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ビワ 1394 認識の対象?

2013.12.17 15:00

冬に咲く花の、代表です。

果実は、初夏に熟します。

 

枇杷(びわ)の実って、大好き。

 

楽器の琵琶の音色を聞いたり、比叡山や伊吹山に登ったりすると、

枇杷の実を食べたくなり、平家物語を思い出します。

 

ジャポニカの種小名ですが、

自然の枇杷(びわ)を、見たことがありませんから、

中国原産のものが、帰化したのでしょう。

 

琵琶湖で泳いだことも、ありません。

 

           ***          ***

 

認識の対象って、何であるかを、尋ねられたことが、あります。

欧米の哲学は、それでしたから、

日本人も、お相伴(しょうばん)をさせられたのかも、知れません。

 

コンピュータは、認識の対象がなくても、

モニターの映像を、作れますけれど、

欧米の産物ですから、なんとなく、胡散(うさん)臭(くさ)い。

 

液晶という素材を、電気で制御しますが、

制御の仕方は、プログラムに書かれています。

 

素材と規則から、事実と言われる認識の中身が、作られます。

入力という刺激に、反応しているだけですから、

夢と同じように、認識の対象は、必要ありません。

 

遅くとも、古代ギリシャの時代に、プラトンが書き残したように、

知識人に、広く疑われていましたが、

具体的に証明をする手立てが、ありませんでした。

 

アリストテレスは、そんなもん、証明不要なので、

さっさと、具体的な事実を、生産したほうが、

得に決まっていると、考えました。

 

後(のち)の物理化学ですけれど、

科学技術と言われる認識の中身を、今も、作り続けています。

 

弟子のアレキサンダーという王様が、その教えを実行して、

いわゆるヘレニズムの文化を作りました。

エジプトとペルシャとインドを、やっつけたの。

 

キリストという人も、

ギリシャ文化の支配下の、パレスチナに生まれ育ちましたけれど、

ローマも、そう。

 

インドから西が、民族を超えて、

似たような文化に、支配されるようになりました。

 

アリストテレスが、証明不要と、考えた文化です。

事実と言われる認識の中身を、次々に作り出します。

既成事実ってやつ。

 

ヘレニズムの民族は、

みんな、顔が似ていますから、エステティックです。

インドやエチオピアの人も、色は黒いけれど、

ヨーロッパ白人と、似たような顔かたちでしょう?

 

19世紀の初めに、電信が実用化されると、

証明不要な事実の成り立ちが、証明できそうになりました。

第二次世界大戦の終わった直後に、コンピュータが出来て、

わかりやすく証明されましたから、めでたしめでたしです。

 

ラジオやテレビを見れば、

だいたいは、わかっていましたけれど、

日本人は、パソコンよりも、電卓を作りました。

 

わかるよりも、儲かるほうが良いと、考えましたから、

ラクダに跨(またが)った商人の、預言者モハメットよりも、

現金でした。

 

ソ連や日本が、潰れてからも、

アラブ諸国が、風前の灯火(ともしび)に、なりました。

無人機やミサイルを飛ばすには、

電卓よりも、パソコンのほうが、役に立ちます。

 

認識の対象なんか、何も要(い)りません。

均一な素材を、規則的に加工して、

事実と言われる認識の中身を、作ります。

入って来る刺激が変われば、製品の事実も変わリますから、

認識の仕組みって、工場生産みたいなものです。

論理と言います。

 

宇宙は、粒々(つぶつぶ)と規則から、出来ているって、

欧米の男性は、好きなの。

 

事実は、素材と規則から、出来ています。

刺激は、コミュニケーションってやつ。

人間社会の、個体と個体の会話だけでなく、

風が聞こえる、溶鉱炉が熱い、というような刺激も、

コミュニケーションです。

 

夢が、そうでしょう?

眠っている人の、足の裏を、

こちょこちょっと、弄(いじく)ってやれば、

夢の中身が、変わります。

 

事実と言われる認識の産物だけでなく、

プログラムに書かれた規則も、人間が作ります。

 

作られた事実を、素材として、使い回します。

記憶が、積み重なりますから、変更不能なものが、溜まります。

 

融通が効かなくなるのを、人間は、賢いと言います。

文化を使い回さなければ、動物みたいに、あほですけれど、

変更不能な事実が、ゴミの山みたいに、溜まって行くのは、

統合失調症の人の暮らし振りに、似ています。

 

プログラムを作るのは、論理的ですけれど、

生まれつきの神経や化学物質の、繋がり方やくっつき方が、

最初から決まっているような能力ですから、くそったれです。

 

文学的には、因果関係や相互関係などと、言いますけれど、

お釈迦さんは、瞑想に耽り、諸国に、教えを広めました。

一族郎党の町を、よそ者に盗られましたから、

くそったれの気持ちが、よく現れています。

 

解脱するのが良いって、性転換医療よりも、桁違いに無責任です。

オウムとGID(性同一性障害)は、いい勝負と思いません?

