上海のプラタナスとキササゲ 1349 粒のくっつき方と認識の仕方
遠くに、ホテルオークラのビルが、見えています。
目の前は、陝西南路(せんせいなんろ)です。
昔のイギリス人は、
租界の道路に、中国の省や都市の名前を、付けました。
この道を歩いても、陝西省に行きませんから、諦めて下さい。
街路樹は、相変わらず、プラタナスですが、
手前の建物の敷地から、枝を延ばしているのは、
木大角豆(きささげ)のよう。
上海の風景や、顔や気候や流行は、東京とそっくりですが、
言葉や政治が違いますので、うっかりすると、危険です。
日本語を使っていは、いけません。
道の左側を走っては、いけません。
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わたしは、ワケのわからんことを書くって、笑われていますけれど、
インドから向こうの人は、
お釈迦さんやプラトンやアリストテレスやイエスキリストみたいに、
あほなことを考えるのが、好きでした。
物理化学って、
粒々(つぶつぶ)が、くっついたり離れたりする規則性を、
これこれであると、定義します。
その通リに、事実が見えますから、物理化学は信用されます。
見えている通リに、定義しているだけですから、
当たり前ですけれど、昔の人は、宗教や哲学を信じました。
見える通リに、宗教や哲学が、定義していたからです。
昔は、電子顕微鏡やクロマトグラフィーなんか、なかったもんね。
今は、物理化学を信じますから、
昔と今では、異なる物事(ものごと)が、見えています。
事実の規則性が違うので、
昔は、宗教や哲学が信じられて、今は、物理化学が信じられます。
定義の通リに、事実が見えるって、ものすごく不思議ですけれど、
コンピュータが、それを、実証しましたから、
今は、宗教や哲学や物理化学などの、天才でなくても、
冷静に考えれば、その仕組みがわかります。
定義の通リに、器具や機械を使い、見たり聞いたり触ったりして、
物事(ものごと)が、
感覚器官から入って来た種類の、いわゆる事実であると、
認識されるのは、
脳の神経が、認識の中身の規則性を、定義しているからなの。
その規則性の通りに、物事と言われる認識の対象から、
事実と言われるエステティックな認識の中身が、抽出されます。
素戔鳴尊(すさのおうのみこと)みたいに、
認識の対象を、ぶち壊すのが、普通ですから、
規則性って、癖(くせ)や習慣になります。
人間の個体の実行は、宇宙や生物の恒常性の、表現なの。
エステティックって、感覚器官から得られた情報です。
センシティブも、似たような意味ですけれど、
エステと言うと、美容の意味もありますので、誤解されます。
センスがあるとか無いとかと、言われるのも、誤解ですけれど、
ヒステリーの意味と同じで、
本当は何かと、言い出すと、切りがありません。
言葉は、みんなそうですから、諦めて下さい。
みんなの文化的な規則でなければ、事実と言われません。
自分だけの規則ですと、エステティックやセンシティブのように、
感覚器官から得られた情報であっも、事実でありません。
大脳の神経って、樹状突起を延ばして、こっちとあっちを結びます。
化学物質の出し入れの量も、
神経の形を変えれば、新しい規則を作ることができます。
粒々(つぶつぶ)が、くっついたり離れたりするのと、
神経が、こっちとあっちを繋ぐのとは、似たような意味です。
二つの物事(ものごと)を、同じであると、規定したり、
一つの物事を、二つに分類したりすることを、定義します。
何を、物事(ものごと)の共通点として、
何を、仕訳の基準にするか、という価値を、決めます。
わたしたちの脳の神経は、生きていますので、
樹状突起を延ばして、新しい価値を、規定することができます。
その通リに、物事(ものごと)が、
見えたり聞こえたり触ったりされて、認識されます。
自分勝手な価値の脳を作ると、みんなに怒られて、
戦争や死刑などによって、殺されます。
みんなの価値の脳でしたら、無事に子供を作り、繁殖します。
進化論からこっち、欧米の人は、そう考えますけれど、
大陸の多民族社会って、
昔から、押し合い圧(へ)し合いの、殺し合いでしたから、
進化論の言わんとするところは、
ヒトラーやスターリンに聞けば、よくわかります。
品種改良と免疫は、似たような意味ですので、
