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フウの実 675 関係の関係 脳の性別

2011.12.21 15:00

ピンボケで、すみません。

紅葉葉楓(もみじばふう)ですけれど、

実のない季節は、楓(かえで)にそっくりです。

 

それでも、枝の翼(つばさ)を見れば、わかるかも。

  

 

性別は、生殖のためにあるのに、決まっているのに…

哺乳類では、妊娠して産むのは女、生ませたのは男です。

 

性別って、産んだり生ませたりする二種類の生殖機能なの。

実際に産んでみないと、わからないのでは、不便ですし、

生ませたのが誰かなんて、なかなか、わかりません。

 

将来の二種類の生殖機能を、あらかじめ予想できれば便利です。

何を根拠に予想するかって、

だいたいは性器の見てくれを目安にするのが、

いちばん安上がりで、手っ取り早く、確実性も高いの。

 

そのほかにも、

体の内側の、卵巣や子宮や精巣などの見てくれや、

卵子や精子という配偶子の見てくれからも、予想できます。

 

染色体や遺伝子ってのもありますし、

脳味噌の部分の見てくれもあります。

 

予想の当たる確実性が、低くても構わないのなら、

身長や乳房や骨盤や頭蓋骨などの見てくれでも、わかります。

色々なものから、類推できます。

指の長さによって、性別がわかる、などと言う人もいます。

 

たいていは、確実性の低いものでしたら、

幾つもを組み合わせて、合わせ技で行きます。

確実性が高くても、値段の高いものや、面倒臭いものは、

利用価値があまりありません。

 

いちばん安上がりで、手っ取り早く、確実なのは、

性器の形と思います。

 

でも、いちいち性器を見せるのも、風邪をひきますので、

普通は、自分から、髪型やお化粧や、衣服や持ち物や、

言葉遣いや態度物腰振る舞いなどによって、

性別を表示しておきます。

これでしたら、性器を見せるよりは、便利です。

 

また、医師の出生証明書や、戸籍の性別などのように、

事務的に表示する手もあり、

これも、いちいち性器を見せるよりは、便利です。

 

生殖の必要のために、性別を年柄年中、表示しておくのが、

人間では、普通です。

発情期がなくなりましたので、いつでもスケベなの。

 

性別って、二種類の生殖機能のことですから、

それを類推するための目安になる体の自然の事実や、

それを表示するための便宜になる事務や文化とは、また違います。

 

性器の形や、性腺の形や、配偶子の形や、

遺伝子の配列や、脳の特定の部分の形なども、

性別を類推するための、目安の一つですけれど、

性別ではありません。

 

性別を表示するための事務や文化も、たくさんありますけれど、

いずれも、性別でありません。

 

性別は世代交代をするための二種類の生殖機能のことを言います。

人類は有性生殖をしますから、二種類の生殖機能が必要なの。

 

脳の性別って、脳の特定の部分の形と、

感じ方や考え方や行動様式などの間に、関係があるかも知れない、

という意味です。

 

脳の特定の部分の形は、性別を知る手だてになります。

どれぐらいの確率で、

正しく二種類の生殖機能を知る手だてになるかは、

解剖をして統計をとって、

これぐらいでしょうと、見積もってください。

 

感じ方や考え方や行動様式などは、

自分の生殖機能の種類という性別を、

大人の本人が知っている時に、その人が正直でしたら、

意図的な表現として、性別との間に、密接な関係があります。

 

また、子供の本人が知らずに、予想をしていなくても、

親が周囲の人が、子供の性別を類推して、予想をしている時は、

意図的な表現でないにもかかわらず、正直であろうが、なかろうが、

感じ方や考え方や行動様式などと、性別とは、深い関係があります。

 

子供の本人や、親や周囲の人も、本人の性別を知らずに、

類推や予想のできない時に、

感じ方や考え方や行動様式などと、将来に知られる性別との間に、

どれぐらいの関係があるかは、

調査や実験をして統計をとって、見積もってください。

 

そのような、感じ方や考え方や行動様式などと、性別との関係が、

脳の特定の部分の形と、性別との関係に、

相互に、あるいは一方的に、どれぐらいに影響を及ぼすかは、

ゆっくりと照らし合わせて、調べてみて下さい。

 

女性は筋肉の瞬発力が弱い傾向にあり、

瞬発力の強い男性とは、異なる行動様式になります。

骨盤の形や皮下脂肪の量が違えば、座りかたも違います。

性別と行動様式とは、関係があります。

 

脳の部分や全体の形には、至る所に性差があると、知られています。

行動様式の性差と、脳の形の性差の間に、

どのような関係があるかは、

昔から、調べるのが好きな人は、調べています。

 

性交渉の行動様式の性差と、

脳の特定の部分の形や、神経細胞の形などの性差との関係に、

規則的なものがある、という人もいます。

 

生まれつきに変更不能な関係のせいで、

同性愛やGID(性同一性障害)になるのでしたら、

そうでない人は、贋物(にせもの)の同性愛者やGIDなのかしら。

 

同性愛やGIDと比べるよりも、

脳の器質に原因となる病変の発見されない種類の精神障害と、

広く比較してみたくなります。

 

たぶん、統合失調症と似たような結果になると思います。

器質的には、

人それぞれに、脳の微細な異常を持ち合わせているけれど、

それが、その人の統合失調症の原因とは、確定できません。

 

健常な人にも、同じ異常を持つ人がいます。

 

統合失調症に共通の器質的な異常は、発見されていません。

それでも、統合失調症として、

精神症状の組み合わせが纏(まと)められているように、

共通の精神症状が現れます。

 

それどころか、

脳の細胞の変性疾患であるとわかっているアルツハイマーでも、

統合失調症と酷似の精神症状が現れます。

 

たぶん、同性愛やGIDも、よく似た結果になります。  

精神症状を纏(まと)めて、一つの病気にしていますから、

器質的な特徴に対応するとは、とても思えません。

 

精神って、脳味噌が仕切っていますけれど、

体の病気や動作などの、体の状態に、左右されますし、

社会的な立場も、切実に影響します。

 

おしっこを我慢している時の精神って、

とうてい正常とは思えません。

戦場で虐殺される人の心も、異常です。

 

でも、おしっこを我慢している異常や、虐待される苦しみが、

脳味噌の器質の異常に現れているとは、思えないの。

脳に記憶されなくても、

体のほうに、たくさんの情報が記録されています。

 

女なのに、男みたいにごつい体なので、

みんなからのけ者にされているって、

脳味噌の異常でなく、社会の異常と思います。

脳でもなく、体でもなく、社会のほうに、異常が記録されています。

 

脳に記録されるのは、それらの苦しみが続いた結果かも知れません。

事実を認識する神経細胞や、苦しみを催す神経細胞が、

壊死(えし)したり、反射的に気絶する癖がついたり…

統合失調症の人の脳が萎縮するように、

原因が脳に現れるのでなく、結果が脳に現れるのかもね。