暴走族を、健全なオートバイ競技に導けば、性転換になるとか… 

 

認識の対象が無いのなら、感覚器官は、何を感知しているのかって、

お釈迦さんや麻原さんに、聞かなくても、わかります。

 

統合失調症の人も、認識の対象が知られるのでなく、

誰かが伝えて来た情報を、患者さんが感覚する、と言います。

健常な人の、ロマンティックな思想よりも、

統合失調症の、妄想や幻覚のほうが、洒落ています。

 

風や石ころに、意志があるのを、知りませんけれど、

事実と言われる客観的な世界があると、思わないほうが、

よくわかり、よく精神の病気になります。

 

科学主義って、ソ連が掲げていましたが、死にました。

共産主義の中でも、

マルクス・レーニン主義や、スターリンや毛沢東の考え方などは、

唯物論で行きますけれど、

カントやヘーゲルなどの、ドイツ観念論の枝分かれです。

 

どうして、観念論が分化すると、唯物論になるのかって、

わからなければ、道に迷うかも、知れません。

 

客観的な認識の対象がある、と考えるのは、

そんなものは無い、と考える道筋から、派生しましたけれど、

アリストテレスが、プラトンの弟子であったのと、

似たようなものです。

 

実際に目で見て、手で触って、耳で聞いて知られる事実と、

そうでない認識の中身とを、

世間一般の平均的な人は、識別できません。

 

識別する能力に、優劣があり、

完全に識別できる人は、一人もいません。

 

事実を知る手順を、論理といいますが、

刺激と言われるコミュニケーションの情報を感知すると、

価値を定義したプログラムと言われる文化的な規則を、

素材に適用して、事実と言われる認識の中身を形成しますので、

事実は、価値の通リに、作られます。

 

刺激は、変数を、入力するだけみたい。

 

論理は、生まれつきの脳の神経や化学物質の、

繋がり方やくっつき方に、現れていますので、

人により、事実を作る能力に、優劣があります。

日常会話の言い方ですと、

事実と、事実でないことを、識別する能力に、個人差があります。

 

世間一般の成人の、平均的な能力は、

国語の読解力や、数学の初歩の問題を解く中学生の、

平均的な能力と同じです。

新聞の三面記事の刑事事件を読んでも、あらすじを理解できません。

 

論理能力って、事実を作る能力ですから、

無限大の能力の人がいないように、

論理能力に、間違いのない能力は、ありません。

 

科学技術の成果を見ても、

論理能力が低ければ、なぜ、そうなるのかを理解できませんから、

事実と手品は、似たようなものです。

 

仕組みがわからなければ、

科学技術が事実であるとは、絶対にわかりませんけれど、

エレベータに乗れば、ちゃんと100階まで、行きますから、

科学技術は、絶対に間違いのない事実であると、確信します。

 

わからなくても、事実であると、確信するのですから、

他人の言った嘘を、事実であると、確信するのは、簡単です。

 

裁判の証言を、事実であると、

裁判官は、どうして確信したのかしら。

アメリカ合衆国でしたら、無罪かも知れないのに、

日本でしたら、刑事事件は、ほとんど有罪です。

 

日本の事実と、アメリカ合衆国の事実は、違うのかしら。

あっちは、嘘つきが多く、日本人は正直者が多いって、

証明できるのかしら。

 

わたしは、日本人のほうが、嘘つきが多いような、印象を持ちます。

証拠がなくても、信じてもらえますから、

みんな、平気で嘘をつきます。

 

嘘って、みんなが口を揃える特徴があります。

嘘をつく人が、みんなの証言に反して、

自分一人だけの、独自の嘘をつくって、少ないような気がします。

 

嘘は、みんなが口を揃えますから、

他人の言葉を信じるのは、すごく危険でしょう?

日本社会の特徴です。

 

動物って、そうなの。

雁(かり)は、いつものリーダーが、決まっていないのに、

奇麗に並んで、空を渡ります。

 

空気の流れに乗ったほうが、飛びやすいと思いますけれど、

前を飛ぶ鳥の、斜め後ろが、一番楽ちんなのかしら。

 

心筋細胞も、それぞれが勝手に拍動していたのに、

みんなが集まると、同じリズムに統一されます。

 

電気的に、そうなっていますけれど、

裁判の嘘も、脳味噌が、そうなっているので、

みんなが口を揃えて、嘘をつくのかしら。

 

見ていないし、触っていないし、聞いてもいないのに、

確かに見た、間違いなく触った、天地神明に誓って聞いたと、

平気で嘘をつきます。

脳味噌の神経って、渡り鳥や心筋細胞と、似たようなものなの。

 

嘘をつかなければ、事実は成り立ちませんから、

嘘の付き方の、規則性が問題です。