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ネコヤナギ 725 統合失調症の子供の頃

2012.02.13 15:00

猫柳(ねこやなぎ)も、もうすぐです。

 

 

統合失調症の人って、

生まれた時から、ずーっと同じ統合失調症では、ありません。

統合失調症と診断できない症状から、

統合失調症と診断できる症状に、

多くは、思春期以後に変化します。

診断基準に定義されている症状が揃えば、

統合失調症と診断されます。

 

思春期よりも前の、子供の頃の症状って、

統合失調症とは、到底、思えない症状です。

全然、違う症状なの。

 

しかも、軽症の精神の病気ですので、

お母さんに連れられて受診することもなければ、

小学校や中学校の入学に際して、

お医者さんから、いちゃもんをつけられることも、ありません。

 

軽い発達障害ですけれど、ほとんどは知能が正常です。

広汎性発達障害を指摘されることも、滅多(めった)にありません。

それほど、軽症ですけれど、

やはり、人とのコミュニケーションに、難点があります。

 

他人と話し合い、判断を選択しようとは、しないの。

人から聞いたことを、鵜呑(うの)みにしたり、

自分の考えを、変更できなかったりします。

迷信や直観やステレオタイプのような、

一つ覚えの判断の仕方でなければ、

孤独に一人で、自分自身の決断を迫ります。

問答無用の判断なの。

 

これを大人の統合失調症の認知障害や、

抗精神病薬の効く症状の走りとして、

解釈することも可能ですけれど、

健康な子供の多くが、そのような判断の仕方を経て、

健康な大人の心に発達しますので、

将来の統合失調症を、的確に予言するのは、たいへん困難です。

 

健常な子供って、3歳ぐらいになると、

何故そうしなければいけないのかと、

親に、しつこく尋ねるようになります。

これとあれ、という二つの物事が、

理由もなく、文化的に結びついていたとしても、

様々な結びつき方に、規則性のあることに、気づき始めます。

 

言葉と、その意味とが、無条件に定義されていたとしても、

言語には、文法のような規則性のあることに、

3歳ぐらいになると、子供は気づきます。

筋道を知りたくて、子供は親に、一々、しつこく質問します。

 

統合失調症になる子は、あまり質問をしない傾向があります。

知能検査を受けると、正常ですので、

丸暗記で物事を覚えています。

記憶力が良くなりますので、学校の成績は良いかも知れません。

筋道を考えませんので、異常です。

 

統合失調症の発症まで、判断の異常が問題になることは、

ほとんどありませんが、

生活上のトラブルがあると、問題解決に窮(きゅう)します。

筋道を理解できなくても、数学の筋道を丸暗記してしまえば、

記憶力を駆使(くし)して、医学部にも合格できます。

 

そのまま、医師としての人生を全うする人も、少なくありません。

統合失調症を発症した人は、物事の分類や整理整頓や、

時間の順番に出来事を並べて、手順を計画することなどが、

できません。

 

問題解決に躓(つまづ)き、

生活上のストレスに、理不尽に苦しむと、

一挙に認知障害が現れますが、

一向に破綻(はたん)をきたさずに、生涯を終える人は、

どのようにして、

処理速度の優れた丸暗記という手法に依存していながら、

脳の記憶容量の不足をきたさずに、

分類や整理整頓や、手順の計画などの、

合理的な道筋(みちすじ)を、代償できるのかしら。

 

なんとなく、エステティックに処理しているような気がします。

 

マリアンヌのモデルを選び、

自由の女神と、崇(あが)めるようなものかしら。

フランス革命の正体が、馬脚を露(あら)わしています。

 

物事の合理的な筋道(すじみち)や、

個人の自由が大切である、と言うのは、革命の嘘なの。

 

衣(ころも)の下の鎧(よろい)が見えているでしょう?

