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一重野梅(ひとえやばい) 707 津波の第二波

2012.01.26 15:00

梅(うめ)の品種。

横須賀の町の、背後の山の梅林です。

田浦(たうら)梅林。

 

これから、花の香りばかりの季節になります。

 

関西では、3月13日に、お水取りが終わると、春が来ますけれど、

 

 

人それぞれですけれど、津波に流された人は、

あんなに大きなのが来るとは、思わなかったのかも。

 

明治の津波は、去年のと、たいして変わりません。

昭和の津波もあったし、チリ地震もありました。

 

人生に一度は、大きな津波に遭(あ)うぐらいに、

あのへんは、津波だらけの土地なのに、

防潮堤の高さが、明治の津波よりも低いって、猿にもわかります。

 

明治よりも大きな巨大地震を、今さっき、経験したばかりなのに、

大津波警報が出ても、地元の人は逃げませんでした。

 

明治の津波の後(あと)も、昭和の津波の後も、

津波に流された場所に、また家を建てて、人が住んでいます。

 

今度の地震も、そうです。

津波に浸(つ)かって、内装の壊(こわ)れたお店なのに、

また改装して、営業を再開します。

テレビは、不撓不屈(ふとうふくつ)の精神と讃(たた)え、

ドキュメンタリー番組に仕立てます。

 

放送局は人殺しかもね。

また、同じ場所にお店を作り、また、逃げないやつなんか、

どうせ、あほに決まっているから、テレビで褒(め)めてやれ。

マスコミに踊らされるやつなんか、死んでも構わない。

どうせ、性転換をするあほなんか、

煽(おだ)ててやれば、勝手に自然淘汰される。

 

褒(ほ)め殺しっていう言葉がありますけれど、

総理っていう町内会の班長みたいな人は、

津波で流された防災無線の娘さんを、褒めました。

位(くらい)づけっていう言葉もあります。

町内会の班長さんを、総理大臣にして、

梯子(はしご)をはずしてやれば、喜んで死にます。

 

浮き上がりたい人は、津波に流されるのかしら。

沈みたい人も、コンクリート漬(づ)けみたいに、

海底に捨てられるのかも知れません。

 

逃亡していたオウムの人が、

ちゃんと、偽名の健康保険証を持っていました。

正規の保険証なのに、偽名で作れます。

1970年頃に、性転換をした人なんか、

戸籍まで、都合をつけていました。

 

そんなの、当たり前ですから、

位(くらい)づけも、コンクリート漬(づ)けも、

津波も、オウムも、総理大臣も、似たようなものです。

 

女の子は、有名になりたいので、

服を脱いで、ポルノビデオに出演します。

自衛隊に入って、人殺しを本職とする男の子や、

警察に入って、拳銃をぶら下げたい男の子も、

似たようなものです。

 

消防組合に就職した子は、自分で火をつけておきながら、

自分で真っ先に、ポンプ車に乗って、駆けつけました。

マッチポンプと言います。

お医者さんになって、性転換医療を喜んで行なう若い子も、

似たようなものです。

 

津波で流された所に、また家を建てて、人が住みます。

何度も津波が来ているのに、逃げません。

以前の津波の高さよりも、防潮堤のほうが低いのに、

安心しています。

巨大地震の直後に、大津波警報が出ているのに、逃げません。

 

総理大臣が、それを褒めるのは、間違っています。

営業を再開したお店の経営者を褒めるのも、間違っています。

逃げなかったのを、褒めてはいけません。

潰れた場所に、またお店を建てる人を、褒めてはいけません。

 

なぜ、逃げなかったのかと、

生き残った人を、裁判に掛ける必要があります。

なぜ、津波の来る所に、家やお店を建てたのかと、

裁判に引っ張り出して、尋問(じんもん)すべきです。

 

だって、家が潰(つぶ)れれば、

援助をしてあげなければいけないでしょう?

人が死ねば、見舞金をあげなければいけないでしょう?

津波の来た所に、お店を建てて住み続けて、

津波が来ても、逃げなかったくせに、

それでも、家や命を失った人には、

優(やさ)しく援助をしてあげなければいけません。

 

自殺未遂で傷ついた人を、

ちゃんと、助けてあげなければいけません。

人情でしょう?

でも、自殺を褒めては、いけません。

逃げなかった人や、同じ場所で営業を再開した人を、

テレビや新聞や総理大臣は、褒めてはいけません。

  

今回の津波のことを、

想像を絶するような、例外的に大きな津波だったと、

誇張してはいけません。

記録に残る最大の津波だったかも知れませんけれど、

明治の津波からすれば、当然、あり得べき大きさの津波でした。

どんぐりの背比べや、五十歩百歩なの。

 

途轍(とてつ)もなく大きかったのではありません。 

前歴のある相場通りの大きさの津波でした。

大袈裟に言って、人を煽(あお)るマスコミの商売に、

乗せられてはいけません。

 

大袈裟に報道をして、行政を非難するから、

非難されたお役所の予算と、公務員の数が、増えるでしょう?

わたしは、日本の公務員は一人も要(い)らん、と思っているのに…

民間企業の競争と、ボランティアだけで、十分です。

 

総理大臣や、局長さんや、学者さんのお仕事も、

町内会の班長さんや、テレビの芸能人さんや、

神戸のやくざ屋さんなどが、ちゃんと、やってくれます。

 

明治の津波は、これこれの高さで、

明治の地震のマグニチュードと震度は、これこれで、

このへんの町は、全部流されたのに、

現在の防潮堤は、これこれの高さで、津波は軽く越えてしまいます。

今回の地震は、記録的な巨大地震で、

今、揺れたばかりで、大津波警報が出ています。

 

それで、どうして逃げないのかしら。

防災専門の公務員が、

高(たか)を括(くく)って逃げなかったのに、

総理大臣は、どうして、

逃げずに死んだ人の話を、美談に仕立てるのかしら。

 

死んでも喇叭(らっぱ)を放しませんでした、という美談は、

何を目的として、教科書に載(の)せられたのか、

火を見るよりも明らかです。

マスコミが、性転換を褒め讃えるのと、同じ人情ですけれど、

人情の目的と仕組みを、合理的に知らなければいけません。