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サンシュユの実 614 性分化疾患の疑似科学

2011.10.19 15:00

山茱萸(さんしゅゆ)の実は、食べられません。

漢方薬になるそうですけれど、効かないお薬は、信じない。

 

インポテンツや男性不妊に、効くそうですけれど…

茱萸って、ぐみのこと。

 

 

 

わたしの前任者の医師は、自分自身が性分化疾患でしたので、

GID(性同一性障害)に優しくて、困りました。

 

結局、GIDに脅された心労が祟(たた)り、死んだようなものです。

性分化疾患と性同一性障害との、患者さん同士の喧嘩になり、

調停に苦労しました。

 

何例もの前例を経験したのでなく、この一例だけですけれど、

聞くところによると、よそでも、

性分化疾患の患者さんと、GID(性同一性障害)の患者さんとが、

喧嘩になった例があるみたい。

 

GIDの中でも、体の見掛けが、異性に似ていたせいで、

みんなに差別虐待されて、性転換をした人と、

むしろ、その反対に、

体の見掛けによって、他人を差別虐待する考え方や嗜好などから、

自分自身の体が、気に入(い)らずに、

自分自身を差別虐待するように、性転換をした人とは、

喧嘩になりやすいかも知れません。

 

うちの患者さんには、

体の見掛けが異性に似ていたために、差別されていた人が多く、

TV(ティーブイ,)を自称する人たちとは、

不倶戴天(ふぐたいてん)の敵のように、憎み合っていました。

 

1970年代後半から1980年代前半でしたけれど、

TVの人たちって、

自分から好んで、異性装や性転換を望みました。

 

体の見てくれを差別虐待されていた人たちは、

お店が品物を売ってくれなかったとか、石を投げられたとか、

オートバイに追い回されたとかっていう経験をしていました。

 

被害を受けていた患者さんたちの言うには、

この世界で一番の加害者は、MtF(male to female 男→女)の

TV(トランスベスタイト)であったそうです。

 

この事情って、

社会の底辺では、加害者と被害者が仲間同士である、

というのと似ています。

スラム街の粗暴な刑事事件や、

やくざの抗争や、新左翼の内ゲバみたいなものかしら。

 

ソ連の粛清や、現在の公然化された性転換医療も、

似たようなものかも知れません。

社会の底辺だけでなく、

社会の端っこのほうでは、同じことが起こります。

性転換医療を行なう医師と、性転換をする患者さんとが、

同類相憐れむってところかしら。

 

憐れみかたが、優生医療の断種ですから、

総括や粛清のように、過激です。

どうしても、落ち着くところに落ち着かずに、極端を狙います。 

こんな所に落ち着きたくない、一旗揚げたいって気持ちが、

お医者さんにも、患者さんにも、あるのかも知れません。

 

コロンブスや、シュバイツァーの気持ちかしら。

山口組の親分とか、国会議員に立候補する人とか… 

 

昔の総理大臣の角さんって人は、

娘さんが、衆議院選挙に立候補した時に、

娘が志(こころざし)を立てた、と言いました。

GIDの人の受診やカミングの決意も、なんとなく似ています。

 

     わたしは、GIDの人が、ホルモン剤や手術などによって、

     体をいじくると、生涯、

     一般のお医者さんに、虐(いじ)められはしないかと、 

     心配です。

 

     キチガイや、知的障害として、軽く見られるよりも、

     嘘つきとして、

     医師から虐待されたり、制裁されたりする可能性が、

     少なくありません。

     にこにこ笑顔で親切そうに、GIDの患者さんを虐めます。

 

     わたしの知り合いの泌尿器科医は、

     おかまが来ると、超音波検査を行ない、

     何の異常もないのに、変な影があると言い、

     膀胱鏡を入れます。

     すごく、痛むように、わざと粗暴に入れて、

     血だらけにしてやるそうです。

 

     ある耳鼻科医は、GIDが来ると、脳のMRI検査を行ない、

     お金だけを取り、

     結果は、急遽、他の医師に替わってもらい、

     異常はない、と告げるそうです。

     ある皮膚科の医師は、

     毒にも薬にもならない漢方薬を出して、

     何もしないそうです。

     

     いずれも、GIDのことを、

     仮病をつかい、医師を騙(だま)し、

     国や自治体から、不正に、公的助成や給付を、

     受けようとしているかのように、見ています。

     GIDは、いかがわしい魂胆(こんたん)を持って、

     病院を受診するそうです。

     

