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西穂高岳 885

2012.07.23 15:00

西穂高岳と奥穂高岳の間の、天狗のコルと言われる一番低い所から、

稜線を南に行くと、西穂高岳が見えてきます。

 

間ノ岳(あいのたけ)から見ると、こういう感じ。

後ろに焼岳(やけだけ)と、雲の上の乗鞍岳が見えます。

西穂高岳の向こうに、山小屋やロープウェイがあるので、

安心ですけれど、距離があるので、しんどい。

 

北アルプスの中でも、穂高って、岩だらけの山ですので、

岩が崩れない限り、足場がしっかりしています。

どれほど急な崖でも、とても登りやすく、

夏山でしたら、レクリエーションって感じ。

 

岩の掴(つか)みにくい所や、足の届きにくい所には、

ちゃんと、鎖(くさり)が垂れていますから、

中学校の遠足でも、大丈夫。

日本でいちばん、登山道がよく整備されています。

 

でも、西穂高岳と奥穂高岳の間の稜線は、距離が長いので、

朝早く出ても、着(つ)くのは夕方。

 

雷(かみなり)が鳴ると、隠れていないと、いけないでしょう?

足をくじくと、ゆっくりになりますから、時間が足りません。

 

だから、このコースは、中学校の遠足では無理、と言われています。

団体の子供がいないので、静かですけれど、

爺(じい)さん婆(ばあ)さんが多いので、後ろめたい感じ。

 

わたしの世代は、若いころに山登りが流行(はや)りました。

いま、その人たちが、定年退職をして、また山登りをしています。

 

ああ、嫌(いや)だ。

50年前に、性転換が流行ったのに、