殺し合いに勝ち残った者が、

自分の見てくれを、エステティックに自慢します。

動物と同じです。

日本人は、欧米白人の見てくれの、

真似(まね)をしようとしますから、正真正銘の猿真似です。

 

インドヨーロッパ系の人たちは、

宇宙って、論理に一致する、と言います。

わたしは、うちのGID(性同一性障害)の人たちが、

「人間は、性器の形によって雌雄を識別する唯一の動物である」と

言っているのを思い出します。

 

「四十過ぎれば、自分の顔に責任を持て」と言うのと、

似たような意味かしら。

うちの性分化疾患の人たちは、

「お釈迦さんは半陰陽であり、性欲がなかったので、苦労をした」

と言います。

 

あの人も、インドヨーロッパ系の人と思いますが、

体の大きな人は、古代の戦争に強かったので、

正義や真理などの、本当のことは、

顔や体の見てくれに現れていると、主張します。

 

イエスキリストという人や、お釈迦さんなどは、

目で見て、手で触って知ることのできる形よりも、

論理を大切にしました。

生まれつきの個人の特徴に、苦しめられたからです。

  

人って、悪意によって、嘘を教えてくれるかも知れませんし、

偉い先生も、間違うかも知れません。

世の中は、お役所や学校などの、競争のないお仕事を除いて、

中学校の数学のような、決まりきった答えは、ほとんどありません。

どれほどに偉い先生の教えも、

世間では、めったに通用しないのが、普通です。

 

偉い先生の言葉を、肩書きの無い人が、真似(まね)ても、

少しも通用しませんので、判断が賢(かし)こかったのでなく、

世間の人は、身分や地位に迎合(げいごう)していただけと、

わかります。

偉い先生って、身分や地位という神輿(みこし)を、

みんなに持ち上げてもらっているだけなの。

 

精神科のお医者さんの言葉に、

世間の人は、従順に頷(うなづ)きますが、

判断の中身は、二束三文の役に立たないお笑い種(ぐさ)が、

ほとんどです。

 

中国の人は、南京大虐殺があったと言い、

日本人の残虐性を攻撃しますけれど、

日本の兵隊さんは、そのような事実はなかった、と言います。

中国人が口を揃えて言うのは、文化大革命の頃に、

中学生や高校生の紅衛兵が、毛沢東語録を振りかざして、

たくさんの、いわゆる走資派の共産党員を殺したのと同じです。

 

毛沢東って人は、

素人(しろうと)の農民による原始的な鉄づくりと、

嘘の農業生産の数字を、

花火のように打ち上げる政治競争を指揮しました。

 

大躍進政策と言いますけれど、

多々良(たたら)のように古臭(ふるくさ)い製鉄では、

役に立たない粗悪な鉄しか作れませんでした。

嘘の農業生産の数字をもとにして、経済を計画しましたので、

たくさんの農民が餓死しました。

 

その責任をとらされて、彼は政権を退(しりぞ)きましたけれど、

劉少奇(りゅうしょうき)って人を、引きずり下ろすために、

文化大革命を起こして、中学生や高校生に、

走資派(そうしは)の共産党員を、殺させました。

 

日本人が南京大虐殺をやってのけたと、

中国人が糾弾(きゅうだん)する類の言いがかりは、

中国だけでなく、欧米の社会では、日常茶飯のことです。

政治って、そうして権力を奪い合います。

殺し合いの代わりですから、当たり前ですけれど、

鉄砲の玉を使わずに、南京大虐殺と言っただけで、

日本人を殺せるのなら、すごく賢い方法です。

 

多民族社会の人たちは、そうして、賢くなりました。

政治は、デマの叩きあいに、決まっていますけれど、

本物の殺し合いよりは、遥かに平和的です。

 

日本のような家族社会とは、全然違います。

家族を前にして、

高邁(こうまい)な政治演説を宣(のた)まい、

狡猾(こうかつ)な偽善を弄(ろう)しても、

噴飯物(ふんぱんもの)のお茶の間芸としか、理解されません。

実際、そのような人たちが、

総理大臣や国会議員や知事さんなどになっています。

 

マッカーサーって人は、日本人は12歳であると言いました。

鹿鳴館のように、欧米の猿真似をして踊る精神科のお医者さんにも、

肩書きに迎合して納得してくれる日本人は、12歳に見えています。

南京大虐殺は違うと言う人も、その通りであると言う人も、

家族制の日本社会では、

真実の正しい判断があるはずと、信じなければいけません。

 

本物のGID(性同一性障害)や、

本物の同性愛などのようなものです。

 

