢するように、

FtMになる例が増えました。

MtFのTV(トランスベスティズム)の流行を受けて、

その後を追うように、FtMのTVが流行したのかも知れません。

宝塚の影響が小さくないと思います。

 

そのほかにも、日本の欧米白人への阿諛追従(あゆついしょう)が、

FtMに強い、という意見もあります。

 

どれもこれも、ただの憶測ですから、

御自分なりに、もっともらしい理由を、考えてみて下さい。

 

     ※ オカマの語源は、

       オ・カマのように、オを、接頭辞とする説のほかに、

       オカ・マのように、

       別の一群を意味するオカと、

       真相や時間を意味するマとの、

       複合語とする説もあります。

 

       岡っ引や岡目八目のオカと、

       真(まこと)や陰間(かげま)のマです。

 

       東京大学の北側の、根津神社の門前は、

       有名な岡場の一つでした。

 

       岡場は、公式の遊郭でないにもかかわらず、

       売春業の盛んな地域を言います。

 

       けっして、遊郭と言われるような、

       公認された楼閣建築の性交渉施設でなく、

       飲食店と飯盛女(めしもりおんな)や、

       出女(でおんな)といわれる街娼や、

       遊女を抱える的屋(てきや)などの多い地域が、

       岡場と言われました。

       テキ屋って、露天商を営むやくざです。

 

       無許可の売春業密集地域ですから、

       東京に、たくさんありましたが、

       根津の岡場も、その一つでした。

       とりわけ、男色で有名だったそうです。

 

       幕末に、陸軍奉行から営業許可をもらい、

       晴れて根津遊郭と呼ばれるようになりましたが、

       わたしは、東京大学の学生さんのために、

       明治政府が、新しく根津遊郭を作ったものとばかり、

       思っていました。

 

       ほんとうは、東京大学ができたので、

       根津遊郭は、江東区の州崎に移転させられました。

       なんとなく、がっかりです。

       面白くないもん。

 

       岡場の岡は、

       非公式の別扱い、という感じの意味でして、

       岡っ引や岡目八目の岡と、同じです。

       オカマのオカは、それと言うのです。

 

       海に対して、陸(おか)と言いますけれど、

       海はもちろん、女性ですから、

       陸(おか)は、男性です。

       海の男や、岡場のオカマって、何かしら。

       根津や湯島天神門前の本郷は、

       陰間(かげま)と言われる男娼のメッカでした。

 

       加賀藩の上屋敷や、水戸藩の中屋敷が、

       近かったせいかもしれません。

       尚武(しょうぶ)の気風を養うために、

       武士は、男女の恋愛を蔑(さげす)み、

       青年の同性愛を、盛んに奨励しました。

 

       欧米とは、ぜんぜん違うでしょう?

       公権力が、青年男子に、同性愛を奨励したの。

 

       男と女が、でれでれしていたのでは、

       戦(いくさ)にならん、と言います。

       女は育児、男は戦争ですから、

       亭主に、性交渉をさせてあげて、

       お料理を作ってあげるのも、育児です。

  

       戦争を仕向けるように、男の子を教育しているのは、

       母親ですが、男の子は気づきません。

       男の言うには、

       女って、家庭の平和を望んでいるそうです。

       こんな世間知らずのお坊っちゃんに、

       誰が育てたのか…

 

       オカマのマは、真(まこと)のマ、暇(ひま)のマ、

       間男(まおとこ)のマ、

       陰間(かげま)のマですから、

       たぶん、陰間(かげま)と一対のものとして、

       岡間(おかま)と言われます。

 

       陰と陽は、一対ですから、

       陰間(かげま)があれば、陽間(ひま)があります。

       そして、非公式別枠の、

       岡間(おかま)があると言うのです。

 

       間男(まおとこ)って、女性の不倫のこと、

       あるいは、不倫相手の男性のことです。

       陰間(かげま)って、男性同性愛の売春のこと、

       あるいは、その男娼のことです。

       

       オカマの語源には、そういう説もあります。