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ナンキンハゼの実 676 絶望と悲しみと、性転換

2011.12.22 15:00

南京櫨(なんきんはぜ)の実って、真っ白なので、

オートフォーカスが、上手(うま)く行きません。

 

ほんとは、絵を描(か)くのが、嫌(きら)いです。

ヒトラーは、絵が好きでしたけれど、

人物を描(か)くのが、嫌(きらいでした。

 

わたしも、写楽やピカソのように、

ひん曲がった顔(かお)が好きです。

 

そのへんの絵描(えか)きさんのように、

御自分の顔(かお)や姿に、恍惚(うっと)りとする心は、

遠慮(えんりょ)します。

 

 

GID(性同一性障害)の人って、

性転換をしても、いわゆる埋没を嫌(きら)う人が多いの。

 

埋没って、性転換後の性別の、普通の人のように暮らすことね。

それを嫌うとなれば、尋常には、芸能人や水商売しか、ありません。

自分の性転換を、売り物にする人生ね。

見世物です。

 

でも、芸能人として成功する人は、ごく僅(わず)かですし、

水商売のように、

肉欲の対象になるお仕事を嫌(きら)う人も、

GID(性同一性障害)には、たいへん多い、となれば、

大部分のGID(性同一性障害)の人たちの生活って、

一般の人には、想像できません。

 

GIDの人が、性転換をしたい気持ちを、医師に訴えるのは、

ほとんどが、埋没したい、という意味です。

 

望みの性別になり、

ネイティブの性別の、普通の市民のように暮らしたい、とね。

ネイティブって、

生まれつきのままの、素直(すなお)な性別の人です。

普通の、性転換をしていない健常な人ね。

 

ほんとうは、大部分のGIDの人が、埋没を嫌っていますので、

医師やマスコミに訴える建て前の気持ちは、真っ赤な嘘です。

 

埋没したくないし、

芸能人として生計の立つ人や、水商売の好きな人は、

ごく僅(わず)かとなれば、

GIDの人たちの望むところは、

狭い狭い吹き溜まりのような、隠れた暮らししかありません。

 

望みの性別に埋没したいと言い、

SRS(性転換手術)を受けて、戸籍の性別を変更したのに、

見てくれはパスしても、心が適応できません。

嘘をついて性転換をしたのでなく、

思惑(おもわく)が外(はず)れたの。

 

嘘をついているって、自覚のできている人は、性転換を望みません。

真っ赤な嘘をついているのに、嘘を自覚できない心って、

性転換をしても、ネイティブの人たちと、一緒にやっていけないの。

あさってになっています。

 

三島由紀夫っていう人は、幼児の頃のあさってを、

切腹して、首を切り取ってもらうことによって、

清算するしかありませんでした。

 

あさってを売り物にする人生でしたけれど、

切腹も性転換も、同じです。

 

性転換の話題性と、顔や体の見てくれを頼りに、

同性愛の趣味のある人のうちの、

GIDとしか性交渉のできない人と、一緒になるか、

さもなければ、親の財産を相続して、

LGBTの運動に、躍起になる風情(ふぜい)の、

ようするに、遊んで暮らす人生になるしかありません。

 

LGBTって、レズ、ゲイ、バイ、トランスジェンダーなどのことね。

 

今も昔も、遊び人の世界の病気です、GID(性同一性障害)って。

お医者さんや、弁護士さんや、学者さんや、マスコミの人たちは、

儲(もう)かるから、囃(はや)し立てます。

ハイエナと表現される人もいますけれど、

人間ですから、昔の医師会会長さんのように言うなら、牧畜業ね。

 

     埋没したくないって、適応できないってことです。

     どうしても、みんなから外(はず)れてしまうの。 

     性別について、マイノリティであると、言いますけれど、

     わたしは、

     生殖拒否が、仮面の下の精神症状である、と思います。

 

     GIDの人って、

     生殖したい気持ちや、育児欲が、すごく旺盛です。

     それなのに、生殖拒否になってしまうのを、

     性別のマイノリティって、御本人たちは、言います。

 

     GIDの治癒した人たちの言うには、

     認知障害があるそうです。

     向こう先を見ないで、しんどい目を拒否して、

     今と此処(ここ)の快楽を、

     貪(むさぼ)りたくなります。

     裏切りや約束違反や虐待や不公平を、多く経験したので、

     未来に希望を持てませんでした。

 

     自分から世代交代を拒否して、

     未来を断つために、性転換を決意した、と言います。

     ほんとうは生殖をしたかったのに、

     将来に希望を持てませんでした。

     心の性別を、絶対に確信する気持ちには、

     その正反対の、深い悲しみがあったと。

 

     希望のない未来を見たくないので、埋没したくない。

     性転換によって、根本的に解決されない問題を、

     自分は知っていたと、治癒した人たちは言います。

     美容手術に頼り、顔や体の見てくれを求めたのは、

     心の絶望から遠ざかりたかったそうです。