Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

スギ 1023 統合失調症の妄想

2012.12.09 15:00

雄花(おばな)。

杉(すぎ)って、日本特産(にほんとくさん)です。

 

北山杉(きたやますぎ)という名札(なふだ)があったので、

写(うつ)しましたけれど、

どう見(み)ても、

 

 

統合失調症の、妄想や幻覚や支離滅裂って、

健常な人でも、起こります。

 

自分で、妄想や幻覚の、出し入れが出来なくなり、

人に指摘されても、引っ込められずに、

常時、出っ放しになると、統合失調症と言われるかも知れません。

 

頭の中が、妄想ばかりになると、

自動的に支離滅裂になりますけれど、

生活の一部分だけが、妄想に動かされていても、

不可欠ですと、人生全体が支離滅裂にならざるを得なくなります。

 

だれでも、自分一人で、過去や未来を考える時は、

必ず、色々な場面や場合を、思い出したり、想定したりして、

頭の中で、シミュレーションをしますから、

たくさんの、実在や架空の、登場人物が出て来るのは、

当たり前です。

 

二つのことを、これこれならば、こうである、というふうに、

原因と結果の関係として、時間的に一つに纏(まと)めたり、

これこれの物体に見える、というふうに、空間的に一つに纏めたり、

概念のように、論理的に一つに纏めたりする機能が、

統合失調症の人って、変(へん)になりますので、

一つに纏めて、整理して、分類することが、困難になります。

 

脳の中を、整理整頓するのが、しんどくなり、

部屋の中の、後片付(あとかたづ)けが出来なくなったり、

実行の手順を、

計画的に思い浮かべることが、出来なくなったりします。

 

これって、脳の中の神経の繋がり方や、化学物質のくっつき方が、

健常な人と異なり、

生まれつきに変(へん)に出来ていて、変更できないこともあれば、

健常に生まれたにもかかわらず、

途中から、変(へん)になって行くこともあります。

 

幼児の頃は、健常であったのに、生まれつきの素質のせいで、

生きれば生きるほど、雪が降り積もるように、変(へん)になれば、

途中から、異常が目立って来て、統合失調症と診断されます。

 

健常な人でも、

生まれつきの神経の繋がり方や、化学物質のくっつき方の、

大まかな部分は、変更不能ですけれど、

文化を習得して、記憶が増えて行くように、

脳味噌の中の神経の繋がり方の、細かな部分は、変更可能です。

 

小枝が細かく枝分かれして行くように、

神経が手を延ばして、表面を立体的に広くした所が、

大脳の大部分の、深い皺々(しわしわ)なのですが…

 

化学物質の量と、化学物質の受容体の形や能力などは、

調節をすることができますので、

脳の中の化学物質のくっつき方も、

免疫機能のように、部分的に変更することが可能です。

 

神経にしても、化学物質にしても、

老化すると、変更が困難になり、

人間の体が死んでしまうのは、仕方ありません。

 

統合失調症の患者さんには、

変更不能になって行くのが、老化よりも、うんと早いのに、

老化のような脳の仕組みが発見されませんので、

寝たきりの老人のように、長生きをする人も、たくさんいます。

 

悪さを自制できずに、大量の抗精神病薬を飲み続けていますから、

寝たきりに近い生活になるのは、当たり前ですけれど、

ほとんど、寿命が短くなりませんから、幸せです。

 

GID(性同一性障害)の人は、

体を壊して、確実に寿命が短くなりますから、

心配しないでください。

 

統合失調症の人は、妄想を引っ込めることができませんので、

妄想を、正直に実行してしまうと、大変です。

抗精神病薬を飲んで貰(もら)わないと、仕方ありませんけれど、

お薬を飲めば、自動的に、思考力や実行力が低下しますので、

自分の考えや行動を、制御することが、一層、困難になります。

 

統合失調症や鬱病などのお薬って、

飲まなければ、やって行けないように、

わざと癖(くせ)をつけますから、大変です。

お薬の依存症にならないと、お薬が効かないの。

 

統合失調症の人は、頭の中で想像したことと、

事実を見て、実際に間違いないと、確信することとの、

区別がつかなくなりますから、

実際には、そう簡単に、妄想を引っ込められません。

 

こんなことを言うと、怒られますけれど、

精神科の看護師さんのほとんども、

区別がついていないような気がします。

 

原子力発電所の事故のせいで、宇宙人がどうのこうのと、

言う人って、区別がついていないかも知れませんけれど、

生活に支障を来さなければ、性格的な長所と言えるかも知れません。

 

みんなの事実って、そもそも、妄想や幻覚の一種なの。

 

妄想や幻覚や支離滅裂などを、精神の病気の基準とするのは、

引っ込めたほうが良いかも知れませんけれど、

そうなると、統合失調症という概念が、

丸潰(まるつぶ)れになりますから、厄介です。

 

ロボトミーが、ノーベル賞を受賞したのに、糾弾されて、

抗精神病薬が、精神科の薬物療法を切り開いたのに、

また糾弾されると、精神科医は、石を投げられます。

 

たしかに、無理やりに精神科の入院病棟に押し込んで、

抗精神病薬を飲ませて、大人しくさせるより、仕方のない人が、

世の中の1%ぐらいは、いるのですけれど、 

ゲーテのファウストが、悪魔と問答をするように、

架空の何者かと問答をしながら、

その存在を、信じて疑わない人って、

世の中の15%ぐらいは、いそうです。

 

看護師さんのように、妄想の議論を始めると、支離滅裂になる人も、

それと同じぐらいの割合と思います。

わたしは、好き嫌いの議論をすると、支離滅裂になります。

 

論理や因果関係や物体などって、

無関係なものを、無理やりに、くっつける方法ですので、

妄想や幻覚や支離滅裂って、ようするに、

みんなと一緒の神経の繋がり方や、化学物質のくっつき方や、

流行の文化的な価値観などと、違っているだけです。

 

人間って、殺し合いや助け合いにより、

品種改良をされて、生まれて来ますから、

大部分の人の、生まれつきの変更不能な素質って、

みんなと一緒の、

神経や化学物質などによる論理や時間や空間などです。

 

みんなの文化を変更すれば、品種改良の方針も変わりますけれど、

日本国憲法のように、そう簡単には、変更できません。

ぶち壊したほうが、早いかもね。

 

目や耳のように、波動を感知する能力も、

特定の記号の組み合わせを知る、という文化的なものが、

大きいのかも知れません。

勝手聾(かってつんぼ)と言われる人が、たくさんいますけれど、

聞こえる中身と、御本人の文化的な素養とは、

密接に関連しています。

 

聴覚だけでなく、視覚も同様と思いますけれど、

人間は、目が良いので、目で見た事実は、

健常な人でも、精神の病気と言えるくらいに、頑固です。

鼻はあほですから、暗示をかけると、すぐに引っかかります。