     悪い奴らを懲(こ)らしめるために、

     治療と称して、馬鹿にして、痛めつけて、金を奪い、

     追い返して、笑います。

 

     優しそうな笑顔で、いかにも親身になって、

     患者さんのことを考えてあげているかのように、

     医師はGIDを懲らしめますから、

     患者さんは、とんでもない不利益を蒙(こうむ)り、

     被害を受けているのに、気づきません。

 

     可哀想ですけれど、

     性転換医療そのものが、それと同じなの。

     優生医療って言います。

 

     GID(性同一性障害)の患者さん本人は、

     自分の心に正直なことを、言っているのですけれど、

     事実と異なりますと、嘘つきと見られます。

     心の性別と、体の性別が、一致しないとは、

     まさに、このことですけれど、   

     精神科では、精神の病気とされています。

     一般のお医者さんは、嘘つきと見ます。

 

     ミュンヒハウゼン症候群みたいなものかしら。

     医師を騙(だま)して、手術を受けます。

     代理ミュンヒハウゼン症候群ですと、

     警察は、傷害罪や殺人罪などで、逮捕します。

     精神科では、もちろん、

     精神の病気の一つになっています。

 

     いくらでもあります。

     人格障害は責任能力が完全とされますから、

     死刑にもなりますけれど、

     精神の病気であることには、違いありません。

 

     歴(れっき)とした精神の病気でも、

     悪い奴は一杯いると、

     一般のお医者さんは知っていますが、

     マスコミは、

     ちゃんと精神疾患と診断されている病人を、

     差別するように悪く言うことはできません。

 

     でも、人を殺した人格障害者は、どうなの?

     パリに留学中に、オランダ人女性を殺して、

     お肉を食べた人は?

     代理ミュンヒハウゼン症候群のせいで、

     子供を殺した母親は?

 

     責任能力は完全とされますから、

     悪いことをすれば、

     マスコミに非難されるのは、当然です。

 

     代理ミュンヒハウゼン症候群などは、

     病気の症状が、そもそも悪いことです。

     GID(性同一性障害)も、それでないかと、疑われます。

 

     否定される証拠がなければ、

     宇宙の至る所に神様がいるとでも、

     何とでも言えますから、

     心の性別が体と違うなどと、

     白々しい嘘をついているのでないかと、

     何とでも疑われます。

 

     昔のおかまの人は、ほぼ全員が、

     女の子として育てられた、と言いました。

     ほぼ全員が、真っ赤な嘘でした。

 

     ヒステリーや解離性障害ですと、厄介です。

     御本人には、嘘をついているという記憶がなくなります。

     正真正銘、本当のことを言っていると、確信しています。

     死刑囚も、冤罪であると、確信するようになります。

     

     GIDでは、心の性別がこれこれである、と言いますから、

     嘘か本当か、調べようがありません。

     本当の心の性別なんか、どこにもありませんから、

     面倒です。

 

     脳の性別が、本人の言う心の性別であると、

     証拠の出てきたGID(性同一性障害)の人は、

     一人もいません。   

     GIDの脳に、心の性別の器質的な根拠は、

     何も発見されていません。

     ものの見事に、皆無です。

 

性分化疾患の人は、性別に悩みます。

体の病気のせいで、性別のわかりにくい人を、

性分化疾患としているのですから、当然です。

 

戸籍の性別という事務的な性別を、どちらの性別にしたって、

体の性別のほうが、わかりにくいのですから、悩みます。

事務では、体の病気は治りません。

当たり前です。

 

性分化疾患では、

性別の異常を知らなければ、

まず100%近く、

育てられた性別の通りに、自分の性別を自覚しています。

日本では、戸籍の性別の通りに、育てられるのが普通です。

 

ところが、性別の異常を知ると、そうは行かなくなります。

当たり前です。

知ってしまえば、だれだって、悩みます。

小さな子供でも、変(へん)と知ってしまえば、気になります。

 

どのような理由で知ったか、というのが問題です。

 

親のひそひそ話を聞いて、疑った。

性器や体が、他の子と違うので、悩んだ。

検査や治療を受けたから、疑った。

親や医師に告げられて、知った。

生理で知った…等々。

 

いずれにしろ、疑うことになれば、悩みますし、

はっきりと知ってしまっても、悩みます。

 