これって、統合失調症の人の子供時代に、よく似ています。

大人の統合失調症の症状とは、ぜんぜん違いますけれど、

同じレールの上の症状です。

妄想や幻聴や認知障害などではありませんけれど、

一続きに通じています。

 

精神科のお医者さんには、小学一年生の女の子が、

「誰かが悪口を言っているように聞こえる」と、言うので、

統合失調症かも知れないと、疑う人もいます。

わたしも疑います。

 

でも、大人の統合失調症の症状の、走りのような子供の症状が、

大人の統合失調症に繋(つな)がるとは、なかなか思えません。

じーっと見ていると、統合失調症になったのかしら。

まさか、統合失調症を疑っているのに、

見ているだけの精神科医って、いないと思います。

 

わたしの知っている統合失調症の人の子供時代って、

統合失調症の診断基準にあるような症状が、

少しも出ないのが、普通です。

まったく、正常なのでなく、

乳幼児の頃から、すでに精神の異常が現れています。

子供の頃の統合失調症でない症状から、

思春期以後の統合失調症になります。

 

じつは、GID(性同一性障害)も、わたしの知る限り、

GIDでない症状から、GIDになりますので、

子供のGIDが、思春期以後のGIDに繋がるとは、

あまり、信じられません。

何もしないで、じーっと見ていると、

精神の異常の行き先が、よくわかりますけれど、

今の精神科のお医者さんには、できないかも知れません。

 

昔のお医者さんは、放って置けば治る、と言いました。

実際に、治りました。

今は、思春期になると、子供が、自分でインターネットを見て、

GIDのことを知りますから、

それでも、放って置けば治るものかは、自信がありません。

 

統合失調症やGIDの、子供時代の精神症状が、

思春期以後に診断された症状とは、

別の病気のように異なるだけでなく、

大人になってから診断された統合失調症やGIDも、

初めて診断される3年ほど前まで遡(さかのぼ)ると、

たいていは、診断できるだけの症状に足りません。

 

違う種類と思えるような、精神の異常が、少しだけ現れています。

アルツハイマーって、脳の器質の変性疾患ですけれど、

脳の器質に原因となる異常の発見されない統合失調症の人と、

酷似の精神症状が、いっぱい出てきます。

全然、違う器質なのに、精神症状は同じなの。

 

どちらも認知障害として、

同じ精神症状の出るのが、当たり前のように定義されますけれど、

いわゆる被害妄想と、防御のための攻撃という安全保障上の非行が、

同じ症状なの。

健常な人が、誰でも考える道筋を、

認知障害の人たちも、辿っているだけですけれど、

考えが短くなるので、認知障害と言われます。

 

これを、いわゆるドーパミン神経の機能によって、解釈すれば、

わかりやすいのかしら。

知能検査や学力試験などの成績が良いのに、

物事を考える道筋を、丸暗記で行くお医者さんの性格や、

統合失調症やGID(性同一性障害)の子供の頃の症状などを、

ドーパミンによって解釈することも、可能ですけれど、

なんとなく、遠回りの計算のような気がします。

 

1950年代には、

遊郭にたむろしていた女装のMtF(male to female 男→女)と、

三環系の抗うつ薬を知らなかったうつ病の男性たちとが、

同じグループでしたけれど、

同性愛やおかまの人たちとは、全然、人脈が違いました。

 

人脈って、ようするに性交渉の仲間のことですけれど、

異性との挿入のある性交でありませんから、

性的パートナーの仲間の意味です。

 

女装やうつ病の人たちは、性交渉や射精を好みませんでしたが、

持続的な性的快感を手放せませんでした。

女装をしているだけで、色ぼけの快感が持続しますけれど、

うつ病の人たちは、男装のまま、ちんちんをしごき続けました。

射精はしません。

 

この人たちが、同じグループでした。

その後、TV(トランスベスティズム)の運動や、

TG(トランスジェンダー)の運動などが起こり、

現在のGIDに繋(つな)がりましたが、

性転換をしたい人たちは、MtFとFtMにかかわらず、

異性との性交渉や、射精などを好みません。

性器を、肛門に挿入してもらうことや、

尿道や肛門への異物の挿入などを好む人は、結構います。

 

