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コサギ 668 GID(性同一性障害)とLGBT(同性愛等)

2011.12.13 15:00

白鷺(しらさぎ)属の、小鷺(こさぎ)です。

大鷺(だいさぎ)や中鷺(ちゅうさぎ)も、白鷺ですけれど、

指が黄色いので、これは小鷺(こさぎ)です。

 

 

 

GID(性同一性障害)って、

性転換をしたい人が、お医者さんに付けてもらう病名ですけれど、

性ホルモン剤や外科手術などを使いますので、病気の一種なの。

 

体の病気でなく、精神の病気になっています。

頭がおかしくなったせいで、

自分の本当の性別は、体の性別と違う、と言い、

本当の性別のように、社会的に成り済まそうとします。

 

ようするに、体の性別が嫌(いや)なので、

もう一方の性別の振りをして、

そっちのほうへ、知らん顔をして、付いて行ってしまうの。

 

症状がひどくなると、体は男なのに、スカートをはいて、

わたしは女ですって顔をして、女風呂に入ってしまいます。

ちんちんが付いているので、バレますけれど、

御本人は、自分の本当の性別は女だから、

女風呂に入るのは正当であると、あくまで言い張ります。

 

仕方ないので、第二次世界大戦の前後ぐらいの時代に、

お医者さんのほうが、

エストロゲン製剤を使うと、皮下脂肪がつくから、

顔が女みたいに見えるようになると、提案しました。

 

エストロゲン製剤って、女性ホルモンですけれど、

第二次世界大戦の初めぐらいに、商品として実用化されました。

 

その上で、性分化疾患の人の受ける外科手術を受ければ、

ちんちんと、きんたまを切り取って、

人工の膣を作ることができる、と教えてあげました。

 

抗生物質が第二次世界大戦の直前ぐらいに、

お薬として使われるようになっていました。

外科手術をしても、あまり化膿しなくなりました。

戦争によって、怪我(けが)をした人のための、

外科手術の技術が発達しましたので、

生まれつきの性分化疾患の人のための外科手術が、

安全にできるようになっていました。

 

それと似たような手術を、頭がおかしくなったせいで、

体が男なのに、自分は女だと言い張る人のために、

使ってみることができました。 

 

性分化疾患って、昔の半陰陽ね。

内分泌の病気や、遺伝子の機械的な間違いなどのせいで、

大昔から、性器を見ただけでは、

性別がわからなかったり、間違えたりするほどの、

性器の奇形の人が、一定の割合で、生まれてきました。

 

体の病気が根本原因であると、わかっていますけれど、

精神的に悩みますし、社会的に虐(いじ)められました。

でも、抗生物質のない時代には、

気のきいた手術ができませんでした。

 

昔の半陰陽の人たちが、今のGID(性同一性障害)の人たちと、

同じ仲間意識を持つことは、1975年ぐらいよりも前には、

まず、ありませんでした。

体の病気と、精神の病気とは、

気持ちだけでなく、生活の実態も、はっきりと違っていました。

性分化疾患とGIDとが、似たような気持ちであった、と言うのは、

はっきりと嘘です。

 

お医者さんのほうが、頭のおかしい人のために、

性分化疾患の手術によく似た手術を、

GID(性同一性障害)の人たちに、提案しました。

そうでないと、

変(へん)になった頭は、そう簡単に治らなかったの。

 

体の性別が正常なのに、本当の性別は違うと言い、

性転換をしたいので、

性ホルモン剤と外科手術による治療を受けたい、と望む人たちは、

今も、精神の病気のほうに分類されて、

GID(性同一性障害)と名付けられていますけれど、

昔は、精神科を受診するGIDの人って、いませんでした。

 

当たり前ですけれど、

手術をしてくれそうな診療科を、受診しました。

自分の頭が変(へん)であるとは、思っていませんでした。

 

だいたい、今も昔も、病気の大筋(おおすじ)は同じですけれど、

性転換っていうのが、わりと簡単に、安全にできる、とわかると、

もっと、症状の軽い人まで、

性転換をしたい、と言い出すようになりました。

 

こんなもん、うんと症状が軽くなれば、

病気でなく、健常になってしまうのは、

他のすべての病気と、同じです。

GID(性同一性障害)も、だんだんと症状の軽い人が、

性転換を望む時代になってきました。

 

