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ペリー公園 994 感情と意識 文化が個体を動かす仕組み

2012.11.10 15:00

横須賀市(よこすかし)の久里浜(くりはま)ってところに、

ペリーが上陸(じょうりく)しました。

石碑(せきひ)と記念館(きねんかん)が建(た)っています。

 

1901年(明治34年)に、

伊藤博文(いとうひろふみ)が揮毫(きごう)しましたけれど、

こんなに、馬鹿(ばか)でかい文字(もじ)を、

書(か)いたのかしら。

 

 

 

科学技術って、何度も実験や試行錯誤を繰り返して、

確かに役に立つものを、選び出します。

予言した通りの未来を見せてくれますので、

科学技術の確かさを、人は信じます。

 

選び出すってのは、物理化学の想定する自然の法則が、

時間と空間にかかわらず、

過去でも未来でも、宇宙の隅々まで、均一かつ不変であるので、

条件を積み重ねて、粘り強く絞り込んで行けば、

最も役に立つものを、順当に見つけ出せる、って意味です。

 

時間や空間や概念などが、

人間の脳味噌の、変更不能な構造に由来しているので、

人それぞれに異なる変更不能な構造を、

みんなで叩き合って、殺し合い、

個体の単位により、自然淘汰をすれば、

やがて、生き残った人の脳に、認識される事実は、

個体それぞれの違いによる矛盾がなくなり、

みんなの価値と意志を現すような、文化的なプログラムに、

一致する、という意味なの。

 

論理という脳の変更不能な仕組みと、

文化的なプログラムを淘汰して、みんなの事実が作られますと、

自然の世界と、論理とが、一致しているように、

わたしたちは確信します。

 

自然の法則の均一性や不変性は、

個体単位の脳の構造に由来しているので、

みんなで、殺し合いと助け合いをしなさい、と言う意味です。

 

時間や空間や概念って、

こっちの情報とあっちの情報とを結ぶ道筋の種類です。

時間は、原因と結果という結びつけ方をする神経の道筋です。

空間は、物体として、情報を纏める結びつけ方の道筋です。

概念って、言葉を作るような結びつけ方です。

 

いずれも、こっちの情報と、あっちの情報を、くっつけますので、

定義と言います。

枝分かれのある定義を作って、定義を分類することを、

論理と言いますから、

論理は、神経細胞の樹状突起や軸索などの、道筋のことですけれど、

とりわけ、変更不能な生まれつきの道筋を言うようです。

 

脳の構造ですけれど、人それぞれに違いますので、

多数派でなければ、悪者(わるもの)と言われて、殺されます。

 

でも、殺すよりも、

奴隷にして、こき使ったほうが、便利かも知れません。

助け合いって、それね。

 

個体の単位によって、脳味噌を自然淘汰するのでなく、

みんなで分業をしますから、殺さずに奴隷にして、こき使います。

お互いに憎み合い、こき使う間柄(あいだがら)の社会を、

助け合いと言いますから、麗(うるわ)しいでしょう?

 

     事実って、

     目で見て、手で触って、耳で聞いたことですけれど、

     他人の言葉を、耳で聞いても、

     中身は、嘘かも知れません。

     真偽は、ともかくとして、

     他人が言っていたのを、聞いたのは、自分の耳ですから、

     信用できます。

 

     物理化学や科学技術が、これこれをしたのは、

     事実であると、目や皮膚や耳が、保証しています。

 

     役に立つことを、確かに作りましたが、

     賢いとか、美しいとか、優しいとかと、同じように、

     役に立つって、価値に決まっています。

 

     確かに役に立つ、と言えば、変(へん)な言葉遣いです。

     確かに賢いとか、美しいのは事実であるとかって、

     価値と事実の区別が、ついていません。

 

     ヒステリーの人と、似たような精神状態ですけれど、

     人は、みんな、価値と事実の区別が、つきません。

 

     役に立たないことを、作り出すのは、

     算数の計算のようなものです。

     いくらでも、任意の数を足し合わせて、

     これこれの結果が出たと、うちの孫が、見せてくれます。

 