うつ病と統合失調症を、

まるで正反対のように思っている人もいるかも知れませんけれど、

お医者さんによって、

あっちに診断されたり、こっちに診断されたり、

両方に跨(またが)る症状の出る人って、珍しくありません。

 

内因性にこだわるお医者さんには、

GID(性同一性障害)の患者さんに、

躁うつ病を併(あわ)せて、診断する人もいます。

このへんの診断名って、どうでも良さそうな気がしますけれど、

ちゃんと診断名に相応(ふさわ)しいお薬が出ていますので、

うつ病よりも、なるほどなあと思います。

 

だって、うつ病の症状と、

GIDのどんちゃん騒ぎの好きな性癖って、矛盾するんだもん。

 

ドーパミンの統合失調症と、セレトニンのうつ病が、

全然違うと思っていたのでは、

GIDの症状を、理解できないかも知れません。

 

ただのヒステリーでなく、いわゆる新型うつでもなく、

GIDの8%ぐらいの人は、やがて、認知障害が顕著になります。

子供の頃の、軽症の広汎性発達障害の症状に、

繋(つなが)っていると、わたしは目星をつけていますが…

 

赤ちゃんの頃からの病気の症状の移り変わりを、ずーっと見て、

できるだけ、病気の人にも、

苦しまないように、子孫を増やしてもらいたいと思っています。

 

次々に病人を間引く一方で、エリートだけが子孫を増やし続けて、

先へ先へと、進化して行く社会って、弱いの。

東京大学の医学部に入学する人の中でも、

優等生もいれば、劣等生もいるでしょう?

次々に劣等生を葬り去って、優等生だけが子孫を殖やして行けば、

だんだんと賢い社会に、人類は進化すると思いますか。

 

あほと賢(かし)このことだけでなく、

さまざまな病気についても、同じです。

病気の人を次々に間引き、体の強い健康な人だけが、繁殖をして、

世代交代をする社会ね。

 

何十世代も、エリートしか繁殖できない世代交代を繰り返すと、

たぶん、犬の品種みたいなのが、できるのでないかしら。

南スーダンのディンカ族って、

世界一、背の高い民族と言われていましたが、

だいたい、オランダ人と同じくらいの身長です。

 

昔は世襲の戦士族っていう階級があり、

身長が高くないと、世襲できませんでした。

戦士族の村ってのが、各地にあり、その人たちに限ると、

成人男性の平均身長が190センチを超えるぐらいの、

すごく背の高い人たちでした。

 

ナイル川を遡ってくる奴隷狩りの商人から、民族を守るための、

軍事政権の階級社会でしたけれど、

戦士の男性たちって、

女性みたいに、華やかな絵の具を、顔に塗って、

お化粧をしていました。

槍を持ち、ぴょんぴょん飛び跳ねて、

草原や湿原の、遠くを見渡していました。

 

戦争がなければ、一日中、博打(ばくち)をしているだけの、

暇な人生です。

お仕事は、みんな女性がするの。

男は、戦争だけが仕事です。

身長と美貌が、自慢でした。

 

でも、第二次世界大戦後に、久しぶりに戦争になったときには、

ロケットやミサイルが飛んで来ましたので、

槍やお化粧は、何の役にも立ちませんでした。

身長が高いので、鉄砲で狙い撃ちにされたのかも知れません。

みんな難民になり、戦士族の村もなくなり、

今は昔の語り草になりました。

 

特定の遺伝子だけを選択するって、社会が弱くなります。

作物の栽培でも、よい品種を作るには、

野生の原生種を、たくさん確保しなければいけません。

そのために、わざわざ、野生種を採集しに行きます。

 

良い血統から、良い品種を作るって、一時凌ぎにしかなりません。

人間は、どうしようもない生まれつきを、うまく利用して、

うまく生きる知恵を、文化として伝えてきました。

どうしようもない素質が、たくさんあっても、

苦しければ苦しいほど、人間社会は立派な工夫を獲得して来ました。

知恵を伝えてきたの。

みんなで助け合って生きる人間らしさです。

 

GID(性同一性障害)を間引こうとしてはいけません。

世代交代って、とんでもない役立たずの素質が、

瓢箪から駒みたいに、転がり出てくるのを、期待しています。

けっして、エリートを継承するためではありません。