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フェイジョアの実 1339 大脳の判断の条件

2013.10.26 15:00

公園に、フェイジョアの実が、成っていました。

 

地面に落ちた実を、収穫するぐらいですから、

木に成っているのを、もぎ取っても、美味しくないのに…

 

キウイや、ポポーや、フェイジョアなどの、

ニュージーランド産の果物(くだもの)は、

実が大きくなければ、柿や蜜柑や林檎やバナナに、負けます。

 

キウイだけが、日本に定着しましたが、

オッパイやちんちんが、小さければ、日本人も絶滅します。

 

エステティックや、物理化学や、GID(性同一性障害)などは、

そう言います。

 

         ***          ***

 

潰(つぶ)れたソ連の科学主義みたいに、刺激と反射は、

コンピュータの時代に、入力と出力と、言われましたが、

昔の欧米の、ロマンティックな時代には、

認識や行動と、言われました。

 

大脳は、脳神経や脳幹や小脳などから入ってくる情報を、整理して、

実行される情報や、記憶されるだけの情報などに、編集します。

 

脳みそって、個体の運動や変化の、規則性や恒常性を、

維持する仕組みですけれど、

神経を使わない免疫も、同じ目的です。

 

違いを識別して、異物をやっつけるのは、

分類の仕方の、癖や習慣を、維持するだけですから、

あまり賢くありません。

 

癖や習慣になり、融通の効かなくなることを、学習と言いますから、

あほです。

 

新しくあほになると、分類の仕方が変わりますから、

昔は、異物として破壊されたのに、

今は、身内として大切にされたりします。

 

脳みそでは、神経のエステティックな見てくれが変化すると、

個体の運動や変化の、規則性が変わりますから、

情報は、エステティックな形に、記憶されます。

 

脳みそや物理化学は、GID(性同一性障害)と同じくらいに、

エステティックなあほですけれど、

白血球の学習機能も、神経細胞と、どんぐりの背比べですから、

お釈迦さんは、どこから、賢いという言葉を、

掘り出して来たのかしら。

 

昔の、夏目漱石という極楽蜻蛉(ごくらくとんぼ)の小説家は、

運慶が、木の中に埋まっている仁王を、彫り出しているって、

夢十夜に書いていました。

プラトンの想起説のようなものです。

 

大脳の神経って、入ってくる情報に、条件を付けて、

これこれならば、これこれであるって、分類しますから、 

判断と同じです。

 

情報と情報が、互いの条件になりますから、

条件を仕訳(しわけ)している、と言っても、構いません。

 

切りがないので、面倒臭いのですが、

ここ40億年来の、脳のハードウェアになっていますから、

自動機械みたいなものです。

あほと同じで、何の心配も要りません。

 

脳や脊髄には、たくさんの仕訳の方法がありますが、

大脳の仕訳は、生まれた後(のち)に、変更できますので、

他の中枢神経の部分に比べて、賢いと、言われます。

 

変形菌みたいなやつですけれど、

変更不能の中身が変わるだけなのに、

どうして、変更可能と言われるのかしら。

変更不能の中身が変わるのと、融通が効くのとは、違うのに…

 

神経って、こっちとあっちを、繋いでいますから、

そのことが、仕訳の一つの方法です。

 

大脳の神経細胞は、樹状突起や軸索などといわれる生産物が、

スケベな手や鼻みたいに、伸びて行きます。

 

神経の端っこは、大脳の上っ皮の皮質(ひしつ)や、

大脳の奥のほうの、海馬や線条体や淡蒼球などと言われる神経核に、

集まっています。

 

大脳皮質は、6階建ての層構造ですから、

神経の端っこの集まりが、いくつもの場所に分かれていることが、

また、仕訳の方法の一つなの。

 

神経の種類により、

特定の化学物質に反応したり、しなかったりしますから、

これも、仕訳になります。

 

判断の条件の仕訳(しわけ)って、情報の分類と同じです。

 

何よりも、神経の端っこの集まる所では、

神経と神経が、繋がっているのでなく、

犬がおしっこをすると、よその犬が臭(にお)いを嗅(か)いで、

喜んだり、怒ったりするみたいに、

化学物質を垂れ流すと、ほかの神経が、勝手に興奮して、

樹状突起を伸ばします。

 

化学物質を使い、情報を伝えますから、

よその神経が、横合いから、手や鼻を伸ばして、

情報を嗅ぎ取ります。

 

その神経が、今までと、違う所に繋がっていれば、

その情報の仕訳も、新しくなり、判断が変わるかも知れません。

 

実際は、多数決で行きますから、

一本だけ、変人の神経細胞がいると、体(てい)よく、殺されます。

 

アポトーシスってやつ。

細胞や個体の、自死や自殺だけでなく、

体の病気により、個体が幸せに死ぬのも、似たようなものですが…

 

神経って、使われれば使われるほど、

神経伝達物質と言われる化学物質が、放出されますから、

別の神経が、餌に群がるように、一杯集まって来て、混雑します。

 

手や鼻が伸びて、ますます、スケベになりますから、

神経が成長すると、言われます。

雪印の結晶が、成長するようなものかしら。

 

大脳皮質の、それぞれの場所や、神経核などの、

神経の端っこの集まる所では、

判断の条件が、互いにくっつけられます。

 

神経が使われると、

たくさんの神経が、右へ倣(なら)えをするみたいに、

同じような判断が、太くなるだけでなく、

似た者同士が、また細かく条件を付けられて、分類されます。

 

これこれならば、これこれであるって、

判断は、小分けに条件を付けられて、分類整理をされますから、

大脳皮質や神経核などでは、

一つの情報に、他の情報が、条件として、互いにくっつけられます。

 

株の持ち合いみたいなものなの。

 

大脳の情報は、記憶や、感覚器官から入って来る情報も含めて、

どうせ、生まれつきでなければ、

脳神経や脳幹などの、他の体の部分から、

入って来るしかありません。

 

条件を付けて、細かく判断をするのは、

右顧左眄(うこさべん)をして、他の情報を一杯くっつけて

栄養の偏りのない餌を、調理しているようなものです。

 

他の特定の情報や、情報と情報のくっついた半製品みたいなやつが、

大脳皮質や神経核などの、それぞれの場所に、たむろしています。

ハッテン場やディスコや、

GID(性同一性障害)の自助組織みたいなものです。

 

わたしは、櫟(くぬぎ)の倒木にくっついた変形菌を見て、

わたしや、そのへんの人間の脳みそと同じように、

ものの哀れを感じます。