ウメ　730　エステティックと、トランスベスティズム

この花、１.５ｃｍぐらいしか、ありません。

みんなが良いとする体の形に、全然、似ていないって、

すごく苦しいの。

MtF（male to female 男→女）の人は、158センチぐらいの身長を、

心が女なのに、体が男なので、苦しい、と言います。

自分で、嘘を自覚できません。

苦しくなると、苦しさを転嫁（てんか）しなければ、

自覚できなくなります。

失業をして、再就職が出来ずに、離婚をして、寂しい毎日が続くと、

膝が痛くなり、歩けなくなる人や、

喉が詰まり、声の出なくなる人もいます。

嘘をついていることに、本人は気づきませんから、

嘘とはまた違いますが、

検査をしても、異常のないことがよくあります。

精神の病気では、ヒステリーって、ごく普通ですけれど、

診察室で、ヒステリーを証明するのは、不可能かも知れません。

人の心を、文学的に解釈するための、とても便利な筋書きです。

たぶん、統合失調症の症状を、

一つの病気に纏（まと）めている考え方も、

認知障害とは言うものの、客観的に知能を測れませんから、

ヒステリーの考え方と、五十歩百歩です。

精神の病気を知るための、19世紀の考え方なの。

当時流行の筋書きをこじつけて、

人の心を、忖度（そんたく）しようってこと。

それだけに、ヒステリーの筋書きと、統合失調症の症状は、

取って付けたように、よく一致します。

自作自演の定義みたいなものですけれど、

精神分析として、受け継がれています。

当時流行の筋書きって、帝国主義や進化論のようなものです。

心が苦しいのは、弱いってことなの。

社会の中で、孤立します。

苦しさを訴えると、叩かれます。

虐待の加害者に対して、苦しさを訴えるのは、

銃口を向けられている人が、銃口を向けている人のことを、

非難して、罵（ののし）るようなものです。

到底（とうてい）、できません。

虐待の加害者って、ようするに、みんなです。

みんなと一緒のことをしている人たちが、

みんなと一緒のことの出来ない人を、差別虐待します。

精神の病気として、刑務所に送らずに、許してあげるのが、

うれしい差別虐待なの。

みんなで喜ぶために、生かしておきます。

弱い者を虐（いじ）めるのは、気持ちがいいでしょう？

みんなで優しく手を取り合って生きる社会を、

江戸時代の日本人は、世界に先駆けて発明しました。　

精神障害者を優しく世話してあげると、気持ちがいいんです。

代理ミュンヒハウゼン症候群のようなものね。

世話を焼いてあげるのと、弱い者を虐（いじ）めて喜ぶのとは、

よく似ています。

精神科のお医者さんが、

GID（性同一性障害）の人に優しくしてあげるのは、

痴呆老人に契約をさせて、生活費を稼ぐのと、ほとんど同じです。

醇風（じゅんぷう）美俗や公序良俗に適（かな）っているでしょう？

心の苦しさを転嫁（てんか）するのは、

加害者に、許して欲しいと、

遠まわしに言っているようなものですけれど、

遠まわしに、反撃しているのかも知れません。

統合失調症の症状では、

信頼できる人に助けを求めて、庇護（ひご）してもらうのと、

信頼できる人にぶら下がり、迷惑をかけて、引きずり下ろすのと、

ほとんど同じ意味です。

現代の成人男性が、158ｃｍの身長ですと、

それだけで苦しいって、誰にでもわかります。

顔や体の形って、誰も助けてくれませんから、

たったそれだけのことなのに、御本人は自覚できなくなります。

差別や虐待を受けると、人は自分からあほになるの。

加害者のせいで、無理やりに差別されているのに、

被害者のほうが、自分からあほになると、解釈されます。

ヒステリーの筋書きです。

人の心が、社会的である、という意味です。

個人の心には、自由と責任がある、と言っても、同じですが。

心を、個体というエステティックな単位に区切るのは、

頭が良くありません。

コミュニケーションによって、やり取りされる情報の中身を、

それぞれの個体の脳みそが、

人や自分の心のように、仕訳（しわけ）します。

個体と個体の間に跨（またが）ったり、

往（い）ったり来たりしている情報のことです。

心の性別が、体の性別と違うと言い、精神障害と診断されるように、

心の苦しさって、別のものに転換されなければ、自覚できません。

病気にならなければ、自覚できないってことですけれど、

理不尽に降りかかってきたものを、許容できなくても、

自分から意図的に作ったものなら、安心できます。

心が個体にあると思うのが、精神障害のようなものですから、

フランス革命が、エステティックに人を差別する精神を、

暴力によって普及しようとしたのも、当然です。

パリのマドモアゼルを見て、フランス国歌を聞けば、

よくわかります。

加害者をちくると、かえって、虐（いじ）められるでしょう？