     賢いことですので、褒めてあげますけれど、

     できるなら、役に立つ計算を、してもらいたいの。

 

     物理化学や科学技術は、間違いのない事実であると、

     言う人もいますけれど、

     事実は、いくらでも、目の前に見えていますし、

     誰でも簡単に、新しい事実を作れます。

 

     役に立つ事実を作れば、

     価値があると、言われますけれど、

     物理化学や科学技術は、

     意のままに、新しい事実を作る方法に、価値があるとも、

     言われます。

 

     誰の意のまま、なのかしら。

     目の前の雑草を抜きたい、と思えば、

     意志した通りに、雑草を抜き、

     新しい事実を作ることが出来ます。

     物理化学や科学技術は、誰の意図したことを、

     作り出すのかしら。

 

     使い方が悪ければ、物理化学や科学技術の方法は、

     役に立たなかったり、害になったりするそうです。

     みんなの役に立つとは、限りません。

 

     目で見て、手で触って、耳で聞く事実って、

     感覚器官から入ってくる前の、

     脳や体の外側にある世界が、そのようであるから、

     感覚器官を経て、

     世界のあるがままの情報が、わたしたちの脳に入り、

     事実として感じられるのかしら。

 

     わたしたちの側の、価値や意志が、

     事実として、見えているのでないのかしら。

     事実は、脳や体の外側の出来事でなく、

     内側の出来事かも知れません。

 

     そう考えても、まったく合理的に説明がつきますので、

     事実がエステティックに感じられるのは、

     論理がエステティックであるせいかも知れません。

 

     アリストテレスの考え方の特徴は、

     エステティックな論理でした。

 

     脳の内側の出来事と言っても、

     みんなの文化的なプログラムが、いつも使われていれば、

     神経細胞の樹状突起が作られますので、

     個体の脳の中は、

     みんなの文化に乗っ取られているかも知れません。

 

     内臓を、自動的に無意識に動かすための神経の道筋って、

     おおまかなところは、

     生まれた後(のち)に、ほとんど変更不能です。

 

     体が、自動的に上手く機能しているかを、

     哺乳類の個体は感知して、

     他の個体や社会の、文化的なプログラムによって、

     個体の単位の、体の機能を、調整しようとします。

 

     調整や修正が可能なように、新しい機能を獲得したの。

     意識って言いますけれど、突然変異の奇形かしら。

 

     生まれつきに、無意識に感知して、

     自動的に体が作動するのでなく、

     生まれた後に、文化的に修正しますから、

     変更可能な機能です。

     

     哺乳類に共通の意識は、感情って言われます。

     鳥を見ていると、感情があるって、わかりますけれど、

     顔や動作が違うので、哺乳類の感情の要領で理解すると、

     人間は、痛い目に遭うかも知れません。

     哺乳類の中の、人間に近いほうの、半分くらいの種類は、

     ほとんど人間と同じ感情と思います。

 

     ライオンが、シマウマを食べる気持ちや、

     シマウマが、食べられる気持ちって、

     ほとんど人間と同じです。

     性転換医療を行なうお医者さんと、

     性転換をする患者さんの気持ちって、

     ライオンやシマウマの気持ちと、区別がつきません。

 

     ライオンに食べられるシマウマって、

     とても気持ち良さそうでしょう?

     

     感情って、

     他の個体や社会と、コミュニケーションをして、

     個体の機能を調整したり、修正したりします。

 

     人間の大脳の機能は、

     感情の機能を、論理的に拡張しますけれど、 

     他の個体や社会から入ってきた情報と、

     体の機能の調整や修正のために出て行く情報とを、

     脳味噌の中の、こっちと、あっちの情報として、

     樹状突起や軸索などの神経細胞の手足や電線により、

     枝分かれの条件をつけて、繋いでいます。

 

     空間や時間や概念などと言われる種類の、

     定義や分類をしているのと同じですけれど、

     コンピュータで言うと、情報の足し算をしています。

     枝分かれがありますから、

     足し算ができれば、引き算や割り算もできます。

     算数は、なんでも出来ますので、演算と言います。

 

     変更不能な神経の道筋のほかに、

     文化的に作られたプログラムが、

     樹状突起の枝分かれに表現されています。

     変更不能な長い軸索の経路を、

     変更可能な樹状突起の枝分かれが、選択しているの。

     だいたいは、太くて単純な道筋が、選択されます。

     

     みんなの文化的なプログラムって、言語や法律みたいに、

     みんなの仕様を覚えて実行しないと、殺されるでしょう?