大切なのは、

脳の性別や心の性別なるものを、直観的に知った人など、

一人もいない、ということです。

 

体の違いや、検査や治療を受けたことや、告知などのように、

目で見たり、手で触ったり、耳で聞いたりしたことによって、

具体的に疑い、知ったの。

 

何を知ったのかって、体の性別が健常でなく、

性分化疾患といわれる病気であると、知ったの。

体の性別が異常なので、どうしようかと、悩み苦しんだの。

 

脳の性別や、心の性別を知って、悩んだ人など、いません。

そんなもの、どうやって知るのですか。

そんなものを知る感覚器官は、人間にありません。

脳の性別や、心の性別などを知る超能力は、誰にもありません。

 

なぜ、脳の性別や、心の性別などと、

疑似科学や新興宗教のように、

社会運動をしている人たちは、人を騙(だま)すのかしら。

 

脳の性別や、心の性別などという抽象的な性別を知って、

悩んだ人など、一人もいないでしょう?

 

具体的な事を知り、体の性別や、体の病気について悩んだ末に、

こうしよう、こう考えることにしようと、心に決めたのは、

これこれの性別で生きて行こう、という本人の意志だった、

ということでしょう?

本人の望む性別という意志が、悩みを解決した、ということを、

脳の性別や、心の性別と、文学的に表現しているのでしょう?

 

それは、

健常な体の性別の違いに応じた生理学的な脳の機能の性差が、

性分化疾患という体の性別の不分明な病気の人の、

性別の自覚という脳の機能にもあった、

というのとは意味が違うでしょう?

 

それなのに、どうして、心の性別という望みの性別に、

脳の生理的な違いによる脳の性別という裏付けがあるかのように、

性別の社会運動に熱心な学者さんや、お医者さんは、

嘘をつくのかしら。

 

自分の意志で決めた、知性で自覚した、などと言うのと、

意志や知性にかかわらず、脳には性別の自覚を左右する機能がある、

という意味の、脳の性別と言うのを、

手品のように擦り替える医師や学者は、

もしかしたら、よからぬ意図を持っているかも知れません。

 

これに騙(だま)されるのは、何才ぐらいの知能なのかしら。

これ一つだけで、知能を測るって、できっこありませんけれど、

うちの患者さんは、

これで、心の性別が、脳の性別であるかのように騙されるのは、

10才未満の知能であると、言います。

 

ところが、新聞やテレビの、編集者やディレクターが、

10才未満の知能であるとは、到底、思えません。

 

それにもかかわらず、マスコミは、どうして気づかないのかしら。

うちの患者さんの言うには、

マスコミは気づいているくせに、

わざとお金のために、読者や視聴者に、嘘をついているそうです。

 

疑似科学や宗教の言っていることが正しいかのように、

脳の性別を盛んに唱える学者さんやお医者さんの意見を、

美化して報道したほうが、売れる、と言うの。

オウムの布教のような手口のほうが、

お客さんの袖(そで)を引ける、と言うの。

 

わたしは、知能が高くても、社会性の能力が低いのでないかしらと、

疑ったりもしますけれど、

編集者やディレクターの人に、直接に尋ねてみるのが、

いちばん精確かも知れません。

 

うちの性分化疾患の患者さんは、

報道のインチキに、気づいていますから、安心しています。

よその患者さんは、どうかしら?

 

わたしの思うには、

性分化疾患の患者さんが騙(だま)されることは、

よその患者さんでも、ほとんどないと思います。

 

でも、GID(性同一性障害)の患者さんや、

社会運動をしている学者さんやお医者さんは、

一時的に社会性の能力が下がっているかも知れません。

 

GIDの約半数では、

一時的って、発症から10~25年後ぐらいまでですが、

残りのGIDには、生涯、精神の病気の治らない人もいるように、

脳の性別を打ち上げて、

GIDの性転換という優生医療を正当化してしまうお医者さんにも、

生涯、能力の下がりっ放しの人が、少なくないかも知れません。

 

性分化疾患の人って、弱い立場ですから、

主治医が、脳の性別を、疑似科学のように主張する人でしたら、

若い患者さんは、気の毒なことになります。 

お医者さんに袖(そで)を引かれて、

オウムの信者さんみたいになりかねません。 

 

性分化疾患の御本人や、御家族が、

脳の性別を普及する社会運動に熱心な医師に、

巡り会わなければ、良いのですが…

多くの日本人は、白人の言うことを、一発で崇拝します。