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キササゲの実 1282 

2013.08.29 15:00

木大角豆(きささげ)は、

初夏から梅雨頃に、ノウゼンカズラ科の綺麗な花が咲きます。

 

写真は、その実。

木の大角豆(ささげ)なので、キササゲです。

 

大角豆(ささげ)は、三度豆(さんどまめ)みたいに、

20cmぐらいの、長ったらしい莢(さや)が、ぶら下がります。

畑の野菜です。

 

大角豆(ささげ)の莢(さや)には、小豆(あずき)のように、

赤紫色の種皮の、お豆さんが実(みの)ります。

 

小豆(あずき)は、指ぐらいの短い莢(さや)ですが、

大角豆(ささげ)も小豆(あずき)も、

マメ科 Fabaceae の、ササゲ属 Vigna です。

 

木大角豆(きささげ)は、

大角豆(ささげ)に似て、長ったらしい果実ですが、

ノウセンカズラ科の、樹木です。

30cmは、行くかも知れません。

 

毛のある扁平な種子が、並んでいますが、

食べられそうな代物(しろもの)でありません。

 

ノウセンカズラ科ですので、

豆果(とうか)でなく、朔果(さくか)です。

 

利尿薬になるそうですが、漢方薬でなく、

アメリカインディアンが使っていたそうです。

 

日本に自生しているのは、中国からの帰化植物ですが、

河原や川岸などに、勝手に育ちますので、

いつごろに帰化したのか、よく知りません。

 

別種のアメリカ産のキササゲを、街路樹に使います。

 

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