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アメリカデイゴ 1266

2013.08.13 15:00

公園へ行けば、真夏でも、普通に咲いていますので、

百日紅(さるすべり)と同じくらいに、暑さに強い木です。

 

寒さには弱く、東北地方では無理のようです。

 

メキシコでは、インディオの女性が、

キュウリやニンジンなどの漬け物に、この花びらを混ぜていました。

 

色が滲(にじ)まずに、綺麗なアクセントになりますが、

植物全体に、

クリスタニンというアルカロイドが、含まれているそうです。

 

インディオは、伝統的に、歯痛の鎮痛消炎剤として、

種皮や樹皮を、しがみましたが、

脳に作用しますので、致死性の有毒植物と言われています。

 

日本のサイトには、

サラダや煮物にして食べると、書かれていますが、

わたしは遠慮します。

 

アルゼンチンやウルグアイなどでは、

国を代表する樹木や花になっているそうです。

 

イギリスでは、

雄鶏(おんどり)の蹴爪(けづめ) Cockspur Coral Tree と、

言われています。

 

学名の、Erythrina crista-galli エリスリナ・クリスタガリィ は、

赤い意味の属名に、鶏冠の意味の種小名です。

 

湿地の川沿いに、茂っているそうですけれど、

わたしは、野生のアメリカデイゴを、見たことがありません。

 

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