     入ってきた情報に対して、出て行く情報が、

     最初から決っているようなものなの。

 

     認識される事実を知ってから、

     わたしたちは、価値を測り、意志を作るのでなく、

     みんなの価値や意志が、

     みんなの事実として知られているだけかも知れません。

 

     感情って、体の機能の実行の具合を、評価しますけれど、

     自分の体を、自分で評価するのなら、

     感情や事実や自我などの、意識なんて、必要ありません。

     無意識の自動機械のほうが、合理的です。

 

     みんなとコミュニケーションをして、

     みんなの文化というプログラムにより、

     自分の体の機能が評価されて、

     気持ち良かったり、気持ち悪かったり、

     という感情が作られます。

 

     みんなに評価されれば、気持ち良く感じられますから、

     奴隷のように、こき使われても、

     自分の体は、上手く機能していると、自覚されます。

 

     感情は、多くの哺乳類に共通ですので、

     ライオンに食べられたシマウマのお肉が、

     高く評価されると、

     シマウマには、自分の体が上手(うま)く機能して、

     気持ち良いと感じられますから、恍惚とします。

 

     みんなとコミュニケーションをして、

     みんなの文化的なプログラムにより、

     個体の体の機能が評価されて、感情を持ち、

     調整や修正を自覚して、意志を実行するには、

     事実を知る、と言われる計測が必要です。

 

     こまめに実行して、そのたびに計測して、

     事実を知ります。

 

     みんなのプログラムを実行するために、

     個体の機能を測定した結果が、価値と言われます。

     感情の理由のようなものかしら。

     わたしたちは、価値を知り、

     自分の体の機能を変更しようと、意志して、実行します。

 

     わたしたちの見ている事実って、

     みんなの文化的なプログラムと、

     自分の体の機能の違いを、測定しているの。

     測定結果が、事実として見えていますから、

     事実は、価値や感情や意志の現れと、言えます。

     

     みんなとコミュニケーションをして、分業をすると、

     個体の単位によって、脳味噌や体を殺さずに、

     奴隷のように、こき使うことができますから、便利です。

     助け合いの精神ですから、麗(うるわ)しいでしょう?

 

     古代ギリシャからコンピュータに至る考え方って、

     エステティックですけれど、

     アリストテレスの考え方に、よく現れています。

     物理化学や進化論や精神分析などの考え方ですけれど、

     根本的には、論理学です。

 

第二次世界大戦後の進駐軍の頃に、

欧米白人と日本人の合いの子って、すごく虐められたのに、

今は、白人に似ている顔や体の見てくれの子が、

ふんぞり返って、自惚れています。

 

GID(性同一性障害)も、

異性に似ているために、虐められて、性転換を希望した人たちが、

だんだんと、異性に似ていることを自慢するようになり、

今は自惚れたいために、性転換をするようになりました。

 

お医者さんのほうの精神障害の症状のせいで、

精神の病気の人たちが、

性転換に袖(そで)を引かれたのですけれど…

 

お医者さんが、自分の精神障害を、

誤魔化したり、隠したり、満足させたりするために、

精神の病気に罹った弱い子を見つけて、

性転換をしたいと、言わせました。

文化的に、洗脳したの。

     

GID(性同一性障害)は、

患者さんの病気でなく、お医者さんの病気ですから、

患者さんを診察したり、治療したりするのは、無意味です。

性転換医療を行なうお医者さんを、診察して、

治療しなければいけません。

     

性転換医療を行なうお医者さんって、

代理ミュンヒハウゼン症候群のようなものなの。