性転換と言っても、

望みの性別の生殖機能を、作れるのでありません。 

すでにある健常な生殖機能を破壊して、

顔や体の見てくれを、

性ホルモン剤や外科手術などによって、変形させるだけなの。

 

だから、作るのは見てくれだけで、

生殖機能や、体を調節する生理機能などの、

肝心な機能は、壊すだけです。

自傷なの。

 

でも、頭がおかくしなって、変(へん)なことをするのに、

頭のほうを、治療できないとなれば、

男が、女風呂に入っても、問題を起こさないように、

見掛けだけでも、変形させないと、仕方ないでしょう?

 

おかしくなった精神を、元の通りに治すって、難しいの。

重症の人は、生まれたときから、おかしいのかも知れません。

 

こんなことを言うと、怒られるので、

頭がおかしくなっているってことには、できるだけ触れずに、

希望を持って、生きて行けるように、心を慰撫してあげます。

 

でも、ほんとは、GID(性同一性障害)の約半分の人は、

自然に治るの。

それほど重症でないのに、文化的流行に乗って、

性転換をしてしまったのかも知れませんけれど、

一時的に、おかしくなっていただけの人や、

性に関する発達が、晩生(おくて)の人だったのかも知れません。

 

うまく一時凌(しの)ぎができれば、

性転換をする必要がなかったと思いますけれど、

今のところ、性転換が、最も有効な一時凌ぎなの。

 

性転換を望まずに、

自分の心の性別は、体の性別と違う、と言っているだけでしたら、

心のことなんか、人それぞれの勝手ですから、

心の中を、みんなに打ち明ける文化運動って、

それはそれで、文化や社会の問題であったとしても、

医学的には、あまり問題になりません。

病気でないってことです。

 

それでしたら、

LGBTと言われるレズやゲイやバイやトランスジェンダーの運動は、

どうでも良い気楽な趣味趣向にすぎないのかって言うと、

必ずしも、そうではありません。

 

家族制度と、生殖の問題があるからです。

子供を育てるには、家庭っていう特別な社会が必要でしょう?

家族が、すべての人間社会の発生源ですから、

こいつを、そう簡単に否定するわけに行きません。

生殖のためです。

 

つまり、生殖って性交渉だけでなく、育児を含んでいますから、

育児のためね。

性交渉なんか、夫婦や家族でなくても、

どこで行なおうと、人の勝手ですけれど、

育児は、母と子だけであっても、家庭が必要とされています。

子宮と家庭って、似たようなものなの。

 

家族は、生殖のために、特別に保護されて、

夫婦に、社会的な特権が与えられています。

社会の故郷(ふるさと)ですから、当たり前かも知れません。 

 

生殖をしない夫婦にも、

特権を与える必要があるのかって言い出すと、

子供の産めない夫婦には、残酷です。

それでなくても、生殖しない女性は、

虫けら同然に扱われているのに。

 

生殖をしなくても、夫婦の特権が与えられるのなら、

同性婚も認めろ、ってことになります。

こうなると、社会制度の根幹にかかわりますから、

同性愛の問題って、

健常な趣味って言うほどには、悠長でありません。

 

そういう文化や社会の問題と、

GID(性同一性障害)の性転換っていう医学的な問題とを、

一般の人は、混同してはいけません。

 

GIDの精神の病気って、

だいたいは、心療内科の患者さんと、同じようなものですから、

GIDと診断された後でも、認知障害の進行が確認されましたら、

統合失調症と診断されます。

 

gender identity ってのを、実行しようとするのは、

気持ちがあさってになっている証拠のように聞こえるの。

心の性別や、脳の性別や、性自認や、性同一性ってやつ。

悪さをしなければ、診断名を告知されないと思いますけれど、

GIDであっても、抗精神病薬の使用は、十分にあり得ます。

 

最近は、統合失調症でなくても、

抗精神病薬を、ありきたりに使いますから、

統合失調症や躁鬱病のような、昔の狭い意味での精神病と、

他の精神疾患との境目が、曖昧(あいまい)になって来ています。

GIDは精神病でないと、目くじらを立てる必要は、

必ずしもありません。