Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

葉山の砂浜 893 割に合わない医療

2012.07.31 15:00

葉山の海の家です。

ここの海水浴場は、海月(くらげ)が一杯かも。

砂浜にテントを張るのは、暑(あつ)いと思うけど。

 

 

うちのGID(性同一性障害)の患者さんの間では、

心と体の性別が一致しないとか、

体の性別を、心が許容できないとかっていうステレオタイプが、

気になるそうです。

 

性別の文化が嫌(いや)なので、

文化を変更してくれ、ということです。

そういうふうに変えれば良いのですけれど、

自分一人では、どうしようもありませんし、

今すぐには、大きく変わりませんから、

体のほうを、反対の性別の見てくれに変形させたいそうです。

 

反対の性別の文化のほうが、上手く行く、という理由に、

同性愛や、服装の好みや、性格や、体の見てくれなどがあります。

 

あるFtM(female to male 女→男)の人は、

どうせ男性と性交渉をしたいと思わないし、

女として男性と結婚するつもりはないから、

女性器は要(い)らない、と言います。

 

性ホルモンがなければ、骨がぼろぼろになるので、

テストステロンの注射をしたい、と言うの。

 

これこれでなければ、絶対に適応できない、

という気持ちが強く、男性ホルモンを使わなければ、

一生、一人暮らしになってしまうそうです。

 

絶対に嫌(いや)と、我儘(わがまま)を主張します。

望みが叶(かな)わなければ、悲惨なことになりますから、

それよりも、ホルモン注射のほうが、良い結果になるでしょうと、

医者を強請(ゆす)ります。

 

性転換医療をします、と言う看板を上げれば、

こんな人ばかりが来るのは、当たり前ですから、論外です。

GIDを治します、性転換をさせません、という看板を上げなければ、

GID(性同一性障害)の治療は、できません。

 

そうでなければ、ホルモン注射をしたい、という人が、

今のままでは、一生、一人暮らしになってしまうと、

悲壮な覚悟を訴えた時に、

ホルモンをするよりも、そのほうが良いと、

教えてあげなければいけません。

 

もしもホルモンができなければ、自殺してしまうと、

患者さんに迫られても、そのほうが良いとは、答えられませんから、

そう来るのに、決まっています。

 

ホルモンも自殺もしなくて良いように、

ちょっとずつ工夫をしましょう、と言うと、 

GID(性同一性障害)の診断書を頂戴、と来ます。

そんなものを出せば、カミングアウトをしてしまいます。

引き返せないように、みんなに言い触(ふ)らすの。

 

性転換ができます、という看板を上げれば、

心のことは、何とでも言えますから、

これこれの場合は性転換ができません、GIDと診断できませんと、

あらかじめ設(しつら)えた制限に引っかかる場合にしか、

診断を拒否できなくなります。

 

自殺をすると脅(おど)されても、

自殺をしないで、また来てください、と言っていると、

二度と来てくれませんから、万事休すです。

性転換を餌(えさ)にして商売をするお医者さんって、

因果なものです。

肉(しし)食った報いを受けたのでは、割に合いません。