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イカ釣り漁船 688 統合失調症と性同一性障害

2012.01.07 15:00

イカ釣り漁船って、集魚灯が一杯ぶら下がっています。

函館港。

 

右のほうの坂道を、八幡坂(はちまんざか)と言い、

港のよく見える函館の名所です。

 

この写真は、青函連絡船の保存されている波止場から、

卸売市場の前の、漁船を撮りました。

八幡坂がよく見えます。

 

 

 

性転換をしたい人を診て、注意しなければいけないのは、

将来、統合失調症と診断できるところまで、

精神症状の進行する人もいるってことです。

 

25才には、健常でしたのに、55才には、いわゆる廃人とかね。

進行性に、症状が悪化します。

 

今は、お薬がありますので、恐くありません。

昔は、結核やライ病のせいで、たくさんの人が死にましたけれど、

今は、癌のように、なかなか死なないようなものです。

 

それでも、お薬を飲んでいるのに、進行する人や、

規則に違反する症状の、止まらない人もいます。

社会の規則に違反してくれれば、

保護されますので、安心ですけれど、

社会の規則に違反せずに、

家庭の中で、暴れたり、ウンコを垂れ流したり、

閉じ籠もって、寝たきりになったりする人も、たくさんいます。

 

家族の名前を使い、嘘の内容の電話を掛けたり、

嘘の手紙を出したりね。

家族の依頼を受けて、医師が往診するって手もありますけれど、

社会一般の規則を破っていなければ、

本人が、自分は病気でない、入院はしないと、

意志表示をしているのに、

強制的に入院をさせて、監禁をして、お薬を飲ませるって、

強権の発動です。

  

GIDでは、寝たきりになるけれど、悪さをすることがなく、

お薬の効かないことが、よくあります。

 

昔の、朝青龍って横綱が、ホテルに引きこもり、

昏迷状態であると言われ、解離性障害と診断されたようなものです。

彼の症状は、一時的なもので、すぐに回復しましたので、

仮病(けびょう)と区別がつかないほど、軽症でしたけれど、

普段から、規則を破り、暴れるのが好きな性格だったそうです。

 

派手に立ち回るのと、

一日中、動かなくなるほど、何もしなくなるのとは、

同じ病気の、一対(いっつい)の症状のことが、よくあります。

もっと重症になると、GID(性同一性障害)の人のように、

引きこもって、寝たきりの生活になることが、よくあります。

即身成仏した白骨と一緒に暮らすようなものかしら。

 

一人住まいでしたら、

家庭の中の悪さを、非難されることもありませんので、 

精神の病気と診断される機会もありません。

GIDの人が、若い頃に社会運動でもするように、

カミングアウトをして、

SRS(性転換手術)を受ける派手な気持ちと、

一人で引きこもり、60才にならないのに、寝たきりになる生活とは、

一対の病気の症状のような気がします。

 

脳味噌を見ても、異常がないのに、

進行性に、いわゆる廃人になるって、どういう意味なのかしら。

 

アルツハイマーのように、脳の細胞の進行性の変性疾患のせいで、

精神症状のほうも、レーガン大統領のように、

健常な状態から、だんだんと廃人になって行くのでしたら、

納得しやすいのですけれど…

 

GIDの症状が、人によっては、

脳の器質に、異常を発見できないにもかかわらず、

精神症状が、だんだんと悪化する病気の、

わりと最初の、健常に近いほうの症状でしたら、どうしよう?

 

統合失調症が、代表的な病気ですけれど、

統合失調症と診断される前に、

他の精神疾患と診断されていた人もいれば、

まったく受診をせずに、健常の部類として暮らしていた人もいます。

 

統合失調症って、

ほとんど赤ちゃんの時からの、ながーい進行過程があります。

でも、軽症でしたら、統合失調症と診断されないだけでなく、

進行の道すがらが、

ようするに、普通の老化でないのかと、疑われます。

 

ある程度のところに、線を引いて、

それよりも軽ければ、健常なので病気でありませんと、

言わざるを得ません。

 

ところが、一線を超えていても、病識がありませんから、

自分のことを、精神の病気でないかと、疑わずに、受診もしません。

 

一線を超えていながら、なにか悪いことをしでかさなければ、

強制的に診断されることもなく、

健常と見なされて、一生を過ごす人も、たくさんいます。

仕方ありません。

 

そういう人の一部が、性転換をしたいと言い、

精神科を受診するのでないかとも、疑われます。