そんなの、精神科のお医者さんは、毎日、見ていますから、

嫌（いや）と言うほど、知っています。

日本人って、ずーっと白人に虐（いじ）められて来たのに、

自覚できません。

日本人が、ずーっと、矢面（やおもて）に立ち、

有色人種の自尊心を、リードして来たのに、

オバマ大統領は、自覚していないでしょう？

あほです。

顔や体のことって、自分で気づかなくなります。

日本人自身が、人に言えません。

自分で気づかないでいようとしています。

人種差別と言えば、

イラクのフセインや、リビアのカダフィみたいに殺されるので、

昔から、ずーっと、言えませんでした。

その代わりに、日本人は、白人の顔や体を理想にして、

自分自身の見てくれを否定しました。

黒人がアメリカの大統領になると、

今度は、顔色や唇や鼻や髪でなく、スタイルを理想にします。

オバマも、マイケルジャクソンも、似たようなものなのに。

背の低い男の子は、女装をすると、女性に間違われますから、

苦しさがなくなります。

いっぺんに気持ちが楽（らく）になりますから、

うれしさのあまりに、生殖機能を壊してしまいます。

家族がなく、子供もいなくなれば、

それだけで、精神障害の危機に立たされるのに。

体がごついので、いつも小さくなっていた女性もそう。

見れば、この子の苦しみが何かって、すぐにわかります。

だって、体を見て、人を差別する意識は、日本全国共通です。

世界共通です。

見ただけで、わかりますから、何も言わなくても、差別されます。

何かをしゃべらなくても、何かを考えなくても、何かをしなくても、

学校の成績や、資格や、職業や、収入や、身分に関係なく、

どこへ行っても、何も知らない人から、いきなり差別されます。

その苦しさのせいで、心の性別うんぬんと言い、

結局、自分から生殖機能を潰（つぶ）してしまいます。

人口何百万人、何千万人に一人っていう奇形の人を、

どういうわけか、たくさん、見てきました。

わたしが初めて性転換にかかわった頃は、

同性60万人ぐらいの中で、いちばん異性に似ている顔や体の人が、

いっぱい、今で言うGID（性同一性障害）の中にいました。

朝から晩まで、差別ばっかり。

異性に成り済まさないと、生きて行けません。

顔や体を差別されると、心の行き場がなくなります。

心の性別が違うなどと、言い出します。

頭がおかしくなって行くの。

ヒステリーです。

1970年頃に、

異性にそっくりの顔や体のせいで、差別虐待されていた人たちは、

自分は性転換をしたくない、という気持ちと、

性転換をしないと、差別虐待をされて、生きて行けない、

という気持ちとの間で、だんだんと、頭がおかしくなりました。

性転換をして、ヒステリーの精神障害になってもらい、

精神の病気の進行を防ぐのと、

性転換をしないで、しかも、病気を進行させないように、

社会と自分という心の関係を、納得してもらうのと、

どちらが簡単で、どちらが病気の治療になるのかって、悩みました。

わたし自身が、若かったから…

1970年代後半に、TV（トランスベスティズム）の人たちが、

歓楽街のお店から出てきて、心の性別がうんぬんと言い出しました。

この人たちにSRS（性転換手術）をするのは、間違っていると、

わたしは思いました。

だって、異性に似ているために、差別虐待されていた人たちを、

TV（トランスベスティズム）の人たちが、差別虐待するんだもん。

TVの人たちって、異性に似ているのが、自慢でした。

差別虐待されるほど、異性に似ている人は、ほとんどいませんでした。

性ホルモン剤を使い、わざと異性に似せるように、

顔や体を変形しました。

ぜんぜん、違うでしょう？

社会の底辺では、加害者と被害者に分かれて、叩き合いになります。

役割分担を決めるために、お互いに愛し合うように、殺し合うの。

コンクリート漬（づ）けや、リンチ殺人とかね。

連合赤軍に似たようなことを、

GID（性同一性障害）の人たちも、やっていました。

人が、嫌（いや）な奴を、殺そうとするのは、

相手から、被害を受けているからでなく、

自分が、そうなりたくないと思う相手を、差別虐待します。

日本が朝鮮を攻撃して、植民地にしたようなもので、

何も被害を受けてないのに、先制攻撃を仕掛けます。

欧米が日本に来たのも、それでした。

統合失調症の人だけでなく、精神の病気の人って、

男も女も、そういう世界に暮らしています。

やったり、やられたり、やり返したりする社会です。

体の苦しい人や、飢え死にしそうな人は、

あまり、憎んだり、怨んだり、軽蔑したり、恥じたりしません。

心が苦しくなるので、悪あがきをするのは、

「小人（しょうじん）閑居（かんきょ）して不善を為す」類かしら。

潔（いさぎよ）く、死んでしまった人も、たくさんいます。