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ブドウ 1205

2013.06.13 15:00

葡萄(ぶどう)は、

雌雄異株の野生種に、両性花の咲く品種を、接木します。

 

日本では、北アメリカの3種の野生種に、

ヨーロッパの1種の野生種を交配して、台木を作ります。

北アメリカや日本で改良された品種を、接ぎ穂として、接ぎます。

 

アブラムシが、ウィルスを運びますので、

アブラムシの針が刺さらないような、硬い根が求められます。

日本では、湿った土壌にも、強くなければいけません。 

日本の野生の葡萄の種(しゅ)は、使われないそうです。

 

写真の品種の穂木(ほぎ)が、

北アメリカや日本で改良された品種なのか、

ヨーロッパの品種なのかを

わたしは、よく見分けられません。

 

花壇の草花や、畑の農作物のように、品種の一杯ある植物は難しく、

樹木でも、果樹は、見当がつきません。

 

農家は、農協の言う通りの人が多く、

農協も、農業試験場の言う通りですから、日本の農業は、悠長です。

 

畑の土壌や日当たりや水はけなどと、

苗木の品種を、合わせなければ、うまく行くはずがありません。

 

この写真は、ご近所の庭ですが、

ご両親が亡くなったので、品種を知りませんでした。

 

ブドウは、地中海沿岸だけでなく、

中央アジアが原産ですので、

カスピ海沿岸や黒海沿岸でも、よく見かけます。

 

カリフォルニアでも、しょっちゅう、見ていましたが、

お酒が嫌(きら)いでしたので、

いつまでたっても、品種を見分けられませんでした。

 

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