突然変異や選択などと、言う人もいます。
昔は、宗教や哲学などが、みんなの価値として、人気がありました。
今は、物理化学の人気が、高いようです。
品種改良をされて、
生まれつきに、みんなの価値に近い脳みそでしたら、楽賃です。
宗教や哲学や物理化学などの、具体的な中身は、流行文化ですから、
せっかく品種改良をされて、楽賃な脳みその赤ちゃんが生まれても、
文化のほうが変われば、
骨折り損のくたびれ儲けに、なるかも知れません。
性交渉や妊娠を、骨折り損や、くたびれ儲けなどと言えば、
怒られますけれど…
粒々(つぶつぶ)は、いくらでも小さな粒々が、発見されます。
一種類の無数の小さな粒々の、くっつく量によって、
すべての異なる種類の大きな粒々が、出来ますから、
そこまで、粒々が小さくなるのは、最初から、わかり切っています。
そういう粒々が、くっついたり離れたりする規則性によって、
すべての物事(ものごと)の、変化や運動が、表現されますから、
色々な種類の規則があれば、粒々のほうは、何も要(い)りません。
どうせ、粒々(つぶつぶ)は、無数にあり、1種類なのですから、
規則性だけがあれば、それで十分です。
粒と規則の、二つも要(い)りません。
規則性のほうは、一つ二つと数えられませんから、当たり前です。
認識の規則性も、そうなの。
対象の中から、さまざまな価値によって、
認識の中身を、規則的に抽出します。
無数の種類の対象があるのでしたら、
一々、認識の中身を抽出する必要は、ありません。
たった一つの対象しかなければ、
色々な価値によって、異なる認識の中身を、
抽出しなければなりません。
唯一の神さまみたいなものですけれど、
対象が一つしかないのでしたら、
認識の対象なんか、要らないのと同じです。
さまざまな価値の規則性だけがあれば、十分です。
どうせ、規則性なんか、一つ二つと数えられませんから。
粒々(つぶつぶ)と、認識の対象って、同じですから、
物理化学と宗教の、言わんとしていることも、同じであるって、
コンピュータが実証したようなものです。
わたしは、上手(うま)く表現できませんけれど、
インドから向こうの人は、昔から、こればっかり考えていました。
今でも、クオークや素粒子などと、言っていますから、
アリストテレスやアインシュタインって、
よっぽど暇人(ひまじん)です。
昔は、スコラ哲学と言いました。
お釈迦さんは賢いとか、唯一神のキリスト教や三位一体とか、
プラトンの数学やコンピュータとかも、
ずーっと同じことをやっていますから、
インドから向こうの人は、相当な数寄者(すきもの)です。
中国人なんか、怪力乱神を語りませんから、現金です。
GID(性同一性障害)を見ると、
体を壊すだけで、損をするのにって、
ぶつぶつと呟(つぶや)いています。
QOL(生活の質・quality of life)は、
プラトンやコンピュータの言う幻影ですけれど、
生殖機能を壊して、自滅するのを、幸せであると思うのは、
やっぱり、頭がイカレています。
卵子や精子や妊娠や赤ちゃんや人間のお肉などを、
売買してはいけないことになっていますので、
病気や命も、売買してはいけないのかも知れませんけれど、
性転換医療だけでなく、
お医者さんって、病気や命を、毎日売買しています。
ほとんどの漢方薬は、全然効きませんけれど、
日中国交回復以来、日本のお医者さんは、ちゃんと処方しますから、
欧米やインドや中国などの、大陸のお医者さんは、大笑いです。
文化大革命の名残(なごり)なの。
毛沢東を真似(まね)たポルポトが、
カンボジアのお医者さんを、皆殺しにしていましたから、
GID(性同一性障害)の、患者さんとお医者さんって、幸せです。
日本の、性転換医療を行なわないお医者さんは、
GIDに、漢方薬を処方しますが、
痴呆のお薬を、処方する人もいます。
GIDは、知能の病気ですけれど、
知能って、測れるわけがないのに、
統合失調症や認知症だけでなく、
知能の病気やお薬が、一杯ありますから、不思議です。
お医者さんやお薬屋さんや看護師さんや患者さんって、
類は友を呼ぶように、くっついただけなのに、
昔の医師会の会長は、精神病院を、牧畜業と言いました。
三流の医学部出身って、あほかも知れませんが、
宇都宮病院事件というのも、ありました。