Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

ノウゼンカズラ 1281

2013.08.28 15:00

凌霄花(のうぜんかずら)の、霄(しょう)の字は、空の意味です。

どうして、こんなに難しい字が必要なのかを、知りません。 

 

現代語では、霄壌(しょうじょう)の差、という成句として、

使います。

天と地ほどの違い、という意味です。

 

凌(りょう)は、よく使うので、問題ありません。

しのぐ、こえる、高い、人を踏みつけにする、などの意味です。

 

かづらと、書くべきでしょうが、

このごろは、「ず」と「づ」の、使い分けをしないで、

「ず」に、統一する傾向があります。

コンピュータのせいかも知れません。

 

わたしの子供の頃は、

かづらを、かずらと書くと、減点されましたが、

今は、かずらと書かなければ、笑われます。

 

昔は、凌霄花(のうぜんかずら)を、

「のうしょう」と読んだそうです。

表記は、「のうせう」でした。

 

夏から秋遅くまで咲いていますから、

真夏の、花の少ない季節に、重宝します。

 

赤っぽい花なのに、どうして涼しそうなのかは、よくわかりません。

蔓性ですので、緑の葉が、壁や屋根を覆います。

花が垂れ下がり、風に揺れますので、

なんとなく、心地良くなります。

 

        ***          ***