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スイセン 782 遊女の言葉

2012.04.11 15:00

水仙(すいせん)で、お茶を濁(にご)しておきます。

黄水仙(きずいせん)と思いますが、品種名は知りません。

 

ギリシャ神話のナルシスの花ですけれど、

中国でも、水に住む仙人と言われているように、

 

 

若い精神科医は、わたしの末の子の年齢よりも若く、

今で言うGID(性同一性障害)が、

日本に流行し始めた頃からの経緯(いきさつ)を、知りません。

 

今、性転換の運動のリーダーになっている人たちも、

若かった頃は、性転換や性転換医療が、内緒の時代でした。

この人たちが、何をしていたかは、目の前で見て知っています。

 

GIDの人って、昔は、

一般の人に、自分の心を教えてあげるときは、

かならず嘘をつきました。

 

ニューハーフの人が、お店のお客さんに、

好きよ、と囁(ささや)く言葉と同じね。

お酒の出る風俗業ですから、

お客さんと親密になる言葉は、嘘でなければいけません。

キャバレーのホステスさんも、そうでしょう?

 

GIDの心の性別が、体の性別と違う、と言うのは、

その種(しゅ)の、お店の言葉なの。

 

ところが、性転換医療が公然化すると、

その言葉を、GID(性同一性障害)のスローガンに掲げました。

精神科を受診して、

お医者さんの問診に答える言葉も、それですから、

GIDの診断基準にも、

そのように確信して、性転換を望む病気であると、

ちゃんと書かれています。

 

患者さんの訴える内容が、嘘っ八(ぱち)であるなんて、

はしたないことを書きません。

でも、本当であるとも、書かれていないでしょう?

患者さんが、そのように確信しているって、

問診に答えてくれますから、お客様は神様です。

 

マスコミが、GIDの言葉を信じて、報道するだけでなく、

昔のことを知らない若い子も、

マスコミの報道を信じて、性転換を望みます。

 

一番はっきりと、GIDという症状が、端的に現われるのは、

昔の御本人自身です。

自分の嘘を、自分で信じ込むの。

解離性障害って言いますけれど、

ざっくばらんに言うと、ヒステリーね。

 

嘘をついていたはずの自分が、自分に騙(だま)されて、

嘘であると、自覚できなくなります。

本当であると、確信するようになります。

 

戦前の遊郭の女性も、本気でお客に惚れてはいけないって、

教えられていたでしょう?

毎日が商売ですから、

本気で好きになっていたのでは、身も心も持ちません。

遊女が、好きよ、とお客さんに言えば、嘘に決まっています。

 

それでも、本気で惚れてしまう人がいて、

古くは近松門左衛門の、曽根崎心中みたいに、

遊女が死んでしまわないと、綺麗な話になりませんでした。

でも、身請けという制度があったぐらいですから、

陸奥宗光や木戸孝允の奥さんの例を持ち出すまでもなく、

昔の男性は、遊女が好きでした。

 

GID(性同一性障害)でも、1970年頃は、

政治家や財界人のお妾(めかけ)さんになる人が、何人かいました。

嘘八百の浮気な言葉を使っていても、

本当の心が、ちゃんと見えて来るみたいなの。

 

惚れてはいけないとわかっていたのに、惚れてしまったと、

お客さんも遊女も、気づいていれば良いのですが、

遊女が、嘘なんか一つもついたことがないかのように、

自分の心を確信すると、危ないかも知れません。

 

近松門左衛門って、虚実皮膜論を信じていた人です。

皮膜の皮は禿げ頭で、膜はかつらのこと。

虚実は漢方の用語で、病気のせいで体の衰弱した症状が、虚証。

活発な病気の症状が、実証。

虚実皮膜論は、嘘のような心と、本当のような事実との、

中間が面白いって意味です。

 

精神科のお医者さんは、禿げ頭とかつらの中間を良く知っています。

でも、若い精神科医の中には、

自分自身がLGBTという人が、たくさんいるみたい。

 

昔もそうでしたけれど、自分自身がGIDというお医者さんもいて、

自分でついた嘘に、自分が騙(だま)されました。

 

現在の性転換医療をおこなっている精神科のお医者さんの中にも、

そういう人がいるのかは、知りません。

他の診療科のお医者さんで、性転換医療を行なっている人には、

たくさんいます。