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穂高岳 884 

2012.07.22 15:00

西穂高岳と奥穂高岳を結ぶ稜線に、

上高地のすぐ裏から登る道がありまして、

岳沢(だけさわ)という谷を詰めます。

 

途中に、岳沢小屋という山小屋がありますけれど、

その手前から、稜線を眺めました。

雪崩(なだれ)で壊(こわ)れる前の、

岳沢ヒュッテの名前が、変わっています。

 

このへんで、標高 2200m ぐらい。

上高地は、標高 1500m ですから、ちょっとしたハイキング。

谷すじを登るだけですから、普通の山道です。

 

奥穂高岳は、右の稜線のなだらかな所で、標高3190m 。

西穂高岳は、2909m なので、

なんとなく、覚えやすいでしょう?

 

稜線に出ると、少し涼しくなります。

真夏でも、雨が降ると、寒くて震える感じ。

 

一番左が、たぶん、2760m のビラミッドピークです。

稜線の、一番低く見えている所が、2850m の天狗のコル。

谷を登る登山道は、そこに合流(ごうりゅう)します。

 

天狗沢と言いますけれど、2500mよりも上は、

石がごろごろの、急斜面のガレ場です。

二足歩行で登っているのに、四つん這いで登っているのと、

さほど変わりません。

踏み出すたびに、石がずり落ちます。

 

雪がたくさん残っていると、

アイゼンだけでなく、ピッケルが必要です。

人間が滑落するの。

 

左端のピークと、天狗のコルの間に、

岩だらけのピークが、三つ、見えていますけれど、

左から、西穂高岳、間(あい)ノ岳、天狗の頭(かしら)です。

 

いずれも、2900m ちょっとの、同じくらいの高さなのに、

右へ行くほど遠くなるので、だんだんと低く写っています。